2008/09/20 - 2008/09/23
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pianoさん
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花の東京から足が遠のくこと早5年。
仕事の関係で頻繁に出張していた頃は、出張に事欠いて下町散策個人ツアーに勤しむ、あー、懐かしき黄金の日々だったのだが、それも遙か古のこと。
部署の異動に伴い、出張と言う名の羽をもがれた鳥は籠の中でさえずるのみ。
このまま籠の中でピーピー鳴いていても埒があかぬ、籠を破って大空へ羽ばたこうではないか、花の東京へは己の翼を羽ばたいて行こうではないか…お前はイカロスかー?
なーんて、今や東京への夜行バス市場はまさに戦国時代、各社が競っての価格競争、ついには往復で11,000円と言う破格の値段も出る有様、うぷぷ、なんて素敵なプライスだこと…。
と言うことで、今回は超激安の貧乏旅行(今回もだろー。)、泊まりは当然の如くサウナと財布に優しく、財政再建に怠りない気配り(冬までにはダイビング旅行の資金を調達しなくてはと、四苦八苦…。)
夜行バスは夢をのせてハイウェイを突っ走る、ひたすら東へ東へ…。
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岡山駅付近の駐車場を午後10時発。
飛び石連休と言うこともあって全席完売,鮨詰め状態,鮨は大好きだが鮨詰めは喰ったことが無いのだが多分不味いのだろう…。
心なしか車内の空気が薄い,と思うのは全くの気の所為で,早々にナイトキャップのウィスキーのミニボトル180mlを酔い止めと共に流し込む。
こんな飲み方をしていると,きっと長生きはできないのだろうと思うのだが,ちびちび味わって飲むことが相に合わないので,短命で譲歩しようと思う,その代り神様太く短くね,お願い…。
バスは東京まで2度トイレ休憩を行う,いきなり車内の灯りが灯され,ドライバーが大声で「トイレ休憩ですよー!」と叫ぶ,然るに深い眠りの底に身を置いていても無理やり海上に浮上させられ,ゾンビさながらにヘタヘタとトイレへと向かう,それも2度もだ,勘弁してくれよ…。 -
朝の7時半に東京駅前に放り出されるとしたら,何が出来るか?
皇居一周マラソンか?スタバでコーヒー一杯にしがみついて読書にふけるか?
答えはノーだ,マラソン何て死んでも嫌だ,俺は24時間テレビの芸能人じゃ無い,スタバでコーヒーも遠慮しとこう,読書はゆったりとした時間にするものであって,久々の上京でアドレナリンが体中を駆けまわっている時にゆっくりページを捲るなんて…そう,時間の無駄…。
つーことは,残された選択肢は谷根千ぶらぶらだべ,これは良い,出張の時も何もすることが無ければ,無性にぶらぶらしたくなる絶好のエリア,都会の落とし穴,東京のブラックホール,谷根千よろしおすえ…。 -
と言うことでやって来ました谷中墓地。
お彼岸とは言え時間が早い所為か、墓参の人は疎ら、もっぱら忙しくしているのは、墓掃除等を委託されている業者の方々で、日曜なのにご苦労さん…。
墓地巡礼とは甚だ不謹慎な気もするが、TDRもハロウィーン・パーティーの真っ最中と言うことで許してもらおう…あー、何だか全然関係ねーよ的誹謗中傷が来そうな気もするが俺は総じて大らかな性格なので気にしないことにしよう…気にしろよー。
大仏様お元気ですか?俺はすこぶる元気です、では、先を急ぎますので失敬…。 -
打放しコンクリートの柱、シンメトリックに整えられた芝生、おー、伝統とモダニズムの見事な融合やっちゃいました的な寺発見。
さすが東京、寺もアートだ。 -
あくまでも美しさに拘るお寺、何気なく置かれる鉢植え、それまでも一つのアートとして成り立っている雰囲気…。
これは住職が意図に行っているのだろうか?伝統文化とモダニズムの融合について住職と熱く語ってみたい…そんなことは欠片も思っていません、あー、住職、芝生伸びすぎだよ…。 -
とことん美的意識に拘る住職、庭砂に波紋を施す徹底ぶり…何が彼をそこまで駆り立てるのだろうか?単なるマニアか?暇人か?…すんません、勝手にもてあそんじゃって、悪意はありません…あるって、絶対…。
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谷中猫発見。
容姿、毛並み共に上々、普段の食生活がうかがえますねー、旨いもん喰ってるんだろうなー、多分俺よりは…はははは、俺も猫並みの食生活を送りたいもんだねー。 -
由緒正しき日本のお寺。
本堂の前に椅子が2脚と机がちんまりと並んでいます。
墓参りついでに住職と縁台将棋に興じながら、日頃の悩み伺いちゃいますキャンペーン展開中なのか?果たして白熱したバトルの最中に冷静に檀家の悩みを聞けるのか?住職大丈夫かー? -
彼岸花
地球温暖化が声高に叫ばれ、地球終末までのカウントダウンは実はもう既に始まっているんだー、と噂される今日この頃、でも、彼岸には彼岸花がきっちりと咲いてます、あー、何だかちょっと安心…。 -
誰もいねーぞ!谷中墓地1人占めだー、がははははは…あー、何だか気のせいか非情に空しいなー?
おーい、東京都民のみなさーん、彼岸ですよー、ご先祖さんの供養しましょうよー。 -
川上音二郎の墓。
「オッペケペー節」で一世を風靡した新派の俳優・芸人だそーです、明治44年没…俺の影も欠片も微塵も存在しなかった頃の話。
日本を飛び出しアメリカ、パリで公演を行うなど、この時代にしては天然記念物的貴重な芸人、それも好評を博しちゃったそうだ、芸は言語の壁を乗り越えられたのか?甚だ興味をそそる話だ。 -
谷中猫PART2
先程の猫といい、なかなかのイケメン、谷中はイケメン猫を量産しているのか?
それとも、大都会故イケメン猫の数も多い、然るにいけてない猫もそれなりに大量に存在するのか?謎だ? -
徳川慶喜の墓
幕末,時代の巨大なうねりに翻弄された徳川最後の将軍,江戸時代400年に幕を下ろした男の墓。
新撰組の1ファンとしては,何故に鳥羽伏見の戦で本陣にどっかと腰をすえ指揮が執れなかったのか?何故大阪城に味方を残して江戸に逃げ去ったのか?不満はたらたらなんだけどー…。
水戸藩に生まれ,幼くして尊王思想と共に育った彼が,徳川幕府の長として朝廷に弓を引くことへのジレンマ,そんな事を考えると何だか酷くくじ運の悪い人だったんだよな,そもそも外れくじしか無いくじ引き…。 -
聖亜使徒大主教ニコライの墓
御茶ノ水の近くにあるニコライ堂を建てた方,ロシア人の大工さんです…嘘,幕末に遥々ロシアの地からロシア正教を布教に来た,ニコライ・カサーツキン(あー,何てロシアっぽい名前なんだよー。)大主教の墓だそーです。
俺も幼少のみぎり,近くのプロテスタント教会に足繁く通いましたよ,エ?嘘だろって?いや,これはマジです,実は教会に卓球台があり,卓球99%ミサ1%の重点配分で通ってましたよ,でもねクリスマスの劇で東方の三賢者の役をやらせてもらったんですよー,がはははは,羨ましいだろう…エ?全然? -
老舗の花屋さん「花重」
一部改装しているものの,歴史の荒海を乗リ越えてきた感十分な外観,あー,やっぱり谷中って雰囲気が違うなー。 -
何だかとっても素敵な町カフェ発見。
天気の良い日は,日光をたっぷり浴びてカフェオレで話を弾ますのはいかが? -
愛王子ですよー。
谷中をぶらぶらするたびに気になっていたんだけど,映画「転々−てんてん−」でオダギリジョーと三浦友和が東京散歩をするうちに何気に入ってしまうシーンがあり,待望の店内が明らかに…て,あれってロケだよね?セットじゃねーよね?と思いつつ今日もまた通り過ぎちゃった…。 -
谷中岡埜栄泉どすー。
豆大福旨いですー,なまじ繁盛していない所為か(えらい,お世話だよー。)1個でも気軽に買えます,買いたてを口に頬張ると餡の甘みと豆のほんのりとした塩辛さが口に広がり,あー,至福の一時…。
で,まだ開店前だよー,ひー! -
町中のフリースペース。
壁一面に映画のポスターからフリマのチラシまで種々雑多のものがびっしり…。
ベンチが置いてあり町歩きに疲れたら一休み,ほっ…。 -
台東区循環バス「めぐりん」
レトロなえんじカラーも可愛い「東西めぐりん」,しっかり台東区のヒロイン(どっちかと言うとヒーローっぽいが…。)浜口の宣伝も忘れてない,おー,地域密着だよ…。
京子ちゃんも笑顔が可愛いお年頃だけどさ,結婚大変だよね…,だってあの親父だろ,
「娘さんを…。」
「気合だー!! オィッ!! オィッ!! オィッ!!」
って,玄関から100mほど放り投げられちゃったりして…。
あー,怖い…。 -
スタバ帝国の野望が成就し日本を制圧しようとも,下町には何だかアリスが転がり落ちた異次元の世界のような喫茶店がドーンとねづいてる…。
当分の間閉店します…って書いてあったけど…。 -
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