欧州浪漫ダイジェスト版?　-大聖堂-

2008/09 - 2008/09

　欧州では、教会を中心に街が広がる。
街のシンボルでもある教会や大聖堂を撮るのも、欧州浪漫に繋がるんだなぁ。

エリア ルルド(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

　夜も明けきらぬうち、ルルドの聖域（Sanctuaire）と呼ばれる地域に足を踏み入れます。
　マリア像が神秘的にたたずむ、朝焼けの街。

　「時刻は午前７時２０分なのに、夏時間のいたずらでこんなに暗いんです。RyuSieさん、そんなに早起きしてるわけじゃ、ありませんよ！（￣ｐ￣）」

　ば、ばらすな！

　日本で日の出の時刻が一番遅いのは、１月上旬になるのだが、九州でも７時半までには陽は昇ります。
　今まで体験した一番暗い朝でした。それにしても、夏時間恐るべし。

　聖域の正面にそびえ建つシュペリウールバジリカ聖堂（Basilique Superieure）。月がまだ煌々と輝く朝。

　この聖域では、毎晩20:45からローソク行列（Les Processions）が行なわれる。街中から人々が集まり、聖堂の前をゆっくりと歩き出す。
　昨晩、見学したが、ミサや聖歌はフランス語が解らずとも心に染み入る思いがした。

　高台にそびえ建つ城塞は、ピレネー博物館となっている様だ。
朝焼けの中、気高く建ちそびえて見える。

　朝焼けと月が織りなす神秘のシンフォニー。
なかなか見れる光景ではない。
↑日本でも早起きしましょうよ！

　朝焼けを見るほどの早起きは日本ではなかなか無理だから、夏時間の早期導入を麻生さんに提言しよう！

　写真の聖人は右手にペンを持ってると受取った。
毎朝、空をキャンパスに落書き（飛行機雲のこと）を楽しんでいる様だ。

　茜雲の空の下、大聖堂がそびえ建つ。

　茜雲と月、大聖堂の神秘的な共演。

　まだまだ朝焼けが楽しめる。
時刻は７時４０分。

　金色の十字架も陽の光の前には、シルエットと化す。

　明けない夜はないが、明けるのが遅いことはある！？

　渡欧を始めてから明るいうちの夕食には慣れたが、暗いうちの朝食にはまだ慣れていない！？

　ここで大聖堂から降りて、ルルドのお水酌み！？
ダイジェスト版では写してないが、聖堂に向かって右手にマリア様が出現したと言われる洞窟があり、そこから水がこんこんと湧き出ている。
　洞窟への立ち入りは、すごい人だかりだが、水は水路で引いて洞窟から離れた場所の蛇口から容易にいただけます。
　ただ、陽が昇ると同時に、多数の団体さんが押し寄せるので、日中の様子は解りかねます。
　宿泊ホテルにも団体さんがいたのだが、食事中だったのだ。一足先に動ける個人旅行は機動力が売りなのだ。

　この聖堂の真下に水が汲める蛇口群があり、右手に聖なる洞窟がある。洞窟の上に大聖堂を建てたと言うのが正解だろうが、その信仰心には頭が下がる思いだ。

　ところで、聖堂が朝日に輝いてきましたよ！

　手ブレをおこしてますが、どうですか、朝日に輝く大聖堂、見事でしょう？

　翌日の朝は曇り、その次の日は小雨。
朝焼けは綺麗ですが、やっぱり天気が崩れる前兆なのだ。（T0T)

　では、次はピレネーの山に行きましょうか！
オン　ニ　バ！