宮崎駿監督の心を掴んだ「シャロットの女」・テート　ブリテン

2008/09/11 - 2008/09/11

７月１６日　読売新聞夕刊。
　宮崎駿監督が作品「崖の上のポニョ」について話されています。
　その記事で,「もののけ姫」について

　「コンピューターグラフィックスを使った大作は、商業的にも成功した。だが今度は『大人向けになり子供の存在を忘れていく』という思いが募った。そんな折、ロンドンのテート・ギャラリーを訪れ、一枚の絵に胸を打たれた。英国のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの『シャロットの女（１８８８年）』。たまげた。油絵の具で描かれた湖面や水草の色が、美術館に差し込む日の光によって刻々と変わる。アニメで」表現し切れない豊かさに改めて気づかされた」

とあったので巨匠の心を掴んだシャロットの女、ぜひ実物に会いたくなってテート・ブリテンへ。


　実物を見た感想は「意外にデカい」です。
　勝手にイメージから、もっと小品だと思っていたのに。
　偶然でしょうか、作品の前に立つ女性の髪が同じ。
　
　旅行では美術館博物館廻りをする事が多いです。
　
日本でも特別展企画展に行きますが、混雑していてユックリと見る事が出来ません。

　その点、外国の美術館は、ゆったりしていて良いですね。

エリア ロンドン(イギリス)

この絵画を見てると「オフィーリア」の絵が思い浮かんできます。
ミレイのオフィーリアは、この絵と感じが似ていますね。

シャロットの女は、アーサー王と円卓の騎士の話です。

アーサー王と円卓の騎士は、日本で言えば西遊記か水戸黄門漫遊記あたりのポジションか？