2008/09/12 - 2008/09/16
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hiko☆さん
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海抜8,848m!エベレストを見た!
今回は、街全体が世界遺産に登録されているカトマンズと、世界最高峰エベレストを見るツアーに参加。
雨季から抜け切れない9月中旬だったので、ちょっと雲海が多かったけど、眼の前に現われた「地球のてっぺん」は、圧倒的迫力!
威厳あふれるまさに名峰でした。
「そこに山があるからだ」の名言を残したイギリスの登山家「ジョージ・マロニー」は、1924年にこの名峰に挑戦したものの消息を絶ち、1999年5月に8,160m付近で登頂当時のままの姿で発見されたとのこと。
現在では、カトマンズの街から遊覧飛行で簡単に頂上を見ることができますが、登頂挑戦当事は近代的な設備もなく、体力と気力の勝負だったのではないでしょうか。
そして、「人間よりも神様の種類のほうが多い」と言われるカトマンズの街。歴史ある建造物のなかで、人々がひしめき合うように生きている街でした。
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ネパールって、やっぱり日本からは遠いです。ほとんどインドですからね。関西空港からは直行便が週二回でているそうですが、今回は成田からシンガポール航空で一旦、シンガポールに入り一晩空港で泊まってトランジット、翌朝カトマンズに向かうというルートでした。
成田→シンガポールが、約7時間。シンガポール→カトマンズが約5時間です。 -
機内食が大好きのワタクシ。苦手のヒトもいるようですが、世界一うまいと評判のシンガポール航空のは別じゃないでしょうか。エコノミーでも全席テレビ付きのシートにサービスも抜群。料理ももちろんですが、ちゃんと冷えたタイガービールがウメーッ!!
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シンガポールで一夜を明かし、翌朝は「シルクエアー」でカトマンズへ出発。シルクエアーはシンガポール航空の子会社です。格安航空ではないですが、スクリーンの映画もなくて5時間の搭乗はちょっと退屈ぎみでした。
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ようやくカトマンズに到着。ネパールは電力事情があまり良くないらしく空港内も薄暗いです。壁に描かれているのはヒンズー教の教えをあらわす絵画です。
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宿泊したカトマンズ・ラディソンホテル。
「地球の歩き方」によると、五つ星ホテルになっているようです。とはいってもここはネパール、そんなに贅沢な造りのホテルではありません。ちょっと市内からは離れていますが、喧騒と排気ガスから遠ざかっていてかえって良いかも。 -
ホテルの窓からの景色です。特にこれといったランドマークはありませんが、なんとなく霞んでいます。盆地という地形に、クルマの排気ガスと乾いた空気に混じる埃が常に舞っている感じです。ちなみに窓は開きません。
よく見ると、あちこちでビルの屋上から子供たちが凧を揚げています。
ネパールって凧好き? -
翌朝、エベレストを見る「マウンテンフライト」に参加。昼になると雲がかかって見えにくくなるため、早朝のフライトになります。なんと5時に起こされ、ホテルに5時半に迎えにきます。
マウンテンフライトは、4社が運行していますが、我々が乗ったのは、その名も「ブッタエアー」。どうか落ちませんように、南無阿弥陀仏・・・・。
すべてのシートが窓側にある19人乗りの飛行機で、遊覧飛行なのに、ちゃんとフライトアテンダントがいます。 -
離陸して20分ほどすると、窓の外にはヒマラヤの山並みが見えてきました。窓越しなので写真だとイマイチはっきり写らないですが、肉眼ではもっときれいに見えます。あれが世界最高峰エベレストの山頂です!!
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水平飛行にはいって、エベレストが間近に見えるようになると、フライトアテンダントが「こっちにおいで」と手招きしてくれます。なんと、コックピットに一人ずつ呼んでくれるのです。やっぱりコックピットは窓も大きくてきれいだし一番の特等席。
それにパイロットは超美人の女性パイロット!
サングラス取ってくれないかなぁ(笑)。
おっと、それどころじゃなかった・・・。
コックピットは一人1分しか入れないのです。
山を見なくちゃ。いやー、眼の前にあるのが地球のテッペンかと思うと鳥肌が立ちます!迫力満点だあ〜〜〜! -
見よ!
これが地球のテッペンです。
言葉は要りません・・・。
ちなみに「エベレスト」はチベットとネパールの国境にまたがっており、それぞれに現地では別の名称で呼ばれています。
チベット名=チョモランマ=大地の母。
ネパール名=サガルマーター=世界の頂上。
実は、エベレストを見るためのベストシーズンは12月〜2月なそうです。空気が澄んで、山全体が見渡せるので、8000mという山の高さと大きさを実感できるとか。 -
マウンテンフライトが終わってホテルに帰ってもまだ、9時です。天気も良かったので街を散策。
ホテルからちょっと歩いて、タメルという旅行者向けのホテルが多く立ち並ぶ地区にきました。
カトマンズは鉄道がないので、住民の足はクルマかバイク。バスは、大きさと料金で3つに種類に分かれていて、旅行者にはわかりにくいです。このバスは7ルピー(10円くらい)で乗れますが、中はぎゅうぎゅう詰めで、とても乗る気にはなれません。このバスのほかに、マイクロバスや、テンプーと呼ばれる三輪自動車もあります。それにリクシャーと言われる観光用の人力車もあり。 -
観光用にはタクシーが一番です。カトマンズにはタクシーが溢れていてどこにいっても客待ちをするお兄さんが寄ってきます。車種は、そのほとんどがスズキの軽自動車(たぶんアルト)です。料金も初乗りで8ルピー(15円くらい)でメーター加算方式ですが、100ルピー(150円!?)も払えばどこにでも行ける感じです。
街中は、道路が入り組んでいて、ヒトも多いですが、タクシーはクラクションを鳴らしながら構わず走っています。 -
タメル地区のほぼ真ん中にあるタヒティチョークといわれる交差点です。カトマンズでは、街のいたるところに、ストゥーパと呼ばれる仏塔が建っています。
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よく晴れた青空に真っ白な雲がきれいです。
カトマンズは、すでに標高1,300mもあるので、ちょっとした高原です。日中は30度になりますが、乾いた涼しい風が吹いています。 -
街には果物屋さんがよく店を出しています。
といっても、南国のような雰囲気とはちょっと違っていて、カラフルなフルーツが色とりどり・・ではありません。リンゴとバナナ、ナシのほかに赤い小さな実がぎっしり詰まったちょっと酸っぱい果物とウリが何種類かあるくらいです。フルーツに限らず、食べ物が豊富にある街ではありません。スーパーマーケットもないし、首都のしかも中心地ですが、食生活はかなり厳しいようです。 -
街の中心部から2kmほど西の丘にある「スワヤンプナート寺院」を目指しました。タクシーを拾おうか迷った末、歩くことに。カトマンズは、そんなに広い街ではなく、観光に限ってはほぼ2km四方に集約されています。
それに、こういう街は歩いて、匂いや空気を肌で感じながら歩くのが一番です。
ちょっと歩いたら、もうスワヤンプナートが見えてきました。 -
カトマンズの家々には、必ずといっていいほどチベットの祈祷旗「タルチョ」がはためいています。
この家は街を見下ろす高台で、タルチョもきれいだし、周りに比べて、かなり豪勢なお屋敷のように見えます。 -
街の中心から歩き続けて30分、ようやく寺院の入り口までたどり着きました。日ごろの運動不足がたたって、結構足が痛くなったけど、追い討ちをかけるように、急な上り階段が待ち受けていた!数える気にもならない段数です。
この写真は登って半分くらい行ったところから見上げていますが、カラダ中の水分が抜けたかと思うくらい汗だく(-_-;) -
ようやく途中まで来て、これまで登った階段を見下ろしています。上に行けば行くほど急な階段で、とても一気には登れません。(~_~;)
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丘の上にたどり着くとそこは、ヒマラヤ最古の寺院「スワヤンプナート」。仏塔ストゥーパの四方には、ブッタの知恵の目が描かれ、いつも世界を見つめています。
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ストゥーパの横に建っている小さなお寺「ハリティ寺院」。
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こちらは、チベット仏教カギュ派の僧院。
ネパールは30以上の民族が住み、その宗教は多岐にわたっていて、星の数ほどあるそうです。ヒトの数より神様のほうが多いとは・・・ホントなんですかね。 -
ストゥーパの正面に置かれた巨大な金の杵「ドルジェ」。無明を打ち砕く雷という意味で、密教の法具なそうです。
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丘の上には展望台も設けられていて、カトマンズ盆地の地形が良くわかります。
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カトマンズ盆地を見下ろす展望台。
心地よい風が、チョー気持ちいいッす。
かつてこの地は湖だったことが地質学的に照明されているらしい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Elliott-7さん 2008/11/18 10:18:10
- 初めまして・・・
- hiko☆さんへ
初めまして、今月末にネパールへ行きます。
旅行記を探していたら、カトマンズの旅行記からhiko☆さんの”地球のてっぺんを見た”というページを見つけました。
いやーさすがヒマラヤの山々はすばらしいですねー!
マウンテンフライトから見たエヴェレストは感動ものですね。
私は観光目的でないのでフライトできるかどうかわかりませんが、
マウンテンフライトはいくらぐらいかかるのですか?
参考までに教えて頂ければと思ったものですから、
お邪魔しました。
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- チュバさん 2008/09/22 21:24:22
- 空きれい
- はじめまして。
komamiといいます。
ほとんどの写真に青空が写っていて、きれいですね。
すてきです。
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