満州国の旅（4日～5日目　丹頂鶴の街：斉斉哈爾）

2007/08/11 - 2007/08/21

大連から寝台列車に乗って、大陸を北上し斉斉哈爾（チチハル）に向かった。軟臥寝台（ＪＲでいえばA寝台）だったので、それなりに快適に行けた。大連を22時頃に出発して到着したのが翌日14時30頃だった。朝目覚めてからの車窓の景色は、雄大な大陸の景色が広がり、満州を旅しているという気分に浸れた。さらに斉斉哈爾に到着してから、カラッとして澄みきった青空で、爽やかな大陸の空気というのを肌で感じることができた。また、市内には串焼屋が多く、大連や丹東とは食文化も明らかに違っている。翌日は、この街にきた目的である扎龍自然保護区に行った。ここは市内からミニバスで40～50分で行くことができ地平線が見える雄大な湿地帯。バードウォチングが目玉とガイドブックに書いてあったが丹頂鶴以外の鳥は見なかったような気がする。丹頂鶴も保護してるオジサンに飼いならされているので、野生という感じが
しなかったことが残念である。

表紙：扎龍自然保護区の丹頂鶴

エリア チチハル(中国)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: JAL

大連から軟臥寝台（ＪＲでいえばA寝台）で約16時間半の斉斉哈爾（チチハル）に向かう。料金は258元（日本円で約4,130円)

軟臥寝台でのコンパートメントは4人になっているが、コンパートメント内はカーテンもなかった。私の向かいの寝台はごらんのとおり上半身裸の男が寝ていた。

車窓からの風景。山がない平原を列車は走る。

斉斉哈爾に到着。

斉斉哈爾駅

斉斉哈爾駅の隣にある建物。「中国共産党万歳、毛沢東思想万歳」と書いてある。

斉斉哈爾駅前にあるこの街のシンボル丹頂鶴のモニュメント。

斉斉哈爾駅前。大連や丹東のような近代的な高層ビルは少ない。

駅前からホテルを探しながら2Km程度歩いて中心部付近にやってきた。

正面の写真のホテルにした。見かけは一流ホテルに見えるが、内部はたいしたこと
　　　　　　　なく。金額も160元（約2600円）

宿泊したホテル周辺の街並み。

街には、こうして焼鳥屋のような串焼きの店が多い。道路で肉を焼いている。

そして歩道にテーブル、椅子を置いて客席となっている。もちろん店舗もあるが
　　　　　　 皆、外で食べていた。

今の日の夕食は、冷麺3元（約50円）を頼んだらキムチも出てきた。韓国冷麺みたいな感じだが、韓国の方がはるかにうまい。キムチも韓国キムチとは味が違いコクがなくまずい。

メインは串。焼串（羊、牛、豚は一本4元）はウマイ！！手前はアヒルの足さき（3元）と首（2元）

翌日、ホテルの朝のバイキングで私が選んだもの。

扎龍自然保護区　朝食後、ミニバスを探し、扎龍自然保護区に向かう

扎龍自然保護区の入り口付近にある丹頂鶴モニュメント

4-4RIMG0480　扎龍自然保護区の入り口付近にある丹頂鶴モニュメント

ここにも丹頂鶴の像が・・・・、期待が膨らむ。

ここにもモニュメント。やたら前置きがながいボクシングやＫ１の試合中継みたいな感じがしてきた。　

扎龍自然保護区にあった蓮の池

扎龍自然保護区は湿原であり、大きな沼（池）があり、モーターボートで遊覧もできる

遊覧ボート乗り場

扎龍自然保護区の地平線。　

国際重要湿地のモニュメント。

入り口から少し歩いて行ったところに、はぐれた1羽がいた

最初に見た1羽目のところから10分程度歩いたら鶴を飼育するようなところがあり、たくさんの丹頂鶴がいた

丹頂鶴

丹頂鶴

丹頂鶴

丹頂鶴　　　　　 　

湿原の風景

湿原の風景

扎龍自然保護区から斉斉哈爾に戻るときにミニバスに乗り合わせた少女

扎龍自然保護付近の農村の風景

扎龍自然保護付近の農村の風景