2008/09/04 - 2008/09/07
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たらよろさん
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香港&マカオの旅行パンフレットを見ているうちに香港よりマカオにすごく魅かれた♪
そして、ラスベガスで有名なヴェネチアンホテルができたと聞いたらもう行きたくって仕方なくなってきた。
いろいろ調べてみたらポルトガル統治時代の素晴らしい建築物もあり、
そしてマカオ料理にスイーツと食べるものも楽しめそう。
カジノも、もしかしたら楽しめるかも~~
と、行く気モード100%に・・・
せっかくヴェネチアンに泊まるのに、1泊だけなんてもったいないので
この際、香港はやめてマカオonlyで楽しもうとマカオの街とヴェネチアンを満喫してきました。
2日目は朝から世界遺産を見て周るぞ~~
出かける前にホテル内をちょっぴりお散歩してて、10時ごろになったのでそろそろ行こうかなって外に出てみたら、どうも雨が降っていた様子。
それも道を見ているとかなり激しく降ったよう・・・
朝起きたときは降ってなかったので本当に今降ったのかな。
かなり小降りにはなってきているので「その内止むだろう。」とお出かけ開始。
マカオは22の歴史的宗教的建築物と8広場の全部で30箇所で
「マカオ歴史市街地区」として世界遺産に登録されています。
でも、マカオの世界遺産と一言に言っても「えっ!これが世界遺産?」というようなものもあるみたい・・・
事前にガイドブックや他のトラベラーさんの旅行記を見て行きたいところをピックアップしてお出かけしました。
この世界遺産めぐりでは、教会の上部や細かい彫刻などを撮影したいなと思って
望遠レンズを持ってのお出かけです。
まずは、タクシーに乗って『媽閣廟(A-Ma Temple)』へ。
そこから徒歩での世界遺産観光の始まりです。
☆旅程(宿泊ホテル:ザ・ヴェネチアンマカオリゾートホテル)
1日目 10:00関西空港離陸→12:25香港国際空港着陸→ホテルへ
2日目 マカオ世界遺産見学
夜のマカオのネオンを楽しむ
3日目 マカオタワー&タイパ島ぶらぶら
シルクドソレイユ「ZAIA」鑑賞
4日目 10:30マカオフェリーターミナル→15:30香港国際空港離陸→19:40関西空港着陸
マカオ観光局 http://www.macautourism.jp/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
ホテルのコンシェルジュにお願いすると
タクシーの運転手さんに見せるといい
こんなカードをもらう事ができます。
滞在中、何度か利用しました! -
媽閣廟(A-Ma Temple)は
マカオという名の由来にもなったと言われる
マカオ最古の中国寺院。
1500年代にマカオに初めてポルトガル人が上陸したといわれる場所に建ってます。 -
まずは、ホテルからタクシーで媽閣廟(A-Ma Temple)に向います。
約70MOP(980円)くらい・・・
マカオのタクシーは安いですが、
この9月からちょっと値上がりしたようです。
雨は小降りでしたが、まだちょっと傘が必要かな。
7:00〜18:00 -
天井からぶら下がっている
この大きな渦巻き線香にビックリします。
マカオの世界遺産はここも含めて入場無料なところが
ほとんどなので財布にも優しいです♪ -
媽閣廟(A-Ma Temple)には、廟内に全部で4つの堂があって、
航海の女神などが祀られているそうです。
この渦巻き線香はこちらで売られてました。
大小いろいろありましたが、
大きいので200MOP(2800円)くらいだったと思います。
他には普通の線香のようなものもありました。 -
媽閣廟(A-Ma Temple)は、いかにも中国って感じがするお寺でした。
-
岩に文字が彫りこまれています。
媽閣廟(A-Ma Temple)は、堂を見ながら
どんどん石段を上がっていくというお寺なのですが
こちらの岩はその一番頂上にあった岩です。
「太乙」一体どういう意味なのでしょうか? -
この岩にも文字が・・・
気がつけば雨が止んでました。
よかったぁ。。。 -
ここでは、多くの中国の観光客の方や
地元の方が、
このお線香のようなものを供えて、
拝んでいらっしゃいました。 -
媽閣廟(A-Ma Temple)から次の目的地までは
テクテクとマカオの街をお散歩しながら行きましょう。
中国のような、でも少しヨーロッパ的な要素も含む
そんな街並みを見ながら15分くらい歩いたかなぁ。 -
マカオの街は細い路地やアップダウンが多く
ちょっと横道に入ると迷ってしまいそう。
ポルトガルの影響で、石畳の道も多かったです。 -
白壁の家々に欧風の外灯。
そしてタイル敷きの道など本当にヨーロッパのよう。
アジア圏とは思えない街並み・・・ -
テクテクしながらリラウ広場へ。
リラウ広場も世界遺産に指定されている広場ですが、
「えっ!これが〜〜」って思うほど普通の広場。
というか何もないので普通より殺風景な広場でした。
この広場には、ペンニャの丘から湧き出る貴重な天然の泉があることから、ポルトガル人が最初に住み着いたとされてます。
そして、その広場の前の建物がコチラ。 -
リラウ広場から更にテクテクすること10分弱。
路地から抜けたところに、大きな黄色い建物が・・・
めっちゃ素敵〜〜綺麗〜〜♪
左右対称の21mにもなる鐘楼が見事です。
聖老楞佐教堂(聖ローレンス教会)
10:00〜16:00 -
1560年代にイエズス会によって創建された後、
1803年に再建されました。
当時は木造建築だったそうですが、
更に1846年、マカオ生まれのポルトガル人ホセ・トーマス・アキノの設計によって、
石造りの現在の建物に再建されました。
当時ヨーロッパで流行っていたネオクラシック様式に、わずかにバロック調の香りを残しています。
塔の上部にある時計は動いていませんでした(笑) -
聖老楞佐教堂(聖ローレンス教会)のお庭!
椰子の木が茂った緑溢れるとっても綺麗なお庭♪
いろいろなお花が華やかに咲いてました。 -
側面もアーチがとっても印象的。
外観は白とクリーム色の優しい雰囲気に包まれていました。 -
教会内部に入ります。
天井から垂れ下がるシャンデリアが
キラキラと輝いてとっても綺麗でした。
マカオでもとってもお洒落な教会らしく、
地元の方たちの結婚式に大人気だそうです。 -
教会としては珍しいターコイズブルーの天井が
黄色い壁と相成って
爽やかな美しさを感じました。 -
教会の正面の祭壇にはキリストと聖ローレンス。
-
教会の壁面には数多くの綺麗なステンドグラスが飾られてました。
キリストの生涯を描いたステンドグラスだそうです。 -
祭壇には正面にキリスト
そして左手には豪華なブルーの衣装を着た聖ローレンス。
聖ローレンスは海の神様です。
かつてポルトガル人の船乗りや家族が教会に集まり、安全な航海を約束する「風」に恵まれるようにと、
無事を祈りながら帰りを待ったそうです。 -
左右にも祭壇がありました。
-
正面のかなり上のほうに磔にされたキリストの像が・・・
やっぱり望遠だとよく撮れますねぇ。
実際に目で見てもわからなかったものが、
後からこうして画像で見て表情までもがよくわかります。 -
こちらも左右にあった祭壇のひとつ。
背景がステンドグラスでとても綺麗です。 -
柱上部の装飾も素晴らしい・・・
これも望遠レンズの威力!
やっぱり、こういった建築物を撮影するのに
望遠レンズがあると嬉しいな。 -
聖老楞佐教堂(聖ローレンス教会)から歩いて2〜3分で
聖若瑟修院及聖堂(聖ヨセフ修道院及び聖堂)に着きました。
この緑色の建物が修道院。
修道院は一般には非公開です。
普段は鉄の扉が閉じていましたが、
この時たまたま郵便屋さんが来たので扉が開きました。 -
修道院脇には優しい聖母様。
聖堂の方には、フランシスコ・ザビエルの右上腕骨の一部がガラスケースに入れられて安置されているようです。
見学可能だったので見たかったのですが、
聖堂への入口がよくわかりませんでした。
残念・・・ -
聖若瑟修院及聖堂(聖ヨセフ修道院及び聖堂)の前には、
何東圖書館大楼(ロバート・ホー・トン図書館)
13:00〜19:00 -
図書館は現在、更に近代的に改築中で
こちらはビル化されている部分。
まだ工事中で、使用はされてませんでした。 -
何個もある窓が印象的。
そしてクリーム色よりもう少し鮮やかなレモンイエローの外壁。
白とブルーもインパクト大です!!
もともとポルトガル人ドナ・キャロリーナ・クンハの住居を、
香港の大富豪ロバート・ホー・トン卿が
1918年に購入して別荘として使っていた建物です。
内部は一般公開されてます〜 -
中庭には水の吹き出る噴水や
いろいろな木々や鉢植えなどがあり、
素敵な空間で読書ができそうです。 -
独特のヨーロッパの香りがしてきそう・・・
-
マカオ最大の図書館で
ここで読書にふけるマカオ市民がいっぱいです。 -
右側に見える緑色の建物が崗頂劇院(ドン・ペドロ5世劇場)
この時、ちょうど修復工事中で建物の前までも行けませんでした。
通常でも建物内部は見学不可です。
ポルトガル国王のドン・ペドロ5世を記念して
マカオ在住のポルトガル人が共同出資で建設した劇場です。現在オペラの劇場として利用されているようです。
10:00〜23:00 -
崗頂劇院(ドン・ペドロ5世劇場)の前に建つ
聖奥斯定教堂(聖オーガスチン教会)
黄色の外壁に白い窓周りの渦巻き型の装飾が映えます。
10:00〜18:00 -
建物上部にはマリア様の像かなぁ。
-
表札のようなもの?
凝っていて芸術作品のようです。 -
建物脇の門もとっても格好いい。
ポルトガルの匂いがプンプンします。 -
教会内部です。
どっしりとした太いストライプの柱がまず目に飛び込んできます。
黄色地に白の装飾部分がとっても美しい・・・ -
柱と柱の間からシャンデリアが垂れ下がっていました。
-
建物後方には2階から見下ろせるテラス部分がありました。
後方もとっても美しい教会です。 -
正面向って右側の祭壇。
マリア様が磔にされたキリストを抱えている様子かな。 -
こちらは向って左側の祭壇。
磔にされるキリスト。 -
正面には大理石の祭壇が、
ド〜〜ンとした感じで佇んでました。 -
石の彫刻も見事です。
そして上部に飾られた絵。 -
絵の下の祭壇部分には、十字架を担いだキリスト像。
この像を毎年一度、男性信者が担いでセナド広場に近い大堂まで移動するのが、
マカオで最も有名な宗教行事「パッソス聖体行列」。
数世紀も続くマカオの代表行事で、
キリスト教会暦の四旬節第1日曜日(2月中旬〜3月初旬)に行われています。 -
柱と柱をつなぐアーチ部分の装飾。
石膏を固めたみたいに真っ白な装飾が
黄色い外壁に浮かび上がって
とっても綺麗でした。 -
建物の上部に飾られていたシンボル。
何か鷹か鷲か、鳥がモチーフになっているようです。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- ぺでぃまるさん 2009/08/21 18:34:05
- すごく興味あるので
- マカオの旅行記におじゃまさせて頂きました。
ポルトガル統治時代の建築物の混在した多文化の町は大好きな長崎
を思い出すことができ、パステルカラーの町はノッティングヒルを
歩いた日々を思い起こさせてくれます。
いっぱいあるのでじっくり観させて貰いますね。時間的にも非常に
行きやすそうで、家が落ち着いたら第一候補ですのでプレ旅行気分
で楽しみますね。
- たらよろさん からの返信 2009/08/22 12:39:42
- RE: すごく興味あるので
- こんにちわ〜〜〜
マカオ、すごく印象的な街でした。
私の場合、マカオオンリーで3泊4日で出かけたので
結構ゆっくり見て回れてよかったかなって思ってます。
よく香港からの日帰りマカオのプランがありますが、
マカオはかなり見どころ多いので、
行かれるのならせめてマカオに1泊はされてゆっくり2日間は回ってこられるのがいいかな。。。と
長ければ長いほどいいですけどね〜〜
昼の表情と夜の表情が違うのでこれまた
両方のマカオの町並みを見るのも楽しいかもっ。
そのためにもやっぱりマカオでお泊りを・・・(笑)
今は、随分バブルがはじけて工事の止まっているところも多いとか・・・・
どうなんでしょうねぇ〜〜〜
今のマカオ、また見てきてくださいね。
ご報告待ってます♪
たらよろ
-
- ヴォルさん 2008/10/12 04:00:55
- 聖若瑟修院及聖堂
- 図書館の奥はこんなに素敵だったのですね!行かなかったのが悔やまれます(T_T)。
> 見学可能だったので見たかったのですが、
> 聖堂への入口がよくわかりませんでした。
> 残念・・・
同感です。迷いますよね〜!!
私も見ることができませんでした。多分…ですが、ドン・ペドロ5世劇場の方向に進んで、坂を下った劇場敷地の角を右に曲がった辺りが聖堂への入り口だと思います。私は迷ってぐるぐる周った後に見つけたのですが、時間的制約で中に入るのを諦めました。実は修道院側から見るとあの奥はとっても広い敷地のようで、道路がぐるっと取り囲んでるみたいです。
- たらよろさん からの返信 2008/10/14 00:03:36
- RE: 聖若瑟修院及聖堂
- こんばんわ〜〜ヴォルさま。
ちょっとお出かけしていたもので
お返事遅くなり申し訳ございません。
書き込みありがとうございます〜〜
図書館はなかなか素敵でしたよ。
噴水やアズレージョなど凝った装飾がいっぱい楽しめて
私も2階までは上がらなかったのですが
2階は中国風な雰囲気がかなり残っていて
それはそれでまた素敵な雰囲気のようです。
フランシスコザビエルの骨を見たかったのですが残念でしたよね〜〜
そんなにくるっと回って中に入るんですね。
ちょっと表面からみているだけだと
わかりづらいですね。
次回、再訪するときはぜひ行って見たいです♪
たらよろ
-
- まゆままさん 2008/09/21 22:33:53
- 渦巻き文様
- たらよろさん、こんばんは!
今度はマカオへお出かけでしたか!
マカオのポルトガル統治時代の建築物、いいですね〜
黄色とブルーの色鮮やかな教会も素敵ですが、
この教会の窓枠の渦巻き文様に惹かれます〜〜
いい感じのデザインですね!
作成中?の旅行記の中国風な味付けの黒い煉瓦?の建物も
気になりますが・・
ステンドグラスと透かし模様がきれいですね。
又コメント楽しみにしています。
- たらよろさん からの返信 2008/09/22 22:09:21
- RE: 渦巻き文様
- こんばんわ〜〜まゆまま様。
マカオにはまゆまま様のお好きそうな建築物がいっぱいありましたよ〜〜
本当に東洋と西洋の融合した
不思議な建物がいっぱいで
窓枠の渦巻き模様も印象深かったです。
そして、おっしゃるとおり、?に登場する
盧家大屋の素晴らしかった事・・・・
かなり感動する建物でした〜〜
どれほど期待して行かなかったので余計に感動したと思います。
たらよろ
- まゆままさん からの返信 2008/09/23 21:05:03
- RE: 渦巻き文様
- 盧家大屋っていうんですね。
内部の手の込みようからは思いもよらないような愛想のない入り口が
またびっくりです。
灰色の煉瓦というのも初めて見ましたが、圧迫感があるようで、吹き抜けや窓などがたくさんあってとても風通しがよさそうですね。
興味そそられる建物です。
欄間のデザイン、いいですよね〜〜
楽しませていただきました!
- たらよろさん からの返信 2008/09/24 23:25:30
- RE: 渦巻き文様
- こんばんわ〜〜
中国人の贅を尽くしたお屋敷という感じでしたよ。
でも、その贅も無駄に使わず
センス良く使っているといった感じで好感もてました。
さりげなく光るセンスって具合でしょうか。
日本人にはできそうにない感じです。
とにかくマカオは西洋と東洋の両方が楽しめて
いろいろな建築物にも出会えて素敵な街でした〜〜♪
たらよろ
-
- rebenさん 2008/09/18 15:05:10
- はじめまして!
- 旅行記拝見させてもらいました!
私は海外旅行は行ったことがないので(なので他の方の旅行記なんかを見て自分が行った気分になって楽しんでいます^^;)
テレビや雑誌なんかのイメージだと香港、マカオというと夜のきらきらの夜景のイメージですが、実際は中国やヨーロッパの影響をたくさん受けてとても見所がありそうな国ですね!!
チャイニーズな寺院などの建物に混じってヨーロッパ調の町並みがあったりしてとっても不思議なかんじですね!
私は世界の建造物の写真を見たり、旅行記を見たりするのが好きなのですが、こちらのサイトには沢山建造物なんかの写真があり、楽しいです。
お暇があったら次のご旅行のご計画の参考に見てみてくださいね!!
http://www.architecture-photogallery.com/
- たらよろさん からの返信 2008/09/18 18:46:01
- RE: はじめまして!
- こんばんわ!
はじめまして。
旅行記にお越しいただきありがとうございます。
おっしゃるとおりマカオはいろいろな表情があって
夜だけでなく昼間もとっても素敵で楽しい街でした。
食べ物もとっても美味しかったです。
建築物の素晴らしいサイトをおしえていただきありがとうございます。
早速拝見させていただきました〜
また、参考にさせていただきますね。
これからも宜しくお願い致します。
たらよろ
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