バリ島への旅　２００８年夏　1日島めぐり！

2008/09/10 - 2008/09/14

車をチャーターして、バリ島を巡ってみました。
最初、ブサキ寺院に行きたいと思っていたのですが、ガイドさんと相談しているうちに、ブサキ寺院は思い切ってあきらめて、以下のコースに変更。

トゥガナン → ゴア・ラワ寺院 → ブキ・ジャンブル → キンタマーニ高原 → テガララン → ネカ美術館

ライステラス好きな私のツボを押さえたルートです♪

エリア バリ島(インドネシア)

最初に立ち寄ったトゥナガン。
島の先住民バリ・アガの村で、ダブル・イカットの生産地として有名です。

日本の古い農村のような佇まいの村です。
イカットやバティックが並ぶ店がいっぱいあるのですが、あまり時間もないので、ちょろちょろっと様子を見て、若い女の子が一人いそいそと針仕事をしている所へ。
つたない英語を片言で話す、笑顔の可愛い女の子でした。ダブル・イカットは買いませんでしたが、ここでバティックを購入。
ゴア・ラワ寺院では腰巻を貸してくれるっていうし使うことないだろうけど･･･ま、記念に。

今思うと、ダブルイカットを１つ記念に買っておけばよかったかな、と。
でも、次の楽しみにとっておいたと思えばね。

次はゴア・ラワ寺院へと向かいます。

ゴア・ラワ寺院。
ちょうど地元の宗教儀式が行われていました。
お供え物を頭に載せた女性たちや、儀式用の礼服を着た男性たちが寺院の中へ。

このピラピラはためく幟のようなものは、東西南北の神様を信奉するためのものだそう。神様によって色が違うんだとか。
なんかね、ガイドさんの説明がどうもイマイチなんですよ。日本に関する情報はやたらと知ってるくせに、こういう肝心な説明が中途半端。
信頼できると思ってＪ○Ｂ関連のチャーター会社にお願いしたんだけど･･･ちょっと不満でした。

この寺院の奥に、コウモリが棲む洞窟があるのですが、今日は宗教行事のために中には入れず･･･
でも、コウモリよりこういう光景が見られるほうが貴重ですよね。

次はどこよりも行きたかったライステラス、ブキ・ジャンブルへ。
そろそろお腹もすいてきました･･･

バリ島東部のライステラスの名所ブキ・ジャンブル。
後で紹介しますが、絵画的なウブドのティガラランのライステラスと違って、ここのライステラスは空と一体化したような広大さが特徴。

地元の子供たち。
カメラを向けていると「撮って！撮って！」と一生懸命アピールしてました。
でも自然な感じを撮りたかったので、あえてポーズをはずした瞬間を狙いました。
ピースしてたのにゴメンね。

ガツガツ撮ってますが･･･お腹も満たされたので元気いっぱいだったんですね、私。

シンプルだけど力強い、ブキ・ジャンブルのライステラス

ブキ・ジャンブルのライステラスを「神の階段」とも言うそうです。
ちょっと手前の木々で分かりにくいかもしれませんが、奥のライステラス、まるで神々のいる雲上に向かう階段のように私には見えました。

お気に入りの１枚です。
私たちにとっては物珍しい風景でも、ここで生活し働く人々にとっては、飽きるほど見慣れた景色なんですよね。

ほんとにいい眺めです

ライステラスを望む場所にある「Puri Boga Restaurant」はビュッフェ式。
伝統的なインドネシア料理のメニューが並んでいますが、味はまあ良いほうだと思います。
風景だけでおなかいっぱい？（笑）

広大だなあ･･･

同じような風景を撮りすぎです、自分

はい、見つけました！
私の大好きな動物♪

ものすごい速さで動いてたんですが、「待って」とカメラを向けたら、ちゃんと止まってくれました。
（警戒していただけ？）

だからここで撮りすぎだっつーの

ここから次はキンタマーニ高原へ。
道中、バリの霊峰アグン山もくっきりはっきり見えました。

キンタマーニ高原に到着！
やっぱり標高が1,500ｍと高いので、ちょっと肌寒い。
でも日に焼けた肌には心地いい。
写真はLakeview Restaurant and Hotelからの眺め。
見える湖はパトゥール湖。

たぶん･･･こっちの山がパトゥール山だと思う･･･

場所が場所だけに、ちょっとバリ島の雰囲気とは違ったホテル。
でも眺めは最高だね。

たぶん、こっちの山がアバン山･･･だと思う･･･

前回も訪れたウブドのティガラランのライステラス。
前に来たときは８月上旬、ちょうど収穫が終わった後の時期だったので、ライステラスの感じもどことなく殺風景な感じだったんだけど、今回は緑の若々しい稲穂たちが風に揺れていて感動もひとしお。

そのティガラランのライステラスを望むカフェでティータイム。

マンゴージュース（写真にはないけど）とコーヒー、そしてこの焼きバナナとアイスクリームのデザートを頼みました。
この焼きバナナがめちゃめちゃ美味しかった！

一度来た場所だから行かなくてもいいかな･･･と思ってたけど、やっぱり来てよかった！
訪れる時期によって風景はまったく変わるものなんだなあって思いました。当たり前ですけど。

最後に訪れたのは、ウブドを代表する美術の宝庫「ネカ美術館」

絵画収集家だったステジャ・ネカ氏が1982年に設立した美術館。
バリ島の伝統絵画から、バリ島に魅せられた海外の作家の作品まで、テーマごとに６棟の展示室に分けられてます。

展示室もすべてバリ様式。
庭の景色もすべて含めて美術館という感じ。
展示作品も思っていた以上に見ごたえがありました。

バリ島独特の絵画スタイルもあれば、バリ島を訪れた西洋人から教わったと思われる遠近法などの技法を用いた作品があったり･･･
キュビズムの影響を受けた作品などもあって、時間があればもう少しじっくり観たかったな。

このネカ美術館を最後に、１日バリ島めぐりも終わり。

道中、一睡もしないで、ずーっと外を見ていたので･･･ここにきてものすごい疲れに襲われました。
（ガイドさんはキンタマーニへ向かう道中、船を漕いでました。ドライバーさんと思わず苦笑）

ほんとは１日案内してくれたガイドさんとドライバーさんと夕食を一緒にしたかったけど･･･とにかくハンパなく疲れてしまって、ヴィラに戻って一眠りしたかったので、そのままアヒムサへ直行しました。