2008/07/29 - 2008/07/29
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こまちゃんさん
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昨夜はもの凄い雷鳴がなり響き驚きましたが、その影響で今日は雨になりました。
3,4日前の台湾を通過した台風の影響でしょうか、昨夜の真夜中などは、
23日からずっとモヤで覆われた北京の空は、その時の雷鳴のために全体的に輝いておりました。
綺麗でした(^ー^
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まだまだ霞んだ日が続きますね・・・
そのお陰で、今日は秋の様な涼しさ。
真夏にこんな日が訪れるのも北京ならではなのでしょうね。 -
でもって、第三国防は、かろうじてシルエットが見えていました!
よく考えたら、承徳行きのあの日が、夏真っ盛りだったんですよね・・・(7/17〜7/19)
北京人は「暑いよ〜死にそう」と言うんですけど、南方経験者から見たらまだまだ序の口です。
なので、真夏はまだだと勝手に思い込んでいました。
7月は北京が良いですよ〜! -
今日は、前回も趣味で載せたことのある、毛繍工芸の「毛猴」を取材しました。
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現在の方で三代目になるそうで、この方のお爺さんが、毛猴を考え出した方から伝授されたそうです。
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完成です!
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こちらがその三代目毛繍芸術大師「萧掌柜」さんです。
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毛繍とは、元々「動物に似せた形成物」の事で、ウサギなどの小動物の毛や、集めた鳥の羽などを使って、「剥製」と思わせる様な出来映えの作品を作る手工芸の事。
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でも、これはかなり時間も必要で、作業が大変な割りには数も出来ないので、小物を扱う方向性から、漢方薬の原料でもある、可愛いモクレンのつぼみを利用して生まれたこの「毛猴」に注目したそうです。
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ルーツを辿ると、当時、薬屋の手代が虐められてむしゃくしゃしていた時、目の前にあった色んな薬の材料を見ているうちに、モクレンを見つけて人型を作ったのが発端。猿に似ている事で毛猴の名が生まれ、それを見た人たちが改良して世間に広め、北京人の心を和ませるような、色んな情景が作られたりしていった。
後に、志し豊かな人たちに受け継がれ、改良を重ねながら発展していった。改革開放後、一時期後継者が絶えてしまったものの、家系の人間によって復興され、市民からも認められる様な郷土工芸へと位置づけられていった。 -
伝承者三代目にあたる作家は、16才で軍隊に入隊。内モンゴルに派遣され、十数年を過ごした。そこで、祖父の代から携わっていた「毛繍」と言う伝統工芸を、発祥の地で見る事になった。
やがて北京へ戻って来た作家は、旅行局に勤める事になるが、基本的には畑の違う仕事と感じていたそうだ。しかし、内モンゴルで見て知った色んな文化は、自分の身近なところに共通していたため、幼い頃から自然に養われていた知識が目覚め、観光資源として重要な「工芸品」の発展に従事することに専念した事が、今後の彼の一生を変える事になったのだ。
伝統工芸が荒んでゆく時代を迎えても、彼は「手作り」への執着を捨てなかった。1990年頃から色々な工芸を研究し、値の張るようなものは民間で余り受け入れられないので、元々一族で取り扱っていた「毛繍」の中の、小型で庶民的な「毛猴」に注目することとなったのだ。 -
1993年、祖父から習い受け継いできた毛猴の技術を、軍隊時代に楽団員としても活躍していた時の知識や運動関係の知識を生かし、それに北京人の生活慣習をも加えて、猴製作の情景作りにどんどん応用開発して行くことにした。
音楽、武道、民族、戯劇、雑伎、舞踏、体育、城里故事を8種類の基本場面表現とし、そこから更に様々なバリエーションを展開し、今では数百種類の情景が生み出され、見ているだけで人の心を楽しませてくれるような空間や世界が出来上がったのだ。
彼の純真な鼓動により生み出される世界を覗き込めば、見る人全てが微笑ましい気持ちにささせられるに違いない。
(毛繍:兎の毛や鳥の羽を使い、動物に似せた置物を作り出す伝統工芸)
(以上資料参考:Chamore9月号/著者:こま) -
完成品には、北京生活習慣物から運動や伝統芸能まで、8つの種類に分けられるほどのレパートリーで、種類も百数種類に及びます。
これは新体操。 -
クラッシックバレー。
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婚姻式。
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高脚。
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抖空竹(中国コマ芸)。
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部品のように並んだ「毛猴」
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何となくゴ○○リみたいですね…(ーー;
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自転車レース。
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これは、その日に別のブースで確認した時の画像。
「景泰藍(七宝焼き)」の作業工程写真です。
花瓶や壺に作業しているところでした。 -
こんな風にして下地を作り、その上から色づけして(これが大変そう!)焼き上げたら、あの美しい壺になるんですね!
中国芸術、結構「奥が深い」んですよ!! -
そしてこま達の仕事は夜も続くのでした・・・
あああ!
だれ〜!?「欲が深い!!」って言った人!?
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この旅行記へのコメント (2)
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- パラビオンさん 2008/09/16 14:30:42
- デリケート
- 繊細です、繊細過ぎますね。やはり日本人や中国人の手先が器用なのはお互いが『お箸』の文化だからでしょうか。
- こまちゃんさん からの返信 2008/09/16 15:17:01
- RE: デリケート
- 手工芸の伝統は、お国のカラーがあれども細かさはどちらも引けを取りませんね。
物まね産業が盛んになるにつれ、文革以降「オリジナル性」に興味が無くなった中華民族は、
ドンドンその伝統を失いつつあります。
(苦労せずに設けられる=ものまね商品)
百工坊にもそう言った工芸師が居ます。なので、そうでない人も被害を被って。
中国の文化部には「自国文化を尊重する人」が少なく、政治家同様、賂生活が楽だと判り、
そちらへ傾いていますから、北京の胡同のように、色々な伝統手工芸が無くなっていくでしょうね。
こまひとりの力ではどうしようもありませんが、がんばれる間は大陸に通い詰めます。
こま
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