新緑の奈良・大和路ひとり旅?

2008/04/28 - 2008/04

２日目のこの日は、世界遺産に登録されている法隆寺・法起寺を
中心に、レンタサイクルを利用して斑鳩を巡りました。

エリア 斑鳩・法隆寺周辺(奈良)

JR法隆寺駅前で借りた自転車をこぐこと約10分強、
法隆寺の参道前に到着。

松並木が続く参道。自転車で通っていいものか
わからなかったので見るだけにしておきました。

両側の一般道路を通って法隆寺正門へ向かいました。

法隆寺正門（南大門）を一旦横目に見ながら、先にそこから５分位の所にある、藤ノ木古墳へ。
ちょうど何かの作業中で近づけなかったので
遠くから見るだけ。
誰の古墳かとか、詳しい事はわかっていないようです。
そんなに大きくはなかったです。

再び法隆寺へ戻り、正門である南大門から中へ。

法隆寺は聖徳太子と推古天皇が創建したと言われています。

世界最古の木造建築群をもつ法隆寺は、
日本で初めて世界遺産に登録されたお寺でもあります。

中門へと続きます。

中門の両脇には金剛力士像がいて、写真は
阿形。

反対側に立つのが、吽型。

これらの像は現存最古の仁王像だそうです。

中門をくぐりぬけると・・・

五重塔と金堂が並んで立っています。

五重塔は上の方にいくほど、安定感を与える為
面積が狭く造られているそうです。

金堂。

中門を出て左側には、鏡池があります。

その鏡池の所には、正岡子規の句碑があります。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」

有名な俳句ですね。

中門の前は東西に石畳の道が続いています。

中門から東大門へ向かう途中左手には、

大宝蔵院百済観音堂があります。

観音像や玉虫厨子などを見れます。
朱色の外観は五重塔や金堂とはまた違った雰囲気でした。

大宝蔵殿では期間限定で「法隆寺秘宝展」が
やっていました。
なかなか見応えありました。

東大門を通りそのもっと先の四脚門をくぐると・・

東院伽藍の中心的建物、夢殿があります。

中には入れませんが、外側から内部を覗くと
聖徳太子の等身像といわれる観音像などが
見られます。

夢殿の屋根の上の宝珠の形は、創建当時のままだそうです。

夢殿を囲む回廊、絵殿・舎利殿。

次は法隆寺に隣接する中宮寺へ。

聖徳太子の母の御所を改めた尼寺。

法隆寺はとても広く、午前中ずっと観光。

隣接する中宮寺も見終わったところで法隆寺近くにあるお店で少し遅い昼食を。

柿うどんを食べました。つるっとしていて
美味しかったです。

法隆寺・中宮寺を後にして次の目的地へ。

のどかな田園風景を見ながら自転車で走るのは
とても気持ちが良かったです。

それにしても人がいない・・・

次は法輪寺へ。

法輪寺は聖徳太子の子、が父の病気平癒を願って
建立した寺。

ＧＷ中だったとはいえ平日だったからか、
境内には職員の方以外誰もおらず、ほとんど貸切状態。うぐいすも鳴いていて、とても風情がありました。

再び自転車へ乗るころ約１５分、次の目的地が
見えてきました。

この日最後の目的地、法起寺。
世界遺産に登録されています。

聖徳太子が建立した寺のうちの一つだそうです。

日本に現存する三重塔の中では最古のもの。

法起寺からJR法隆寺へ戻り自転車を返却して
この日の行程終了。

朝は気付かなかったけれど、よくよく見たら
駅の出口が古風な造りになっていてちょっと感動
でした。