年越し2010　雪の京都・奈良　歴史散策

2010/12/31 - 2011/01/02

たかぢ、けんいちの2人旅です。

2010年も押し迫った大晦日から、京都・奈良の世界文化遺産を見て歩きました。雪化粧した街並みや歴史ある建造物はいつもと違う表情を見せてくれました。すごく寒かったですけど(^-^;

エリア 斑鳩・法隆寺周辺(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大晦日の早朝に品川駅から新幹線に乗って京都駅を目指します。

京都駅からは在来線に乗り換えて嵯峨嵐山駅に着きました。強めに雪が降っています。

嵐山と言えば渡月橋です。吹雪いていてあたり一面真っ白です。

渡月橋

天龍寺に入ります。

庫裏（くり）

方丈に入り曹源池庭園を眺めますが、まるで水墨画のようになっています。

お寺はスリッパ履きで足が冷たいです(^-^;

天龍寺を出たあとは竹林の道を歩きます。

雪があると夏の青々とした風景とは全く違ってみえます。

野宮神社

常寂光寺（じょうじゃっこうじ）

化野念仏寺（あだしのねんぶつじ）

渡月橋まで戻ってきました。

京野菜の漬物は美味しいですよね(^-^)

京福電気鉄道嵐山本線（嵐電）に乗り込みます。

北野白梅町駅まで来ました。

駅から歩いて金閣寺を見に来ました。相変わらず吹雪いています。

白と黒の世界に渋く輝く金色は、これぞ日本の美とも言うべき絶景でした。

あまりの寒さでもう限界です。身体がガチガチに固まっています。そこで金閣寺近くにある金閣寺湯で温まることにしました。冷え切った身体に熱いお湯が突き刺さりますが、ホッとすることができました。

2日目です。

今日は奈良を観光します。

近鉄とJR線を乗り継いで法隆寺駅に来ました。

駅から歩くこと20分ほどで法隆寺に到着です。修学旅行以来20年ぶりの再訪です。

中門を見ただけで鳥肌が立ちました。一目見ただけで只者ではない雰囲気全開です。その歴史の長さが醸し出すオーラに思わず見入ってしまいました。

中に入って見学です。すごいの一言ですね。

五重塔

金堂

修学旅行のときは特に何かを感じた思い出は無いのですが、大人になって改めて歴史見ると感動するのはどうしてなのでしょう。

三経院

大宝蔵院を見学します。中には教科書で見た玉虫厨子などの有名な宝物が多数展示されています。私はあまりこういった展示を見て廻ることに興味が薄いのですが、知っている品が次から次へと出てくるので全く飽きません。しかもあっちもこっちも国宝・重要文化財ばかりで圧倒されます。

夢殿

法隆寺を十分堪能し、駅に戻って移動します。

飛鳥駅にやってきました。

駅からバスに乗り石舞台古墳に来ました。

日本最大級の方墳です。蘇我馬子の墓と言われています。

中に入ることができます。

いま地震が来たら怖い・・・なんて思いますが、飛鳥時代から崩れていないのですから心配ないですよね(^-^;

石舞台古墳から山里を歩いて移動します。

岡寺　仁王門

亀形石造物

飛鳥大佛

3日目です。

今日も奈良の観光から始めます。

興福寺　南円堂

東金堂

五重塔

奈良公園には鹿さんがいっぱいです。

鹿せんべいを持とうものなら囲まれてしまいます。

東大寺に向かいます。

東大寺南大門は迫力があります。風合いも長い年月を思わせます。

金剛力像

そして大仏殿です。あまりの大きさに驚いてしまいます。

大仏も大きいです。見上げながらこんなに大きかったのかとこちらも驚きです。

ふたたび京都に戻ってきました。

バスに乗り銀閣寺を見に行きます。

金閣寺とは対照的に落ち着いた雰囲気がとてもいいですね。

日が落ちたころ鴨川沿いを散歩します。

先斗町（ぽんとちょう）を歩いて、鳥料理のお店で夕食にしました。

これで今回の旅も終わりです。新幹線で東京に帰りました。

寒い冬の京都・奈良でしたが、冬ならではの景色はとてもよかったです。少し早足だったところもありますので、もう1度飛鳥近辺をゆっくりまわってみたいと思いました。