一度は行ってみたかった鳴子温泉（１）

2008/08/27 - 2008/08/29

その泉質と、源泉の多さなど、温泉好きな私の憧れの
『鳴子温泉郷』に２泊３日で行ってきました。

鳴子温泉は、
●鳴子温泉　（なるごおんせん）
●東鳴子温泉（ひがしなるごおんせん）
●川渡温泉　（かわたびおんせん）
●中山平温泉（なかやまだいらおんせん）
●鬼首温泉　（おにこうべおんせん）

から構成されされています。
１０００年もの昔から湯治の湯として親しまれてきた
鳴子温泉郷・・・ワクワクドキドキしながら巡ります。

エリア 鳴子温泉(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線

ＪＲ新幹線古川駅から陸羽東線で鳴子温泉をめざします。

ディーゼル線独自のガタガタゴトゴトと揺られ、
着いたのが・・・

川渡温泉駅です。やっと来ました！

古川から一番近い『鳴子温泉郷』のひとつが
この「川渡温泉」です。

「かわたり」ではなく「かわたびおんせん」と
読むんですね。

とことこと歩いて温泉街をめざします。

歩いて１５分程度で温泉街に着きます。
宮城県とはいっても山形県に近いロケーションです。

平日のためか温泉街は多少？閑散としていますね。

まずは、温泉石神社（Onsen-Ishi Shrine）へ。

続日本後紀」にも登場する由緒ある延喜式内社です。
古来延命の御利益があるとされています。


　

祭典は９月１５日だそうです。

１１００年の歴史がある由緒ある神社です。

楽しみな共同湯におじゃまします
『川渡温泉共同湯』です。

信頼関係ですね、料金箱に各自が２００円投入し、
温泉に入ります

地元の方と入れ替わりで入りました
したがって、なんと源泉１００％の
温泉が貸しきり状態でした(嬉）

硫黄の香りに包まれて、至極のひと時です
抹茶のような緑色かかった茶濁色をしています。

硫黄臭があり、とろみも少しあります。
湯口で少し加水していますが、温泉自体はとても熱く肌がピリピリするほどです。

２時間近く入ったりでたり、また入ったり出たりと
繰り返し楽しみました・・・初めから湯疲れぎみになりそうですね(笑）

次は・・・川渡温泉街からバスに乗って
「鳴子温泉」を目指します。

あこがらの鳴子温泉到着！
鄙びた趣の良い感じの街並みです

観光案内所でパンフレットを頂き、『湯巡い手形』
１２００円を購入します。実質２０%安くなることも
ありました。

駅前には足湯が２つあります

「ゆめぐり広場」でひと休みします。
『手湯』がありました！

足湯はよくありますが、全国的にも手湯は珍しく、
気軽に利用できる施設で好感が持てました

効能は足湯と同じくらいあります。回廊はギャラリースペースとなっており、鳴子ダムの歴史など写真やポスターが展示されていました。

散策の途中での手湯、ここで初体験！しました。

『手湯』です

こうして手をつけると意外と暖まります

街を巡ります
『ほっとパーク』と名付けられた足湯です

やはり、源泉かけ流しです

源泉も見られます(鳴子ホテル）

温泉神社を巡ります

高台から鳴子の温泉街を見下ろす延喜式内社です。

さてさて温泉に入りましょう。
狙いをつけていたのが「ゆさや旅館」
のうなぎ湯です。

鳴子温泉街の創業３７０年の伝統を誇るの宿です
館内にはレトロ・モダンの雰囲気が溢れていました

お風呂はヌルヌル、つるつるアルカリ泉のいわゆる
「うなぎ湯」で、日によって色が変わるそうです。

湯めぐりシール２枚で入浴しました。

海草ローションをお風呂に混ぜたような・・・
ぬるっとした気持ちのよい泉質です
よく暖まることは言うまでもありません

効能が書いてありましたが、アルカリ泉の
特徴で美肌効果が極めて高そうな感じで
満足度１００％でした！

鳴子といえばこけし人形です
街のあらゆるところにこけし屋さんが点在し、
こけしのおみやげも豊富です

こけし屋さん

こけしみやげたち~

こけしさん

歩いて巡るのにちょうど良い大きさです

ＪＲで東鳴子温泉へ向かいます。
駅は鳴子温泉から古川に向かって一駅の
『鳴子御殿湯』駅です。

二泊お世話になった『いさぜん旅館』さん。
素泊まりですが、なんと二泊で７７００円！
プアなサラリーマンにはありがたいお宿です。
ちなみにご主人は熱烈なタイガースファンです。

湯治する方向けのキッチン用品や茶碗、冷蔵庫など
が揃っています。

旅館内の温泉も格別です
これは、露天風呂です

こちらが炭酸泉です
どちらも石油のような香りと
硫黄臭が香り、よく温まりました

ゆっくり休んで明日に備えます
　　　　　　　　　　　　　　　＜続く＞