激安カーチャーターでデンパサールの小学校見学

2008/08/02 - 2008/08/08

小学校を見学させてもらいたいな〜
どこに行っても　職業柄　旅行の時にはそう思っていました
ハワイではいつも旅行時期があちらの休みと重なり　
無念　建物のみの見学・・・

今回インドネシアの夏休みはもう終わっているし
祭日とも重なっていないことから
「行ってみた〜い」夫に相談なく独断で決定！

この際　どこかの旅行会社に相談してみよう
そう思いネット検索すること数週間
ピピッときたのが　コノ会社
なんと６時間￥３０００
「日本語ガイドはつかないがドライバーが日本語を話す」
その為格安になっているって事だけど
メールをすると　すぐに返事をくれて
なんともこの差出人（日本人の女の子）の文面に惚れ予約！！

格安なんだから
土産物屋の数軒連れて行かれても仕方ない
車がクーラーのきかないボロ車でも仕方ない
そう開き直ってお迎えを待つと
あらわれたのは　超イケメン♪

彼との６時間のお付き合いがはじまりま〜す

学校では校長先生に許可をいただけ
授業参観も写真撮影もお好きにどうぞとのことでした

エリア バリ島(インドネシア)

ホテルを出発したのは８：３０
流暢な日本語を話すドライバーのイマデさんと
楽しく語らいながらアッという間の１時間

着いたのはデンパサール市内の小学校
私達の希望通り「ごく普通の小学校」
事前にイマデさんが交渉してくださいました

校長室に案内され　簡単にご挨拶し
「折り紙」と「本」をプレゼント
校長先生からは
「子供たちとの交流でも授業参観でも
　校内をご自由にどうぞ」と優しいお言葉

ちょうど休み時間だったため
おやつや食事をしている子どもたちの姿
とっても　驚きました

校舎の裏手に　ちょっとした売店があり
お菓子やジュース　写真の子が食べてるお弁当？
子どもの興味をひくような物がたくさんあり
毎日　お小遣いを持たせるのも　大変ですね

家からお弁当を持ってきて食べてる子もいましたが

子どもたちと少し交流したいな〜
などと思ってはみたけど
なんせ「スラマッパギー」くらいしか話せない・・・

珍しい私達客人に　女の子たちはヒソヒソ話・・・

イマデさんいわく
クタやヌサドゥアの学校は訪問する人も多く
観光客慣れしているんだとか
だから敢えて「ふつう」と言った私の意見を尊重し
このデンパサールの学校を選んでくれたそう

そう言いつつ一生懸命案内してくれました

照れて遠巻きにこちらを見ている女の子と対照的に
男の子はすっごいパワー

写真を撮ってくれと大騒ぎで集まってきた
私がカメラを持っていれば私の元に
しかも撮った写真を１枚づつ確認させろと
これがまた大騒ぎ

みかねた夫がカメラをかわってってくれたが
夫がカメラを持つと　今度は夫の元に
いやぁ〜ホントに元気がイイ！！

子どもたちは皆制服を着ていて
この日は　白とエンジ
他にも　白と青　黄色と茶
公立の小学校は　この３種類だそうです
買い物に寄った「ハーディーズ」で売ってました
私立の小学生は　ちょっとおしゃれで
道すがら　蝶ネクタイしてる学校もみかけました

先生も皆制服
この先生だけが体操服でした
体育だったのかな？
ちなみに公立の学校にはグランドはなく近所の広場で週１日体育の授業の日を設けているそうです
柱のそばにいるのが　校長先生
女の校長先生は　珍しくないそうです

休み時間終了のチャイム？がなり
いよいよ授業

「コレ　おすすめです」とイマデさん
授業がはじまり教室に入る瞬間

皆　きちんと整列して教室に入るのですが
並ばせているのは先生ではなく
学級委員？なのか日直？なのか
ちゃんと「前へ倣え」をしています

イマデさん「おすすめ」だけあり
圧巻でした

ふと　気付いたのは
女の子は　私が見た限りでは
皆　髪の毛を伸ばしており
白いリボンできちんと束ねていました

お待ちかね　授業参観
しかし・・・
教室の造りが　授業参観には向いておらず
入り口が前にしかないない・・・

「教室にどうぞ」
そう言われても　
子どもたちはこちらを向いてはしゃいでしまう
まったく授業をする雰囲気ではない

にこやかだった先生の顔は
徐々に険しくなってきて・・・

次の教室に行こう

思案の末
反対側（裏側）からそっと見ることにしました

裏には　
ベッドが１台あるだけの保健室？小さな図書室？
トイレがあり　隅には売店も

水道の前では
なんと「実験」をしていて
ピンクや黄色の　色鮮やかな魚の解剖

こりゃなかなか真剣でいいね〜〜
先生も必死に説明をしてるし

そう思ったのも束の間
すぐに私達は見つかってしまい・・・
もう　ぐちゃぐちゃ

すると
１人の少年が　突然　教室に戻ってしまい
おや　と思っていると　教科書を手にして
「今　この部分をやっているんだ」と　
イマデさん　その少年となにやら話していたが
少年は教科書を持っていないので
誰かの物を探し出して　持ってきたそうです

なんとも　有り難かったのですが
教科書無償配付の日本の子どもたちは
もっと教科書を大事にしてほしいな〜
そんなことを考えた一時です

裏から教室を拝見
ガラスと金網越しになっているにも関わらず
やはり　みつかって・・・
視線は　こちらに向いてしまう〜

でも　なんともクリクリした輝く瞳
かわいいでしょ！！

机は木製で２人づつ
昔日本で使っていたのと同じタイプだけど
それよりは頑丈そうにみえました

日本のように　高学年用・低学年用などの区別もなく
ちびっこ達には　かなり使いにくいかな〜

そう思いながらも
机の上に　教科書・ノート・筆箱が置かれている
日本の風景とは　ちょっと違うことにも気付きました

授業妨害をしている自分達を反省し
校舎内を散策することに
散策っていっても　アッという間

右側にあるのは　先生達の通勤用オートバイ
左側には　教室が続いていて
その間が　庭？
おやつを食べたり走りまわったりする楽しいスペース
正面が　校長室

手前にはお祈りができる場所もありました
休み時間にお祈りのすんだ子は
額にお米をつけてました

校長室には　各児童の宗教別の表も掲示してあり
この学校では約９割がヒンズー教で　次にイスラム教
キリスト系は５人でした

ここは職員室
授業がはじまったので空っぽですが
警備員さん？がお掃除してます

先生も　木製の机なんですね〜
机の上に灰皿があるなんて　うらやましい〜

子どもたちのリクエストで
休み時間の職員室も撮りました
子ども同様おやつタイムなのか
バナナを食べてる写真なので　先生の名誉のため？
掲載はひかえておきます

手前にあるパソコンには
布がかかっています
つい最近まで・・・日本でもそうだったな〜
　

これ以上長居をしても迷惑をかけるだけなので
丁重に　お礼とお詫びを申し上げ
学校をあとにしました

学校訪問のあとの行動も
メールで伝えておいたので
イマデさんが　どう言ってくるのか興味津々

お土産屋さんに連れて行かれるね〜
しかし　その期待を大きく裏切り
希望通りのセントロに

クリスピードーナツの跡には
まだ　新しい店舗はありませんでした

のんびりとサーファーを眺め
カルティカプラザホテルを見学し
今度は１泊位しようかなどと語り
もぅ　待ち合わせの時間

とりあえず　コレだけは買っておきましょ
ロッテボーイのパンを２つ購入

今ソウルでも偽店もできるほど人気だとか
あったかいうちに２人で１ついただき
残りの１つは
王様マッサージ店にもらってもらいました

冷えたらどんな味なんだろ？

その後　お土産購入のため
ヌサドゥアにできた「ハーディーズ」へ

昨年マタハリデパートの地下で買い物した時より
お安くて驚きぃ〜

イマデさんいわく
あくまでスーパーですから！

ハーディーズをでてまだ時間がある・・・
やはり土産物屋に連れて行かれるかな？と
しつこくも思っている私をよそに
ホテルに到着。。。

オイオイ！！それでいいんかい？
逆にこちらが心配してしまうほど商売っ気がない
ヌガラのジェゴクについて尋ねたときも
「遠いから日帰りでは疲れますよ」みたいな返事
写真がないのが悔やまれるけど
超イケメンで　流暢な日本語　人柄も良い
そしてなにより激安！！
次回も絶対頼もうと心に誓った私です

お世話になったのは
バリグローイングツアー＆トランスポートさん
私達は６時間　なんと３千円でした♪♪

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2008/09/06 18:57:13

  デンパサールでの学校訪問！

  ＫＫさん、こんにちは。はじめまして。
  
  デンパサールでの小学校訪問！
  素敵な体験なさいましたね〜♪
  子供たちのはじけんばかりの笑顔〜素晴らしいですね。
  これほどの笑顔で迎えていただけるなんて、
  とても感激ですね〜。
  
  そして、バリグローイングツアー＆トランスポートさん。
  ドライバーのイマデさんは素敵な方、その上、価格＆サービスも文句無し！
  ◎の旅行社さんでしたね！
  
  

  KKさん からの返信 2008/09/06 20:08:34

  ありがとうございます

  むんさん、はじめまして。
  ご覧いただけて光栄です。
  
  小学校訪問は　
  ドライバーのイマデさんの通訳がなければ
  絶対に味わえない貴重な体験でした。
  来年も、学校さえ許可してくれたら伺う予定でいます。
  
  当日撮影した写真を送るべきか
  それとも次回訪問時に持って行くべきか
  そんな事を楽しく悩んでる日々です。
  
  バリグローイングさんは
  ガソリン代も駐車場代もコミコミの代金なのです。
  儲けがあるのか　ちょっと心配しちゃうほど良心的ですよね。