2005/08/29 - 2005/08/31
93位(同エリア145件中)
アリヤンさん
初めてイルクーツクを訪問。
この冬(2005年3月)、トランジットで、イルクーツク空港には数時間だけ、滞在したことはあった。
(ペテロ・パブロフスク・カムチャツキー⇒クラスノヤルスクの移動中に、搭乗した飛行機が立ち寄った)。(その時の紙芝居は;http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10107106/ )
イルクーツクの街に入ったのは、今回が初めて。
今回は、サンクト・ペテルブルグ⇒イルクーツク ダルアヴィア航空H8 342便、ツポレフ154機で、約8時間のフライト。
昨日の朝に、イルクーツク着。
今年の夏は、モスクワなどでは、非常に暑い夏だった。
ここ、イルクーツクでは、雨がちな天候のせいか?
肌寒いくらいの気候だった。
今日は、朝から
「一度は見てみたいなあ」
っと思っていた、バイカル湖を、現地バイヤーに案内してもらった。
「最大水深は1637mで、世界一深い淡水湖」
「世界一の透明度を誇る」
「世界で最も古い古代湖」
「世界で最も水量の多い湖」
と、謳われている湖だけに、その神秘性は深いものでした。
- 交通手段
- 自転車
PR
-
ロシアの飛行機で、一番ポピュラーな機種、
ツポレフ154は、このような機体です。
ロシア国内線で、中距離用として、ロシア全土にわたり、使われています。
昔のボーイング727に、似ています。
ボーイング727を、そのインテリアを殆んど無くし、ジュラルミンむき出しの機内と、粗末な座席が、ロシア国内線のツポレフと、思ってください。
ロシア国内線に乗っていると、時々、アントノフ(下の写真)や、イリューシンに乗り合わせたりします。
また、たまに、ボーイングや、エアバスに出会ったりして、その快適さに、感激したりします。 -
アントノフ。
軍隊の輸送機のようですが、ちゃんと乗客用にできてます。 -
イルクーツク空港。
この空港は、中々、手ごわい空港です。
案内人もなしで、旅行していますと、空港ターミナルが3つもあるのでお手上げです。
どのターミナルが国内線で、どれが国際線??
っとわからないのです。
しかも、国内線ターミナルが2つもあったりして、空港ターミナル内外を、ウロウロさせられたりします。
ロシア文字(キリル文字)表示で、しかも会話が、ロシア語しか通じない世界では、本当に困ります。
真冬に、ここでトランジットしたことがあります。
マイナス30度近い、極寒の中、吹雪の中。
該当のターミナルを求めて、ターミナル外をウロウロしていて、えらい目に会ったことがあります。
荷物を引っ張って、ウロウロしているうちに、手がかじかんできて、身の危険を感じたことがあります。
シベリアの冬は、5分と、外には居られません。
それに比べ、夏のイルクーツク空港は、のどかなものです。 -
さて、現地のお客さんの車で、イルクーツク市内からバイカル湖に、やってきました。
かなり車に乗っていました。
(1時間以上)
バイカル湖が見えてきて、対岸が見える湖の入り口付近。
カモメが乗っている岩が、ありました。
(写真)
昔は、湖面水位が低い時、イヌイット(エスキモー)人の仲間?、ブリヤート人の祈祷師が、この岩のところまで舟をこいで行って、この岩の上で、精霊を祀る祈祷をやっていた、とのことです。
(ブリヤート人はモンゴル系で、日本人と同じような風貌をしています。
一説には、そのDNAは日本人と一致する場合が多い、ともいわれており、日本人のルーツ?という説もあります) -
岸辺には、漁船や、観光船がたまっています。
-
船に書かれたキリル文字を英語アルファベットに直すと「KRISTI」。
日本語では「クリスティ」となります。 -
驚いたことに、日本語、ロシア語、英語の3カ国語で書かれた看板の、土産物屋がありました。
日本人観光客も、結構、多いようです。
でも、この日は、観光客の姿は、閑散としていた。 -
湖沿いの道路には、レストランや、サウナ風呂や、土産物屋のバンガローが、ポツポツあったりします。
賑やかなところでは、このような屋台がでており、バイカルの土産物を売っています。
マトリョーシカやら、ブリヤート族人形やら、バイカルの石製品やら、いろいろ売っています。
どこかから、香ばしい匂いがしてきます。 -
バイカル湖で獲れる、魚のシシャクリ
(串焼きバーベキュー)です。
バイカル湖は、綺麗すぎて、あまり栄養分がないので、魚の種類はそんなに有りません。
代表的なのが、シグと、オムールという中型魚です。
そうした魚の干物が、盛んに売られていました。 -
これは、イルクーツク空港の売店でみた、オムールの干物。
-
湖沿いのレストランで、オムールの串焼きを食べました。
想像はしていましたが、やっぱり、たいして美味しくありませんでした。
淡水魚で、しかも透明度が非常に高い水に住む魚は、エサも少ないので、味も淡白で、魚自体の味は無いも同然??のようでした。
瀬戸内海の海辺育ちなので、海ざかなの美味しさに慣れてしまっているせいか?
淡水魚のほうには、もう一つ食指が動きません。
やっぱり、サカナは海のモノですね。 -
レストランのメニュー。
ロシア語と英語表記もありました。 -
レストランの窓辺から見る、バイカル・ビュー。
雨がちな天候のせいで、湖の透明度は見た目では分かりません。
岸辺によって見ますと、確かに水は澄んでいました。
少しなめてみると、無機質な味。
雨のバイカルは、メランコリックでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
シベリア(ロシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
13