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初めてイルクーツクを訪問。<br /><br />この冬(2005年3月)、トランジットで、イルクーツク空港には数時間だけ、滞在したことはあった。<br />(ペテロ・パブロフスク・カムチャツキー⇒クラスノヤルスクの移動中に、搭乗した飛行機が立ち寄った)。(その時の紙芝居は;http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10107106/ )<br /><br />イルクーツクの街に入ったのは、今回が初めて。<br /><br />今回は、サンクト・ペテルブルグ⇒イルクーツク ダルアヴィア航空H8 342便、ツポレフ154機で、約8時間のフライト。<br />昨日の朝に、イルクーツク着。<br /><br />今年の夏は、モスクワなどでは、非常に暑い夏だった。<br />ここ、イルクーツクでは、雨がちな天候のせいか?<br />肌寒いくらいの気候だった。<br /><br />今日は、朝から<br />「一度は見てみたいなあ」<br />っと思っていた、バイカル湖を、現地バイヤーに案内してもらった。<br /><br />「最大水深は1637mで、世界一深い淡水湖」<br />「世界一の透明度を誇る」<br />「世界で最も古い古代湖」<br />「世界で最も水量の多い湖」<br />と、謳われている湖だけに、その神秘性は深いものでした。<br />

ロシア16: 東シベリア 「夏のバイカル湖」

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2005/08/29 - 2005/08/31

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アリヤン

アリヤンさん

初めてイルクーツクを訪問。

この冬(2005年3月)、トランジットで、イルクーツク空港には数時間だけ、滞在したことはあった。
(ペテロ・パブロフスク・カムチャツキー⇒クラスノヤルスクの移動中に、搭乗した飛行機が立ち寄った)。(その時の紙芝居は;http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10107106/ )

イルクーツクの街に入ったのは、今回が初めて。

今回は、サンクト・ペテルブルグ⇒イルクーツク ダルアヴィア航空H8 342便、ツポレフ154機で、約8時間のフライト。
昨日の朝に、イルクーツク着。

今年の夏は、モスクワなどでは、非常に暑い夏だった。
ここ、イルクーツクでは、雨がちな天候のせいか?
肌寒いくらいの気候だった。

今日は、朝から
「一度は見てみたいなあ」
っと思っていた、バイカル湖を、現地バイヤーに案内してもらった。

「最大水深は1637mで、世界一深い淡水湖」
「世界一の透明度を誇る」
「世界で最も古い古代湖」
「世界で最も水量の多い湖」
と、謳われている湖だけに、その神秘性は深いものでした。

交通手段
自転車

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  • ロシアの飛行機で、一番ポピュラーな機種、<br />ツポレフ154は、このような機体です。<br /><br />ロシア国内線で、中距離用として、ロシア全土にわたり、使われています。<br />昔のボーイング727に、似ています。<br />ボーイング727を、そのインテリアを殆んど無くし、ジュラルミンむき出しの機内と、粗末な座席が、ロシア国内線のツポレフと、思ってください。<br /><br />ロシア国内線に乗っていると、時々、アントノフ(下の写真)や、イリューシンに乗り合わせたりします。<br /><br />また、たまに、ボーイングや、エアバスに出会ったりして、その快適さに、感激したりします。

    ロシアの飛行機で、一番ポピュラーな機種、
    ツポレフ154は、このような機体です。

    ロシア国内線で、中距離用として、ロシア全土にわたり、使われています。
    昔のボーイング727に、似ています。
    ボーイング727を、そのインテリアを殆んど無くし、ジュラルミンむき出しの機内と、粗末な座席が、ロシア国内線のツポレフと、思ってください。

    ロシア国内線に乗っていると、時々、アントノフ(下の写真)や、イリューシンに乗り合わせたりします。

    また、たまに、ボーイングや、エアバスに出会ったりして、その快適さに、感激したりします。

  • アントノフ。<br /><br />軍隊の輸送機のようですが、ちゃんと乗客用にできてます。

    アントノフ。

    軍隊の輸送機のようですが、ちゃんと乗客用にできてます。

  • イルクーツク空港。<br /><br />この空港は、中々、手ごわい空港です。<br /><br />案内人もなしで、旅行していますと、空港ターミナルが3つもあるのでお手上げです。<br />どのターミナルが国内線で、どれが国際線??<br />っとわからないのです。<br />しかも、国内線ターミナルが2つもあったりして、空港ターミナル内外を、ウロウロさせられたりします。<br /><br />ロシア文字(キリル文字)表示で、しかも会話が、ロシア語しか通じない世界では、本当に困ります。<br /><br />真冬に、ここでトランジットしたことがあります。<br />マイナス30度近い、極寒の中、吹雪の中。<br />該当のターミナルを求めて、ターミナル外をウロウロしていて、えらい目に会ったことがあります。<br />荷物を引っ張って、ウロウロしているうちに、手がかじかんできて、身の危険を感じたことがあります。<br /><br />シベリアの冬は、5分と、外には居られません。<br /><br />それに比べ、夏のイルクーツク空港は、のどかなものです。

    イルクーツク空港。

    この空港は、中々、手ごわい空港です。

    案内人もなしで、旅行していますと、空港ターミナルが3つもあるのでお手上げです。
    どのターミナルが国内線で、どれが国際線??
    っとわからないのです。
    しかも、国内線ターミナルが2つもあったりして、空港ターミナル内外を、ウロウロさせられたりします。

    ロシア文字(キリル文字)表示で、しかも会話が、ロシア語しか通じない世界では、本当に困ります。

    真冬に、ここでトランジットしたことがあります。
    マイナス30度近い、極寒の中、吹雪の中。
    該当のターミナルを求めて、ターミナル外をウロウロしていて、えらい目に会ったことがあります。
    荷物を引っ張って、ウロウロしているうちに、手がかじかんできて、身の危険を感じたことがあります。

    シベリアの冬は、5分と、外には居られません。

    それに比べ、夏のイルクーツク空港は、のどかなものです。

  • さて、現地のお客さんの車で、イルクーツク市内からバイカル湖に、やってきました。<br />かなり車に乗っていました。<br />(1時間以上)<br /><br />バイカル湖が見えてきて、対岸が見える湖の入り口付近。<br />カモメが乗っている岩が、ありました。<br />(写真)<br /><br />昔は、湖面水位が低い時、イヌイット(エスキモー)人の仲間?、ブリヤート人の祈祷師が、この岩のところまで舟をこいで行って、この岩の上で、精霊を祀る祈祷をやっていた、とのことです。<br /><br />(ブリヤート人はモンゴル系で、日本人と同じような風貌をしています。<br />一説には、そのDNAは日本人と一致する場合が多い、ともいわれており、日本人のルーツ?という説もあります)<br />

    さて、現地のお客さんの車で、イルクーツク市内からバイカル湖に、やってきました。
    かなり車に乗っていました。
    (1時間以上)

    バイカル湖が見えてきて、対岸が見える湖の入り口付近。
    カモメが乗っている岩が、ありました。
    (写真)

    昔は、湖面水位が低い時、イヌイット(エスキモー)人の仲間?、ブリヤート人の祈祷師が、この岩のところまで舟をこいで行って、この岩の上で、精霊を祀る祈祷をやっていた、とのことです。

    (ブリヤート人はモンゴル系で、日本人と同じような風貌をしています。
    一説には、そのDNAは日本人と一致する場合が多い、ともいわれており、日本人のルーツ?という説もあります)

  • 岸辺には、漁船や、観光船がたまっています。

    岸辺には、漁船や、観光船がたまっています。

  • 船に書かれたキリル文字を英語アルファベットに直すと「KRISTI」。<br />日本語では「クリスティ」となります。

    船に書かれたキリル文字を英語アルファベットに直すと「KRISTI」。
    日本語では「クリスティ」となります。

  • 驚いたことに、日本語、ロシア語、英語の3カ国語で書かれた看板の、土産物屋がありました。<br /><br />日本人観光客も、結構、多いようです。<br /><br />でも、この日は、観光客の姿は、閑散としていた。

    驚いたことに、日本語、ロシア語、英語の3カ国語で書かれた看板の、土産物屋がありました。

    日本人観光客も、結構、多いようです。

    でも、この日は、観光客の姿は、閑散としていた。

  • 湖沿いの道路には、レストランや、サウナ風呂や、土産物屋のバンガローが、ポツポツあったりします。<br /><br />賑やかなところでは、このような屋台がでており、バイカルの土産物を売っています。<br />マトリョーシカやら、ブリヤート族人形やら、バイカルの石製品やら、いろいろ売っています。<br /><br />どこかから、香ばしい匂いがしてきます。

    湖沿いの道路には、レストランや、サウナ風呂や、土産物屋のバンガローが、ポツポツあったりします。

    賑やかなところでは、このような屋台がでており、バイカルの土産物を売っています。
    マトリョーシカやら、ブリヤート族人形やら、バイカルの石製品やら、いろいろ売っています。

    どこかから、香ばしい匂いがしてきます。

  • バイカル湖で獲れる、魚のシシャクリ<br />(串焼きバーベキュー)です。<br /><br />バイカル湖は、綺麗すぎて、あまり栄養分がないので、魚の種類はそんなに有りません。<br /><br />代表的なのが、シグと、オムールという中型魚です。<br /><br />そうした魚の干物が、盛んに売られていました。<br />

    バイカル湖で獲れる、魚のシシャクリ
    (串焼きバーベキュー)です。

    バイカル湖は、綺麗すぎて、あまり栄養分がないので、魚の種類はそんなに有りません。

    代表的なのが、シグと、オムールという中型魚です。

    そうした魚の干物が、盛んに売られていました。

  • これは、イルクーツク空港の売店でみた、オムールの干物。

    これは、イルクーツク空港の売店でみた、オムールの干物。

  • 湖沿いのレストランで、オムールの串焼きを食べました。<br /><br />想像はしていましたが、やっぱり、たいして美味しくありませんでした。<br />淡水魚で、しかも透明度が非常に高い水に住む魚は、エサも少ないので、味も淡白で、魚自体の味は無いも同然??のようでした。<br /><br />瀬戸内海の海辺育ちなので、海ざかなの美味しさに慣れてしまっているせいか?<br />淡水魚のほうには、もう一つ食指が動きません。<br /><br />やっぱり、サカナは海のモノですね。

    湖沿いのレストランで、オムールの串焼きを食べました。

    想像はしていましたが、やっぱり、たいして美味しくありませんでした。
    淡水魚で、しかも透明度が非常に高い水に住む魚は、エサも少ないので、味も淡白で、魚自体の味は無いも同然??のようでした。

    瀬戸内海の海辺育ちなので、海ざかなの美味しさに慣れてしまっているせいか?
    淡水魚のほうには、もう一つ食指が動きません。

    やっぱり、サカナは海のモノですね。

  • レストランのメニュー。<br /><br />ロシア語と英語表記もありました。

    レストランのメニュー。

    ロシア語と英語表記もありました。

  • レストランの窓辺から見る、バイカル・ビュー。<br /><br />雨がちな天候のせいで、湖の透明度は見た目では分かりません。<br /><br />岸辺によって見ますと、確かに水は澄んでいました。<br />少しなめてみると、無機質な味。<br /><br />雨のバイカルは、メランコリックでした。

    レストランの窓辺から見る、バイカル・ビュー。

    雨がちな天候のせいで、湖の透明度は見た目では分かりません。

    岸辺によって見ますと、確かに水は澄んでいました。
    少しなめてみると、無機質な味。

    雨のバイカルは、メランコリックでした。

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