2005/08/26 - 2005/08/28
693位(同エリア1805件中)
アリヤンさん
サンクト・ペテルブルグとくればエルミタージュ美術館だ。
どこかのガイド・ブックには「サンクト・ペテルブルグにやって来てエルミタージュを訪れないのはサンクト・ペテルブルグを訪れたとは言えない」との主旨のことが書かれてあった。
「美術館など、興味は無いワイッ」っと言っていた友人は、モスクワ⇒サンクト・ペテルブルグのアエロ・フロートの機中でそのガイド・ブックを読んで、「エルミタージュに行かねば、サンクトに行ったことにならない。そりゃあ行かねば!」と言い出した。
早速、行ってみることとなった。
さすが世界三大美術館のひとつ!すばらしかった!
(三大美術館=ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館)
ワタクシにとって、ルーブルに続いて2つ目のものだ。
是非ともこのチャンスに行って見たかったので、友人にはずっと「サンクトに行けばエルミタージュに行きましょう」っと言い続けてきた。
美術館のすばらしさもさることながら、サンクト・ペテルブルグの街並みの美しさも際立っていました。
「世界一の水の都、サンクト・ペテルブルグ」とまで云えそうだ。
すんまへんが、「水の都、大阪」とはエライ違いデッセ!
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
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ついにやって来ました、エルミタージュ美術館。
パリのルーブル美術館などに比べ、日本人にはあまり親しみの薄いロシアにある美術館ではあるが、「エルミタージュ」という言葉の響きは「すばらしい美術館」である、との感覚がある。
大黒屋光太夫が江戸時代にロシアに連行され、シベリア抑留されたが帰国したい一念で当時のロシア帝国の首都、サンクト・ペテルブルグまで上って拝謁した、エカテリーナ2世が収蔵品の収集をしたエカテリーナ専用の美術館でもあった。 -
夏の日で天気が非常に良かったせいか、エルミタージュ美術館=宮殿の建物はあのフランスのベルサイユ宮殿の建物よりまぶしく輝いて見えた。
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ガイドブックを全く読まずにエルミタージュ見学を始めた。
まず一階の宮殿の各部屋を見て回った。 -
宮殿内は古色蒼然とした荘厳な様子。
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エカテリーナ女帝も座ったであろう玉座。
「双頭の鷲」の紋章が後ろにあるが、大むかしからヨーロッパの大帝国が大好きな紋章だ。
今はアメリカ大統領の紋章かなにかに使われているのかな? -
ロシアは昔からフランスのことが大好きだった?ので、ロシア宮中にも沢山のゴブラン織りの壁掛けが残っている。
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ナポレオンが収集したメソポタミヤ文明の遺物に対抗してか?
ここにもメソポタミヤの遺跡から盗掘してきたものがある。
このことでも分かるように、ロシアと中近東は距離的には近い、ということである。 -
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ロシア帝国宮中の豪華な生活用品を見てまわり感心した。
絵画は中世から18世紀のものが多かった。
あまりに中世風なので、あまり親しみのわかないものだった。
絵画はやっぱり19世紀以降のものでなければ、、、 -
コレ、ワタクシが好きな展示物、「ロシアの金太郎と鯉」?
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絵画では19世紀のものが比較的親しみのあるものだった。
この「売られる女奴隷」という絵が印象的だった。
一階、二階を見て回って、ハイッおわり!ってな具合で出口近くまで来てしまった。
たしか、エルミタージュには現代美術画があると、何かで読んだことがある。
のに、もう終わり?
出口近くで、この美術館案内の日本語版を立ち読みして、発見!
なんと三階に、印象派絵画のコーナーがあるではないか!
友人と二人で「コリャ、それを見なけりゃエルミタージュに行ったことにはナラン!」っとばかりに、三階フロアに急行した。 -
抽象画部門です。
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有りました!
若い頃から本物を一度は見たかった、カンディンスキーの絵が一杯ありました。
1866年 - 1944年のロシアの抽象画家。
一般に、抽象絵画の創始者と言われている。
彼の絵画はソ連時代、レーニンによって「革命的」として認められていた。スターリンを嫌ってドイツへ、晩年フランスに移住。
若いころ、カンディンスキーの絵を眺めているとむねがドキドキして来るほどエキサイトしてきていた。
それは今でも変わらない。本当にエキサイティングな絵だ。 -
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カンディンスキーの絵を見てやっと、エルミタージュ美術館を見た!という実感がわいてきた。
その他、ゴーギャン、 -
ゴッホ、
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ピカソ、
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ルノワールもありました。
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三階の印象派美術コーナーを堪能して満足、満足。
外に出る。 -
美術館の広場では「クマのミーシャ?」が観光客と記念撮影。
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美術館の玄関前から見える対岸のうさぎ島(ペトロパブロフスク要塞)。
ガイドブックをさっぱり読まずに行動したので、この島の上に何があるのか分からない。
でも海の上に浮かぶこのくっきりとした美しい景色は他にないものだ。 -
イチオシ
島の中心にあるお寺のまわりを一周して、エルミタージュ斜め横にある水上観光バスの乗り場に行った。
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水上バスからのサンクト・ペテルブルグの街並み。
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偶然にも橋の上で結婚ホヤホヤのカップルに出会った。
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水上から歴史的な建物、橋、道路、岸壁などを見ていると、そのしっとり感にうっとりとしてしまう。
世界遺産にふさわしい街である。 -
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古い石畳を歩いていると運河を走るバトームーシュが静かに走っています。
水の都、サンクト・ペテルブルグ。
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