バハ・カリフォルニアお手軽ショートクルーズ＝?　＝初日から船三昧＝

2005/08/21 - 2005/08/27

　ロサンゼルス発のショートクルーズに行ってきました。
お値段もお手ごろで、内容も充実していました。
「モナーク・オブ・ザ・シーズ」号は、フランス生まれだけあってお洒落な船です。

8/21　ロサンゼルス到着→クィーンメリー号見学
8/22　モナーク・オブ・ザ・シーズ号　乗船
8/23　サンディエゴ　　空母ミッドウェー見学
8/24　カタリナ島上陸
8/25　エンセナダ（メキシコ）上陸
8/26　ロサンゼルス→帰国

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 船

　成田からロサンゼルスまでシンガポール航空を予約していたのですが、超オーバーブッキングで急きょアメリカン航空へのご搭乗となりました。
　その代わり、帰りの成田行きはビジネスクラスへご招待です。さらにかなりの額のお小遣いまでくれました。
　今回は出だしから好調です！
ロスの空港からは、乗合いバンでロングビーチへと向かいました。
　宿泊したのは、コースト・ロングビーチ・ホテルです。　ネット予約で朝食付きでお得なキャンペーン料金をゲットしました。

　ロングビーチに周辺にホテルはほとんどありませんが、近くからカーニバルクルーズが発着しているので、クルーズ前泊の利用者がいるようです。
　ヨットクラブが隣にあり、立地は静かでとても良いところでした。

　ホテルで少し休んだ後、時差ぼけの頭でクイーンメリー号の見学に向かいます。
　小さい頃から憧れていたクイーンメリー号にやっとご対面です。　ホテルから庭を抜けて徒歩で向かいます。

　近くまで来ると、潜水艦も展示してありました。
入場料は、クイーンメリー号と元ロシアの潜水艦（レッドスコーピオン）のセットで３５ドルでした。
　けっこうお高めですが・・・。

　時差ぼけの頭ですが、階段を上り船内へ。　雰囲気的には横浜港の氷川丸とよく似ていました。
　一部分はホテルとなっていて宿泊も可能ですが、窓が小さく暗い雰囲気なので、あまりお勧めは出来ません。
　見学路に沿って進むと、船の一番底の機関室から一番高いブリッヂまでくまなく巡れます。

　最後尾のデッキに出てみると、カーニバルクルーズの客船が停泊していました。　お客さんが続々入っていくところを見ると、これから出港のようです。

　ブリッヂからは、前方にホテルが見えていました。

　船の一番先頭から写真を撮ってみました。
マストの中間にある見張り台が、なんか古さを感じさせます。　よじ登って、タイタニックの見張り台ごっこがしたかったのですが、立ち入り禁止でした。　そこらに氷山もありませんでした。

　昔の豪華客船を堪能して、次に潜水艦に向かいます。
娯楽の花形である豪華客船と、戦闘で生死を分ける潜水艦の組み合わせがよく分かりませんが、とりあえず狭い階段を下りていきます。

　突き当たりに、艦首魚雷室がありました。　通路にはまってしまいそうなでかいアメリカ人が、「トビウオ、トビウオ」と言っていたので、何が”飛魚”なのかと思っていましたが、これは魚雷のことでした。
　よく聞いてみると、トッピードー（Torpedo）と言っていたのでした。　少し恥ずかしい思いをしました。　腹いせに、発射ボタンを”カチ・カチ”やってロングビーチを攻撃です。

　狭い通路を、巨大なアメリカ人と密着しながらすれ違ったり、頭をぶつけたりしながら進むと中央制御室？に出ました。　そこには、このところカリフォルニアの太陽とはかなりご無沙汰です色の、深海魚的初老の退役軍人がスタンバッテいました。
　やってきた見学者に、か細い声でなにやら説明をはじめます。　--このロシアの潜水艦は、ほとんどドイツのかの有名なＵボートのパクリです。世界の潜水艦の基本はドイツですね。　当然アメリカの潜水艦もパクリです。　---っといった話題から、かなりマニアックな細かいお話になってきたので、さっさと失礼しました。

　なにやらよく分かりませんが、マニアの方には楽しそうな装置が満載でした。

　狭く暗い潜水艦から、カリフォルニアの元気な太陽の下に無事帰還いたしました。　

　夕方、ホテルのレストランから一杯やりながら、クイーンメリー号を拝みます。　
　海風が気持ちよく吹き抜ける、オープンエアーの素敵なレストランでした。　お勧めです！

　就寝前にホテルの庭から、夜景を写してみました。