2008/08/21 - 2008/08/26
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keithforestさん
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例年のことだけれど今年も軽井沢に住んでいる友人のところに遊びに行った。ようやく涼しいところに行けると喜んでいたのに、その間東京も涼しく、そして軽井沢は涼しいを通り越して寒く、なんとストーブに木をくべたのである。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
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最初の晩の食事は塩沢交差点にある「献立家弥栄」のエビフライ定食。昨年もここでこれを食べた。
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ここでは料理ができるまでの間、キャベツの浅漬けが美味しい。
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もう一つはクレソンとトマトのサラダである。キャベツの浅漬けと共に必ず頼むことにしている。今年はクレソンがなんだか少ないなぁ。
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連れ合いはほっけの定食。充分な量で箸を延ばしてあげた。
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翌日の蕎麦1発目は東御市にある「ふるさとの草笛」である。名前からわかるようにもちろん小諸の懐古園に本店がある草笛のつながり。
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壁に貼られている掲示を見るとおおよそこの店の蕎麦がどんなポリシーでお客に提供されているのかがわかる。
私たちが蕎麦が出てくるのを待っている間にバスが到着して26-27名の団体がどっと入ってきてもなんということのないくらいのキャパシティーがある。
どうやら「為右衛門そば」の横綱はネタのために注文する奴が後を絶たなかった様子である。ちゃんと食べろよ、といっている。当たり前である。尤もどんだけの盛りなのか見てみたい誘惑に駆られることは間違いがない。 -
かき揚げともりをいつものように注文する。信州の蕎麦屋には必ずこのかき揚げなるものがメニューにあって、おおむねタマネギが中心になった天ぷら。
これが普通盛りのもりである。草笛の蕎麦だからつるつると食べられちゃう。薬味もこのあたりでは確実に大根おろしがついてくる。そしてかき揚げには普通の天つゆがついてきて、ショウガと大根のおろしたものが薬味につく。 -
かき揚げは半分にカットされて出される。ちゃんと海老が入っている。
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こうして桶に入れて出されると、あぁ、これこれと嬉しくなってしまう。
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平らげた桶を見ていただければこの普通盛りでも充分であることがわかっていただけるだろうと思う。
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夜は友人の家で、自宅の畑で収穫された芋を食べさせてくれました。美味しそうでしょう?うまいんです。
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「インカの瞳」といったかなぁ・・?紫色のジャガイモですよ。3-4種類のジャガイモを収穫したんだそうです。
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二軒目の蕎麦はどっと走って長野から戸隠まで登ってきました。戸隠神社・中社のすぐ下にある「名代徳善院蕎麦 極意」という店です。ここに入る手前に「うずら家」という蕎麦屋があって、その前に20人以上の人たちが霧雨の中、外で順番待ちをしています。これは相当な店なんでしょうけれど、私たちは極意にはいるのがひとつの目的でしたので、惑わされずにこちらへ。
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よくあるつき出しは蕎麦を揚げたかりかりだけれども、これはかりんとうになっている。多分店頭で売っているんでしょうねぇ。
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これで店の雰囲気がおわかりいただけるでしょうかねぇ。私たちの後からお入りになったおばあさん4人組があぁでもない、こうでもないと楽しそうで、幸せな人生を送っておられるんだろうなぁと思いを致す雰囲気でした。
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連れ合いが「渓の膳」なるものを注文したらこんなものがついてきましたよ。お〜!さすが宿坊も営むお店のようですなぁ。神社でも宿坊というのですかね?
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私が頼んだもりにもこんなきゃらぶきと豆腐がついてきます。さすが宿坊。豆腐の上にはショウガと金山寺味噌。なるほど、こんな食べ方ありですね。今度家では佃煮を載っけるってのもありかなぁ。
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で、これが蕎麦です。細いです。さら、つる、です。おいしい。しかし、もの足りません。東京から来られた方は多分量的には何も仰らないと思います。しかし、信州盛りになれているとこれは・・・ねぇ。
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この奥社まで歩くのが今回の目的ですが、駐車場から参道を歩いて帰ってくるとなんとほぼ一里あります。疲れましたねぇ。
帰りは「あぐりの湯」にまた入りましたです。 -
さて、翌日は中込出身の友人から「中込に行くならここに行かなきゃならんでしょう!友人の家です」と聞いてしまったので、「藤蔵屋」に行きましたよ。
純粋な蕎麦屋じゃなくて、鯉料理もありですし、鰻ともりの組み合わせなんてメニューもありで、川魚料理と蕎麦という感じ。しかし、この蕎麦が片手間なんかじゃなくて、その道では大変に有名な上田の「刀屋」系統だというのだから自ずから心して立ち向かわなくてはなりませぬ。 -
これが藤蔵屋のかき揚げです。何が入っているのか判然としないのですが、とにかく魚のだしがきいている味です。ひょっとしたら蕎麦だれの出汁取りに使ったじゃこかなんかが入っているのかも知れません。これが美味しくて、もう忘れられません。
今回の蕎麦屋さんの中でこのかき揚げが文句なしの優勝です。 -
私が注文した「中もり」であります。どうです!と私が威張ってもしょうがないのですが、これは立派です。昨年小諸から中込に移ってきた「蔦や」の蕎麦をそのまま彷彿とさせる蕎麦です。頂点で多分7cm位の厚みがありそうです。
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こうしてみると連れ合いが頼んだ小盛との差が歴然としますなぁ。しかし、これではわざと小盛を向こうにおいて差を強調しているんだろう、というお声があるかも知れませんねぇ。
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じゃ、これでどうでしょう?はっきりもうしあげて「ごちそうさま」状況はアップしません。二人とも完食できませんでした。この蕎麦はつるつるとたぐるというわけにはなかなか行きませんが、蕎麦の味をじっくりと楽しめます。
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さて、四軒目はこれまた東御市、それもサンライン沿いにある、今年の7月に開店したばかりだという「一心」です。以前は何か違う店だったのかも知れません。
こちらも鹿児島地鶏がひとつの売り物らしいです。同じ東御市の「ふるさとの草笛」でも鹿児島地鶏がメニューにあったけれど、流行ですかね?それとも共同仕入れ? -
これが「一心」のかき揚げ、180円です。非常に標準的だと思いますが、安いですなぁ。
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というわけでいつもの中盛り+かき揚げというとこういうことになります。ちゃんと天つゆ+ショウガと大根のおろし、ネギ、わさび(お!本物だ)と大根おろしの薬味です。
ここの蕎麦は私好きです。草笛と昨日の藤蔵屋のちょうど間くらいに位置する蕎麦、といったってそれぞれを経験した方でないとわからないのですけれど。 -
こんな具合の蕎麦です。おいしそうですねぇ。この写真を見ているだけでよだれが出てきちゃいます。
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友人はその「鹿児島地鶏」に誘惑されちゃって「鹿児島地鶏蕎麦」を頼んでいました。食べさせて貰っていないから味がわからんですがね。
というわけで今回は蕎麦屋四軒でしたが、全部はじめていったお店でした。来年もまた楽しみです。
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