冬の中欧周遊　−５日目・ウィーン?

2007/12 - 2007/12

オーストリアの首都ウィーンは神聖ローマ帝国の皇帝として
中欧ヨーロッパを統治したハプスブルク家の下で大きな発展を遂げた都市。

マリア・テレジア時代に栄えた市街は、子・フランツ・ヨーゼフ時代に整備された。

ハプスブルク家の遺産はもちろん、沢山の芸術家を輩出してきたウィーンは、絵画・音楽・建築等の芸術であふれています。

エリア ウィーン(オーストリア)

朝７時半にホテルを出発、バスでウィーンへ。

途中、ハンガリーとオーストリア国境でパスポートチェック。

ブダペストを出て、約４時間後ウィーン到着。

到着後すぐ昼食をとり、ウィーン郊外のシェーンブルーン宮殿の観光へ。

シェーンブルーン宮殿はハプスブルク家の夏の離宮。
シェーンブルーンとは「美しい泉」という意味だそうです。

このシェーンブルーン宮殿も私がどうしても訪れたかった場所のひとつです。

ところがツアーなので、慌ただしく周ってゆっくり
見れなかったのが非常に残念。

有名な鏡の間（モーツアルトが幼い頃、
マリア・テレジアの前で演奏したと言われる間）や広大な庭、
世界最古と言われる動物園。

どれもとても見たかったものなのに、結局見れなかった・・・
またいつか見に来よう、と心の中で誓うのであった。

ウィーンの中心地へ戻り、市内観光へ。

観光スポットのひとつでもある、モーツアルト像。

季節が良ければ像の前にある芝生のトーン記号が
お花で埋め尽くされとても綺麗なトーン記号が見れるようですが、
今回は季節的な事もあって寂しいトーン記号でした。

モーツアルト像。

石畳の道に馬車が、中世の街並みを漂わせています。

ウィーンのシンボル・シュテファン大聖堂。

ここで、モーツアルトが結婚式をあげたことも
あるそうです。

シュテファン大聖堂内部。

地下にはカタコンベもあるそうです。

クリスマスが近いからなのか？、通りに不思議な
丸い物が上から吊るされていました。

馬車の馬も耳のところがクリスマス仕様です。

夕飯はちょっと早めに１８時〜。
ウィンナーシュニッツェル。


たたいて薄く伸ばした仔牛肉を揚げたカツレツ。

日本のカツレツより薄くて食べやすかった。

次のオペラ鑑賞まで時間がなかったので、急いで
食べた。

慌ただしく夕飯をとった後は、国立オペラ座にて
オペラの鑑賞。

ちょっとお洒落して、初めてのオペラ鑑賞に
ワクワク。

演目はワーグナー作「ヴァルキューレ」

事前に添乗員さんがストーリーが書いたものを
渡してくれたのだが、これが複雑で何度読んでも
あまりよくわからず。大丈夫なのだろうか・・？

国立オペラ座ではオペラの他、バレエ公演も
行われています。

ロビーの様子。
皆さん、お洒落してます。

興奮のあまりどこをどう撮ってよいかわからず、とりあえず上まで行って、そこから撮ったバルコニー席。

私はこのバルコニー席でした。
４人用の個室となっていて、その中でも後ろの席だったので
全然舞台が見えず、歌だけしか聞こえませんでした。

昔は今のように、皆が舞台を見やすいような客席の設計になってはおらず、伝統あるこの国立オペラ座も
もちろん昔の客席のままとなっているので、見えないのも仕方ないとの事だった。

ちなみに私たちツアーは、一番安い席で皆バラバラの
席だったので、個室の他３人は外人だった。

上から見た、演奏席。

オペラ座の中。

隅々まで凝っています。

自分のバルコニー席から撮った反対側のバルコニー席。

バルコニー席から撮った演奏席。

結局、私の席からは舞台も見えず、歌詞もイタリア語で全然わからなかったけど、オペラの雰囲気に触れられたいい体験になりました。