スペイン北部・ポルトガル旅行（6）／ナザレ

2007/10/09 - 2007/10/10

　ナザレは昔から行ってみたくて、なかなか行けない場所であった。町の規模がそんなに大きくはなく、ポルトガル主要幹線から少し外れているからだった。ただ日本の昔の漁村と同じように「イワシ」を塩焼きした料理が美味しい所という、なつかしいイメージでやって来たのだが。

　ちなみに、このポスターを見てナザレの発音は、「ナザレー」と尻上がりに最後の「レ」にアクセントがあることが分かる。地元の人に聞いてみると自然にそう発音していた。日本人にこのニュアンスは難しいなぁ。

エリア ナザレ(ポルトガル)

ホテルに荷物を置くと、何はともあれケーブルカーにのって高台に登る。

ここがナザレの有名な景色。

今まで写真でよく見て来た景色が眼前に。

高台の広場に建つ教会。

側にある民家。

民家はそれぞれ工夫をこらして

美しく飾り立てている。

こんなにも見晴らしのいい場所で。

このおじさん達の生活は羨ましいなぁ。

しかし何を考えて毎日を過ごしているんだろう。

ポルトガルらしい風情。

再び下に降りて来ると目立つ街角に。

メイン通り、といってもこのような道は海に並行して３本ぐらい通っているのみ。

何を売っているの？


二階の部屋も売っている
「VENDE-SE」の広告が。

おじさん元気だね。

お待ちかね。

午後のおしゃべり。

宿泊部屋からの眺め。

ホテルのベランダや屋上でスケッチ時間。

　太陽が海に沈むまで街の色の変化を見た後、ケーブルカー乗場近くで見つけていたレストランに出掛ける。

　いわし料理を注文したら大皿で出て来た。ポルトガル料理は大味のものが多い。

朝の光に照らされて。
これは絵になると思ったのだが。

中央に昨日登ったケーブルカーと高台が見える。

宿泊したホテルのロビー。どこかしら精一杯飾り立てた田舎っぽさが抜けていない。

夏の季節には観光客・海水浴客で満員になるだろうが、今の季節は。

1泊ツインで100ユーロ。ナザレでは高級ホテル。交渉すればもっと安くなっただろうに。

　今回の旅行でホテルを日本からWeb予約して来なかったのはナザレだけだった。ホテルのホームページ内容が不十分なので現地に行って決めることにしたのだが、その結果宿泊賞に足下を見られたかも知れない。慎重になっても良かった。

バス停はホテルのすぐ側だった。そこでバスの到着を待つ。

バスはなかなかやって来ない。係員が電話連絡をしてバスの現在位置を確かめる。

　高速長距離バスはスペインのア・コルーニャあたりから連結を取り、ポルトガル全土に編み目を敷いている。

　我々はリスボンを通過して先ずエヴォラに向かう。

まだバスは来ない。どうしたのだろう。