イタリアからオーストリアへ(06) フィレンツェ ～2001年 骨休め～

2001/05/29 - 2001/06/12

シエナをわずか１泊で後にし、バスで花の都フィレンツェへ向かいました。

ペルージャ、アッシジ、シエナ、と、こじんまりした街を巡った後のフィレンツェは、いやはや、大都会に思えました。騒々しく走る車に、大勢の人。目が回ってしまいました(＠_＠)。
お陰で、じっくり見られなかったし、記憶にもさほど残っておらず。
なのに、数年後に観た映画「情熱と冷静の間に」で、フィレンツェがとても美しく描かれていて、あぁ、後悔。
機会があればまた訪れたいと思っています。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: KLMオランダ航空

フィレンツェといえば、Cattedrale di Santa Maria del Fiore サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ドゥオモ。
1296年から140年以上もの歳月をかけて建設された、ゴシック様式、ルネッサンス様式、ネオ・ゴシック様式が混在した大聖堂。

ファサードと、右はジョットの鐘楼。

聖堂は意外にシンプル。

（Cattedrale di Santa Maria del Fiore サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）

天蓋に描かれている、最後の審判。

（Cattedrale di Santa Maria del Fiore サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）

Piazza della Signoria シニョリーア広場に1299年から1314年にかけて建てられたPalazzo Vecchio ヴェッキオ宮殿。
当初はフィレンツェ共和国政庁舎として使われ、メディチ家も住んだそうです。
現在はフィレンツェ市庁舎。

Palazzo Vecchio ヴェッキオ宮殿の前の「ネプチューンの噴水」

Palazzo Vecchio ヴェッキオ宮殿の前に立つ、ミケランジェロのダビデ像（コピー）

Galleria degli Uffizi ウフィッツィ美術館。
この美術館に入るには事前に予約が必要、なんてことを聞いていたので、それは気ままな旅には無理。
と、鑑賞は諦めていました。ので、前を素通り…。

Arno アルノ川対岸から見る、Galleria degli Uffiziウフィッツィ美術館。
にょきっと、Palazzo Vecchio の塔。

アルノ川に架かる Ponte Vecchio ヴェッキオ橋。
Vecchioとは「古い」という意味だそうで、フィレンツェ最古の橋。現在のは1300年代に再建されたもの。

橋の上には宝石屋さんがずらり。
1500年代には、アルノ川の両岸にあるピッティ宮殿とヴェッキオ宮殿の間の大公専用の通路が作られました。

ルネッサンス様式の、Palazzo Pitti ピッティ宮殿。

Piazza Michelangelo ミケランジェロ広場から眺める、Firenzeの街並み。

Piazza Michelangelo から眺める、Arno と Ponte Veccio。

Piazza Michelangelo から眺める、Cattedrale di Santa Maria del Fiore 。

ん？

このイノシシを撫でると、またフィレンツェに戻ってこられる、と言われている像。
お鼻、テカテカですね。

korotamaがホテルで寝ているときに、お抱えカメラマンが一人で訪れ、撫でてきたそうです。
korotamaもまた行きたいよ〜。



2010年現在、お抱えカメラマンも、もちろんkorotamaも、再訪できていないよ。
イノシシさんの引力は、ここ日本まではなかなか届かないかっ！

サラリーマンに人気があるという trattoria トラットリアで夕食。

パン入りのリボリッタ、トルテリーニのコンソメスープ
アリスタ（豚肉の背肉ロースト）、ミートボール
食事のお供は Vino della cassaの赤
ティラミスにエスプレッソ

わいわいわいわい、とても賑わっていました。

夕暮れのDuomo その１

夕暮れのDuomo その２

酔いも覚めるほどの美しさでした。