立山・黒部アルペンルート

2008/08/04 - 2008/08/05

8月4・5日に立山・黒部アルペンルートに行ってきました。朝、6時の新幹線で名古屋まで行き、名古屋からワイドビュー信濃で松本9時5分着。9時10分の大糸線に乗り10時6分信濃大町着。ここからバスやトロリーバスやロープウェイを乗り継いで室堂まで行きました。
天気予報を見ると前日までずっと晴れているのに4日が雨・曇りマークが・・・今までいつ、どこに行っても雨に降られたことのない晴れ女なので今回も大丈夫だろうと楽観して行きました。行った当日の午前中は霧雨のような雨が降っていましたが、立山の室堂平に着き散策をはじめたらさぁっと晴れてきてミクリガ池もくっきり、前方の立山雄山の頂上の鳥居まで見えました。
室堂平では、ナチュラリストというボランティアの案内人さんに高山植物の説明を受けながらの散策でとてもよかったです。標高2300メートルは気温14度。とても涼しくて本当に気持ちがよかったです。その後、バスで弥陀ヶ原に行き、湿原の中、木の道を歩きました。
翌日は朝、美女平の原生林の中を散策し、称名滝に行きました。
落差300メートル以上ある大瀑布で、ここも涼しくマイナスイオンを浴びて帰ってきました。

エリア 立山黒部(富山)

長野側から出発しました。朝出た時の大阪と違いさすが涼しかったです。

扇沢行きのバス停。乗客はわりと少な目でした。アルペンルートへは富山の立山駅から入る人の方が多いみたいです。

霧雨にけぶる扇沢。いよいよ山に入ってきました。ここまで車で来て車を置いてトロリーバスに乗る人も多いみたいですね。

関電トロリーバスです。最初2両編成かと思っていましたが一台ずつでした。乗車区間はトンネルだけです。

黒部ダム駅から長い階段を上ると黒部ダムが一望に

階段を上り外に出ると目の前に幻想的な山水画の世界が・・美しかったです。

夏季限定の大放水です。

ダムの上を歩いて渡ってケーブル黒部湖に向かいます。ここもひんやりして気持ちがいい。

ケーブルカー。

黒部平につきました。ここはまだ霧に覆われていませんでした。ここからロープーウェイで大観峰で行くのですが、ロープーウェイを見ていると真っ白な霧の中に吸い込まれています。

大観峰に向かうロープーウェイに乗ってるときから真っ白で視界ゼロだったのでコリャダメだと思っていると着いても真っ白でした。なので中でうろうろ。

大観峰からバスで室堂へ行くと霧が薄くなっていました。

室堂を散策するうちにだんだん霧が晴れてきて目の前がはっきりしてきました。チングルマが満開。

チングルマです。

ミクリガ池も美しい。

雪渓があちこちに残っています。地獄谷方面です。硫化水素の匂いがしています。

広々として涼しくて気持ちがいい。

ヨツバシオガマです。高山植物は小さいです。

血池です。色がすこし赤っぽい。

これもものすごく小さいですが、タテヤマリンドウです。

ミドリガ池。水が冷たくて透明でした。きれい。

コバイケソウ。

目の前に立山雄山が見えました。霧はすっかり晴れて頂上の鳥居まで見えました。上るのはちょっと無理かな。

ミヤマダイモンジソウです。

日本最古の山小屋です。重要文化財です。

3時間半ほど散策して弥陀ヶ原に向かいました。

弥陀ヶ原バス停です。だれもいませんでした。

すぐ目に入ったニッコウキスゲ。立山ではゼンテイカ（禅定花）といいます。

弥陀ヶ原湿原を木の道で歩きました。広々として静かです。

湿原の中にぽつぽつとあるガキ田。

チングルマの種子です。室堂では満開だったチングルマが、少し標高の低いここではすべて種子になっていました。これもきれいです。

ワタスゲもたくさん咲いていました。

ミズバショウです。初めて見ました。

立山駅前に一泊して翌日の朝原生林の森林浴をしようと美女平に行きました。

美女杉です。

霧が立ち込めていました。

分かれ道です。右にずっと行くと道と川が少し前の大雨で枯れ木で埋まってふさがれていました。

たくさんの杉木立に立ち込める霧が幻想的でした。

立山駅に戻り称名滝に行きました。

称名川沿いに30分くらい歩きます。

日本一の落差を誇る称名滝。大瀑布で見ごたえあります。