![鯨と言えば、下関市が有名です。<br />なにせ、昔本拠地をおいていた大洋も「ホエールズ」でしたし。<br />でも、昔日本海側でも捕鯨は行われていました。<br />長門の捕鯨基地、青海島の通地区には、鯨墓やくじら資料館があります。<br />そして、毎年海の日には、古式捕鯨の実演も行われています。<br />一度は見ておこうと、見に行くことにしました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/26/15/650x_10261526.jpg?updated_at=1219842489)
2008/07/21 - 2008/07/21
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くに・クマさん
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鯨と言えば、下関市が有名です。
なにせ、昔本拠地をおいていた大洋も「ホエールズ」でしたし。
でも、昔日本海側でも捕鯨は行われていました。
長門の捕鯨基地、青海島の通地区には、鯨墓やくじら資料館があります。
そして、毎年海の日には、古式捕鯨の実演も行われています。
一度は見ておこうと、見に行くことにしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
当日に急遽行くことに決め、ネットで古式捕鯨の実演時間を調べて、直前に着くように家を出ます。
長時間待つのは旦那が飽きちゃうので^^;
青海島近くの遊覧船乗り場まで来ました。
ここにも親子鯨の像があります。
しかし、大々的に宣伝しているだろうという予想は外れ、青海島に入っても、一向に看板類がありません。 -
もしかして日にち間違えたのかなあ、と思いつつ、とりあえず青海島の端っこ、通(かよい)地区に行ってみます。
無事にやってましたが、今度は駐車場がありません。
右往左往しながら、ようやく会場過ぎたところで場所ゲット。
徒歩で会場へ。
途中の魚市場でたむろしている赤ふんどし集団を横目で見つつ、手前のくじら資料館へ。 -
資料館には入らないで、横の販売所へ。
古式捕鯨の後で無料でふるまうという、くじら鍋の準備中でした。
どこで見るのがいいかと聞いてみたら、やっぱりくじら祭りの会場がいいそうです。
ということで、また移動。 -
大漁旗のたなびく会場へ着きました。
-
長門市のというより、通地区のお祭りといった感じのようです。
-
朝から和船競漕大会をやってたようですが、着いた時には既に終了。
そういえば、萩のおしくらごうも未だに見ていません。 -
捕まえられるクジラは、既に海上。
普段はくじら資料館の前に展示してあっていかにも作り物なんですが、海にあるとそれっぽく見えます。 -
眺めがいいのはそっち、と言われて桟橋?っぽいところに来ていたのですが、人はほとんど陸地の方です。
どうも、クジラ発見役の小学生の方に人気は集まっているようです。 -
手順としては、陸地で監視役(この場合地元の小学生)が「クジラが来たぞー!」と叫んで、合図の狼煙が上がって、漁師が突撃!のようです。
で、元気よく叫ばせたいようで、しばしリハーサル。
最初は一人ずつ声だしやってて長引いたもので、桟橋にいる狼煙役のおじさん、だんだん待ちくたびれてます。 -
そうこうしているうちに、雨がポツポツ。
クマに雨は大敵です。
ということで、レインコートにお着替え。 -
最初は気が乗らないような小学生も、やってるうちに段々本気になったようで、元気よく「クジラが来たぞー!!」
で、狼煙。
みんなで耳ふさぎます。
ふさぎすぎてて、思ったより大きな音には聞こえませんでした。 -
捕鯨団出航。
-
彼方のクジラも潮吹いてます。
-
あっというまに、取り囲みました。
が、クマと一緒に写そうとするとこの程度にしかなりません。
ということで、しばしクマ休憩。 -
逃げるクジラに追う漁師。
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逃げているんですが、
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港に段々追い込まれていきます。
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かなり近くを通っていきます。
あんまり海の男風でない人やら外人さんもいます。
人出不足で、数年前から参加者募集しています。
帰宅後にテレビのニュースで見てたら、外人さんは捕鯨禁止賛成国から来てたそうです。 -
激しい漁に、海に落っこちる人も。
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舟に助け上げられた頃には、クジラも港の中に追い込まれています。
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すっかり取り囲まれちゃいました。
こうなるから、港側に人が多く集まるんですね。 -
縄をかけられて、
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ついにとどめを
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・・・!!
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細かいところで演出してるなあ。
本物だったらやってるだろう大暴れは、安全上無理なんでしょうねえ。 -
某番組の、「捕ったどー!!」状態。
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曳航されるクジラ。
行き先は分かっているので、先回りします。 -
くじら資料館の前にも、ずいぶん人が集まってきました。
暗雲もずいぶんたちこめてまいりました。 -
鯨謡組、若干待ちくたびれてます。
-
そうこうするうちに、クジラが運ばれてまいりました。
-
クジラが引っ張ってこられるかと思いきや、運ばれてきたのはぬいぐるみ、もとい、胎内にいた子クジラです。
実はこれ、大きな意味があります。 -
クジラを大切にしていた通地区には鯨墓があり、仕留めたクジラの胎内に子クジラがいた時は、手厚く葬っていたのでした。
実際の墓はこの裏手にあるのですが、お祭りをするスペースがないので、なんちゃって墓の前に供えられています。
漁師も集まったところで、鯨謡が始まります。 -
始まった途端に、土砂降りの雨。
クジラの涙雨?
傘は持ってたけれど、雷まで鳴り始めたのでたまらず退散。
クジラ鍋は断念。残念。 -
帰り際のクジラ。
海上にある時は勇壮なクジラも、陸に上がればハリボテに戻ってました。
次の祭りまで、資料館の横でお休みです。
ちなみに、以前に近寄って観察した限りは、ヒゲクジラっぽかったです。
以前来た時の旅行記はこちら。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10064594/
鯨墓を見に行った、観光ボランティアの研修旅行記はこちら。
http://www.h7.dion.ne.jp/~yamakuni/y/nagatoAI17.htm -
クジラ鍋のふるまいはあきらめて、湯本温泉あたりで食事をしようかと車を走らせます。
途中にあるレストラン紫津浦。
昔は竜宮城をイメージした派手な建物だったのですが。
横を通ったら、閉鎖されてました・・・
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