2007/12/03 - 2007/12/03
80位(同エリア265件中)
SUR SHANGHAIさん
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朝はお天気も上々で、早速車で聖大メテオラ(大メテオロン)修道院方向へと上って行き、メテオラの奇岩と修道院見学を始めたこの日。
この日の修道院を回るルートも、地図でバッチリ!
それぞれの修道院の近くまで車で行けて駐車場もあるので、秘境のイメージを抱いて行くとちょっとガッカリする人もいるかも。
そんな時にはトレッキング・コースのような道もあるらしいので、自分の足で奇岩と修道院巡りをしてみるのもいいかもです。
12月初めの気温は涼しいのを通り越して寒い位でも、修道院の立つ岩山を上って行くうちにちょうどよく体も温まりそうだね。
出だしは絶好調! …のはずが、この日の前半はこれまであちこち回って来た疲れが出たのかどうか、いつもは旦那が「こら、待て!」と言うくらい歩き回るSUR SHANGHAIも元気無し。
元気が出ないと写真もあんまりうまく撮れないし、聖大メテオラ(大メテオロン)修道院から下りて来た後はちょっとリタイア。
鬼の霍乱勃発か〜。
それでも、この日はいい宿も見つけて、お昼ご飯を食べた後は元気回復。
メテオラの奇岩と修道院を巡るドライブは、後半へとなだれ込みます。
表紙の画像は、アギア・トリアダ修道院向かいの岩山。メテオラの町のカランバカ地区がちょっとだけ岩の下に見えています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これは、ロンリー・プラネットのメテオラの地図の一部をスキャンしたものです。
前編でも同じ地図を使ってメテオラ周辺の修道院をご紹介しましたが、今回もここに出しておけばこの旅行記に出てくる修道院の参照に便利かと思います。
この地図は上方が北方向になっています。
地図に点線で付けられたマスの一辺は700mほどを示しています。画像をクリックして元画像で見てみるとさらにはっきり表示されます。
画像左手がカストラキ地区、画像下方がカランバカ地区。濃い灰色の部分は奇岩群になっています。
左よりに付けた赤い○は、昨日のHOTEL KASTORAKIから移った別の宿PYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)の大体の位置。
見所となる修道院は一ヶ所にかたまっているのではなく、一般人も見学できる6つの修道院は*印を付けたようにあちこちに点在しています。
SUR SHANGHAIたちはレンタカーで行ったので移動は楽でした。
カストラキ地区から車道沿いに上っていく順番に紹介すると:
黄色い*: 聖ニコラオス・アナパフサス修道院
ピンクの*: ルサヌー修道院
緑の*: ヴァルラーム修道院
赤い*: 聖大メテオラ(大メテオロン)修道院
ルサヌー修道院から先の道が枝分かれしてして、そこから画像右手の方に行くと、
濃い青の*: アギア・トリアダ修道院
薄い青の*: 聖ステファノス修道院
が見学できます。 -
修道院の見学曜日、見学時間を記したこの表も前編に出しましたが、この旅行記にも出しておきます。
メテオラの上記6つの修道院は見学できる曜日や時間帯がそれぞれ違うので、見学の順番や組み合わせにご用心。
夏季・冬季によってもその曜日や時間帯が異なってきます。聖ニコラオス・アナパフサス修道院は冬季は閉鎖になります。
この冬季というのは、聖ニコラオス・アナパフサス修道院前に出ていた看板によると12月〜3月のようです。
画像は、パンフレットに出ていた各修道院の見学できる曜日と時間帯です。このままでも十分見えるかと思いますが、画像をクリックして元画像で見てみるとさらにはっきり見えるようになります。
今後の変更もありえるので、現地での確認も必要だと思います。
ちなみにこれらの修道院名は英語で出ていますが、日本語名は、上から:
聖大メテオラ(大メテオロン)修道院 注:この表では冬季のオープン時間が9時〜1時、3時〜5時になっていますが、私たちが行った07年の12月初めには変更になっていて、実際には9時〜4時でした。
ヴァルラーム修道院
アギア・トリアダ修道院
聖ステファノス修道院
ルサヌー修道院
聖ニコラオス・アナパフサス修道院 -
SUR SHANGHAIの鬼の霍乱(?)の後、またまた奇岩と修道院巡りを再開。
昨日のHOTEL KASTORAKIから移ったPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)があるカストラキ地区からまた車ですいっとヴァルラーム修道院そばの駐車場に到着。
上の方に出した地図だと、緑色の*を付けた場所がそうです。
この画像で見えているのは、今朝行った聖大メテオラ(大メテオロン)修道院とその岩山。
聖大メテオラ(大メテオロン)修道院は、メテオラでは一番古くて大きい修道院ですが、同時に一番高い場所にあるので、ほかの修道院を見下ろす形になっています。
聖大メテオラ(大メテオロン)修道院の見晴台に立った時には、逆にこっちのヴァルラーム修道院とその岩山が見えていたっけと思うと不思議な気分。 -
画像左手の岩山の上に見えるのはヴァルラーム修道院の一部。
ここからも向こうの岩山の聖大メテオラ(大メテオロン)修道院が見える位置。
ヴァルラーム修道院の建物から一本のロープが垂れ下がっていますが、これは昔、物資を修道院に引き上げるためのもの。
後で行ってみたら、その巻き上げ機が今も残っていました。ひょっとしてまだ使っている?
今朝行った聖大メテオラ(大メテオロン)修道院では、たまたまケーブルカーで物資を運ぶ様子が見られたけど、ヴァルラーム修道院ではどうだろう?
空を横切るケーブルも見えていますが、ケーブルカー用にしては修道院側の位置がちょっと低すぎるような気がするんですが…。 -
ヴァルラーム修道院への階段を上る。
途中にあったテラスのような部分で一休み。
普通の体力があれば、ゆっくり歩いて行ける位です。
わ、隣の奇岩より高い所まで来ちゃったね。 -
ヴァルラーム修道院へ上っていく階段の途中。
奇岩と奇岩の間に見えるのは、ポツリと一つだけ取り残されたかのような岩山の上のルサヌー修道院。
上の方に出した地図だとピンク色の*を付けた場所。
その下をグルリと取り巻いているように見えるのが、カストラキ地区から上ってくる車道。
ルサヌー修道院は、その車道脇の階段から直接岩山を上って行くようになっています。
う〜ん、メテオラは紅葉する木が多いみたいだから、秋の盛りにはきれいだっただろうなあ。
春の新緑の頃には爽やかな景色かも。 -
ヴァルラーム修道院のチケットも2ユーロ。
聖大メテオラ(大メテオロン)修道院と同じように、またまたエプロンのごとき布を腰に付けて内部へと入っていったSUR SHANGHAI。
ヴァルラーム修道院の立つ岩山の上に出ると、回りもまた切り立つ岩山。
ここに一段また一段と階段を削り、物資を引き上げて修道院を建て始めた頃の辛苦を思う。 -
ヴァルラーム修道院は、全ての聖人を象徴しているという修道院で、16世紀の建築。
ここはその聖堂の入り口。
中のほの暗い空間には、フランゴス・カテラノスやその他の修道士、画家によるフレスコ画で埋め尽くされています。
内部はもちろん撮影禁止。
聖人たちが殉教して殺害される絵柄が多いので、そのくすんだ色合いと相まってちょっと重苦しい雰囲気。 -
その昔、岩山の下からヴァルラーム修道院に物資を引き上げるために使われた巻き上げ機。
足腰が弱って岩山の階段を上れない人もネットに入れてロープで吊り上げていたのだそう。
巻き上げ機を回す手が途中で止まったら、と想像すると怖さでドキドキ。 -
ヴァルラーム修道院も、壁の内側の重い空間とは違って、外側には初冬の日の光が溢れる時間。
壁一つ隔てただけのその違いに驚く。 -
修道士たちが住むらしい建物の壁に映る木立の影。
庭には桜らしい樹皮を持った木があった。
春になったらこのヴァルラーム修道院にも桜が咲いて、訪れる人々を迎え入れるのかも。 -
ヴァルラーム修道院の岩山を降りて行く時に見える岩。
上って行く時には自分の足元にしか注意していなかったので、こんな岩があったかとびっくり。
爬虫類の横顔のようにも見えるその岩。
下に斜めの切れ目が入っているので、そのまま左に滑り落ちて行くんじゃないかと思ってしまう。
日の当たる部分を何人かやって来るのが見えるなあ。
これで岩の大きさがよく分かる。
黒い影はヴァルラーム修道院の立っている岩の影。 -
ヴァルラーム修道院から下りて来て、駐車場に戻ると兄弟(?)らしき黒い猫ちゃんが寄ってきた。
ごめんね、食べる物は何も持って来なかったんだ。 -
ヴァルラーム修道院から車道を下り始めると、谷になった部分やその先に見える奇岩群。
う〜ん、だんだん霞が濃くなって、明日は本当に雨になりそう。
これはこれで幻想的な岩の風情。 -
ヴァルラーム修道院から坂を下って行くと三叉路があって、一つはルサヌー修道院下を通ってカストラキ地区へ戻る道。
もう一つはアギア・トリアダ修道院や聖ステファノス修道院へと向かう道。
SURSHANGHAIとその旦那はまずアギア・トリアダ修道院や聖ステファノス修道院へと向かってみます。
これはその車道脇から見えたルサヌー修道院。
1545年に、それ以前からあった修道院を修復したのだそう。現在は尼僧の修道院になっているようです。 -
これも、上の画像と同じ場所から見た風景。
こうして見ると、近くの奇岩だけでなく結構遠くの山並みまで視界に入って広がりがある眺め。
メテオラが、文化遺産と自然遺産のどちらの価値も持つ複合遺産になっているのがこれで納得。
左に見えているのがルサヌー修道院。
右にそびえる岩山の上にかすかに見えているのが聖大メテオラ(大メテオロン)修道院。
この画像には写っていませんが、ヴァルラーム修道院は聖大メテオラ(大メテオロン)修道院のさらに右手にある岩山の上に見えていました。 -
霞と逆光の中、アギア・トリアダ修道院や聖ステファノス修道院へと向かう車道が白く光って見える。
こういう道を見ると、ずいぶん遠くに来たんだなあと思ってしまう。
それに、あの道の先ではどんな人や景色に出会うんだろうと思ったり…。
右手に柱のように立っているのがアギア・トリアダ修道院を乗せた岩山。
上のほうに出した地図に濃い青の*印を付けた場所がアギア・トリアダ修道院です。 -
イチオシ
アギア・トリアダ修道院や聖ステファノス修道院へ向かう道から見た風景。
一大スペクタクルを連想するそのワイドな迫力ある景色。
ここでは左手の岩山が、アギア・トリアダ修道院の立つ場所。 -
また休み休み上って行った岩山の上のアギア・トリアダ修道院。
アギア・トリアダ修道院は15世紀に開かれた修道院ということですが、14世紀にはすでにその前身の建物があったとされるようです。
上の方の画像でご紹介したように、一本だけ独立したような岩の柱の上にある修道院で、遠くから見た姿がフォトジェニック。
ガイドブックなどに載っているのは、このアギア・トリアダ修道院の写真が多いようです。
ここもチケットは2ユーロで、エプロンのような布を腰に付けたSUR SHANGHAI。
撮影OKの場所で撮ったアギア・トリアダ修道院の内部。
岩に開けられた窓から光が差し込むと、この岩の壁にも見えたフレスコ画らしき宗教画。 -
イチオシ
アギア・トリアダ修道院は遠くから見た岩の柱の上の姿が美しいですが、修道院の岩山の上に立って眺める風景も抜群。
ここだけはぜひ上まで行って眺めてもらいたい奇岩とメテオラのカランバカ地区の景色。そしてその向こうには周辺の山々が広がっています。
この時は雲の切れ間から光が差して、いっそう神々しく見えたメテオラの風景。
わ〜!と溜息の後は、声も無くしばし見入るSUR SHANGHAIとその旦那。 -
イチオシ
アギア・トリアダ修道院が立つ岩山からの眺め。
ん〜、雲が増えてきた。雲の切れ目から差し込む光が不思議な照明に見える。
この画像で見えている町並みはメテオラの町のカランバカ地区。
こんなに眺めがいいですが、ここだけに限らず岩山の崖っぷちには柵などが付いていない場所が結構あるのでご用心。
足を滑らしたらまっ逆さまですよ。 -
全体が翳ってしまいましたが、これもアギア・トリアダ修道院がある岩山から見た景色。
奇岩で埋まるメテオラの谷間の奇観。
この画像では左上にヴァルラーム修道院、その右下の方にルサヌー修道院とその付属の赤い屋根を持つ建物が見えています。 -
アギア・トリアダ修道院から下りて来て、その岩山を振り返る。
さっきまであの上に自分も居たんだな、という感慨。
この画像で見えている道の途中には枝道があって、≪KALAMBAKA(カランバカ地区)≫の表示が出ています。そこから徒歩でカランバカ地区へ下りて行く人もいましたよ。
SUR SHANGHAIたちは車で来ているので、駐車場まで戻ったら今度は聖ステファノス修道院へと向かいます。 -
聖ステファノス修道院は、車道の突き当たりの崖の縁に立っていました。
この日は月曜日でクローズ。
その門の脇から見えたのは小さいブドウ畑。
メテオラのカランバカ地区とそのはるか先まで見渡せるその立地!
手前の藪では何かの作業中の尼さんが一人。 -
聖ステファノス修道院はこの日は月曜日でクローズしていたので、隣の岩山からその全体像を見てみることに。
ここでは車道から地続きの岩山だったので、上ったり下りたりしなくても済みました。
この画像で左手の岩山の上に見えているのが聖ステファノス修道院の一部。
上の方に出した地図では一番右寄りの薄青い*印を付けた場所が聖ステファノス修道院。
12世紀にはすでに修道士が住んでいたらしいこの場所に修道院が造られたのは1367年の事だったのだそう。現在では、ルサヌー修道院同様、尼僧の修道院になっているようです。
岩山の下に広がるメテオラの町が白く煙る。
湿気を含んだ霧が降りて来て、お天気が下り坂になってきたのがありあり。
天からの光の柱が宗教的瞑想を誘う午後の時間。 -
向こうの岩山の上に立っているのが聖ステファノス修道院。
足元の岩が写真に入らないようにと思ってはいるんですが、柵が全然無いので崖のはじっこに近づくと怖くて膝がガクガク…。
ただでさえ危ないのに、こんな風に草や苔が生えていたりすると滑りやすいので、本当に気を付けた方がいいですよ。 -
イチオシ
聖ステファノス修道院には入らなくても、手前にある岩山や車道から、こんな切り立ったメテオラの奇岩風景が見られます。
この時は谷の向こう側の岩だけに太陽の光が当たったので、迫力のある景観が楽しめました。 -
イチオシ
谷の向こうに唐突と言っていいほど急激に地面から聳え立っているメテオラの奇岩。
その岩の麓ぎりぎりまでカランバカ地区の民家が迫る。
こうして見ると、人間の住む場所がとても小さく見える自然の偉大さ。
あれらの家から見上げる岩は、どういう風に見えるんだろう。 -
光と影の競演のようなメテオラの景観。
偶然とは言え、忘れられない光景に出会えたこの日。 -
聖ステファノス修道院からアギア・トリアダ修道院方向へ戻る車道沿いのメテオラの景観。
この画像だと中央奥の岩山の上にかすかに見えているのが聖大メテオラ(大メテオロン)修道院。
右奥に白く四角く見えているのがヴァルラーム修道院。
さっき行ったアギア・トリアダ修道院は、画像中央の岩の陰、ルサヌー修道院、そして聖ニコラオス・アナパフサス修道院は同じく画像中央の岩の向こうの谷間にあるのでここからは見えず。 -
メテオラの修道院を巡る車道は細くても舗装が出来ていましたが、観光客が少ない冬の時期だったせいか一部工事中の部分も。
あ、DAEWOOのブルドーザーだ。
ここでもアジアを思い出す光景に会ったメテオラ。 -
どんどん濃くなっていく靄、逆光の中に浮かび上がるメテオラの奇岩群。
中国の桂林にも似た幽玄の世界。
手前右手の岩の上に見えているのはルサヌー修道院。
ポツリと一本だけ離れた岩山に立つルサヌー修道院がとても可愛い。 -
ルサヌー修道院が立つ岩山の下の車道。
ミラーに写っているのはルサヌー修道院への入り口ですが、これは関係者用で、参拝客用の階段入り口は岩山を回りこんだ所にありました。
この朝、鬼の霍乱で体調を崩したSUR SHANGHAIは上るのは取りやめ。
明日の朝、また来てみる事に。
普段、自分たちの写真は撮らないけど、こんな風にミラーに入れて撮るのは好き。
この時の旦那は車で先に坂の下の方に行っていたのでSUR SHANGHAI一人だけ。 -
岩山の上のルサヌー修道院を車道から見上げるとこんな感じ。
この角度から見ると結構小さく見えて意外な気持ち。 -
さて、今日の修道院巡りの最後は聖ニコラオス・アナパフサス修道院へ。
聖ニコラオス・アナパフサス修道院は12月〜3月には冬季クローズになる修道院ですが、その岩山への上り口あたりから見える車道向こうの別の岩壁の景観が見事。
本当に岩の壁と呼ぶのがふさわしいその威容。
麓の木々もミニチュアのよう。 -
岩山の上の聖ニコラオス・アナパフサス修道院を見上げる。
14世紀に開かれた修道院なのだそうですが、現在の建物は18世紀初頭のものなのだとか。
上の方に出した地図だと黄色い*印を付けた場所が聖ニコラオス・アナパフサス修道院。
ここでも物資を上まで引き上げるのにケーブルカーを使っているようですが、修道院が冬季クローズに入ったので、そのケーブルも施錠されていました。
階段をちょっとだけ上った所の入り口のドアも固く閉ざされて、森閑としていたのが物悲しい風情。 -
聖ニコラオス・アナパフサス修道院の岩山向かいにある岩壁。
屏風のように一枚の岩が立っているように見える。
SUR SHANGHAIたちが今夜の宿に決めたPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)はあの岩壁の向こう側。
こんな垂直の岩肌にも小さい修道院が刻まれているので、お時間がある人は近寄っていって見てみるのもいいと思います。 -
秋の盛りだったらもっと色鮮やかだったに違いない木立。
その向こうに見える岩壁がどっしりとした存在感。 -
ギリシアではメテオラだけに限らずあちこちの道端で見られる祠。
これは聖ニコラオス・アナパフサス修道院への上り口近くにあった物。
かなり立派な方で、上に教会を乗せています。
旅の安全を願うための物かと思っていたら、事故に遭っても無事だった人たちが神様への感謝を込めて立てたという話もあるようです。 -
この日の夕食はカランバカ地区の食堂へ。
どこも冬の閑散期で閉まっていたりガラガラだったり。
やっと居心地よく座れそうな一軒を見つけて乾杯。
SUR SHANGHAIはアルコールは一切受け付けない体質なので、炭酸ガス入りミネラル・ウォーターでご相伴。
この緑色のボトルが可愛い。
旦那はMYTHOSというビールが気に入ったようでどこでもこれを頼んでいましたが、SUR SHANGHAIは味わいについては説明できずすみません。 -
これだけはどこでも頼むギリシア風サラダ(ホリアティキ・サラダ)。
トマト、キュウリ、タマネギがメインで、それに酢漬けオリーブとフェタ・チーズが付いてくるサラダ。
シンプルにオリーブ油と酢、オレガノでどうぞ。
羊か山羊の乳で作ったフェタ・チーズは塩味が強いので塩は要りません。
サラダの上に乗ったこのフェタ・チーズはずいぶんでかい。
手前のお皿の上の白い物はツァジキ。
これは水を切ったヨーグルトに、水を切ったすりおろしキュウリとみじん切りのニンニクを混ぜてあります。
ドレッシング風に使ったり、パンに塗ってもおいしいし、肉や魚料理の付け合わせにも出来ますよ。
ここではその上からオリーブ油も回しかけてありました。
ツァジキは砂糖の入っていないヨーグルトで簡単に出来るのでお試ししてみては?
メインには串焼きのケバブ。ちょっと見た目がよくなかったので写真はパス。 -
この日の宿のPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)に戻ってきたSUR SHANGHAIとその旦那。
夜に入ったら冷えてきて、ロビー脇のラウンジにある暖炉にも火が入って、「明日は雨か雪になりそうだよ。」と宿の主人に教えてもらう。
え〜、道理で冷え込むと思った〜。
そのラウンジの片隅に座って、メテオラの夜は更けていく。
明日の朝は、今日見残した聖ステファノス修道院とルサヌー修道院を見てから中央マケドニア地方のテッサロニキへ向かうつもりだけど、お天気の運はどうなることやら…。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- まみさん 2009/02/09 12:20:26
- うーむ、改めて
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
去年の夏に「ブルガリアのメテオラ」といわれる奇岩の要塞跡ベログラドチックに行きましたが。
ドコドコのナニナニって比喩は得てして規模が小さくなるけれど。
メテオラの奇岩群にううーーーん、ケタ違いです。
写真でも偉容の想像がつきそうです。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/02/11 16:44:43
- RE: うーむ、改めて
- しばらく留守にしていました。
先にいただいた書き込みへのお礼参りも出来ないでいるうちにまたご訪問してくださってありがとうございます。m(_)m
出先にいたり、ネット環境が悪かったりでいつも失礼しています。
中欧・東欧は私にとってまだまだ未知の領域。
ブルガリアもこれからというありさまなのでベログラドチックという名前も初めてです。さすがはまみさん!(*^^*)
これからお邪魔いたします。
-
- ぶうちゃんさん 2008/08/22 01:17:05
- 驚きました
- 前半の部で大概凄い山と思っていましたが後半はため息がでました。
素晴らしい絶景ですね。
霧と光の柱、凄く神々しい修道院にピッタリです。今度は絵を見ているようでした。もちろん写真が素晴らしく撮影されてるのは言うまでも無いでしょうけど・・・・。4トラを見るようになってからギリシャと言うと青い空と海に白い建物が定番になってきましたがこういうちょっとモノトーン的?な景色も有るんですね。あと修道院にある様々な工夫の跡は凄く興味深いです。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/08/22 11:06:41
- RE: 驚きました
- ご訪問と書き込み、ありがとうございました。(^0^)
そうですよね。ギリシアと言えばエーゲ海の島々や沿岸の白い町並みと古代文明の遺跡!と言うイメージが強いと思います。
今回は冬だったので、趣がまったく違う内陸部を中心に行ってみました。
メテオラの修道院の立つ奇岩群がこれほど迫力のある風景だとは思っていなかったので感激!
たまたま雲が多くなって、その切れ目から差す日の光もドラマチックだったと思います。
ロープウェイはいつ頃出来たのか分かりませんが、必要は発明の母と言う言葉を思い出しました。
けっこうシンプルで安全装置などは付いていないようだったのでこれもびっくり。事故が起きないようにと願います。
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