オーストリア＆ドイツアルプスのんびり旅　【12】インスブルク?イグルス＆バッチャーコーフェル

2008/06/12 - 2008/06/12

翌日2日目、朝は雨だったのでゆっくり王宮など市内の観光をして過ごし、そうこうしているうちに雨も上がったので、Jのバスでイグルスに行きバッチャーコーフェルのロープウェイで山に行きました。雨上がりで山にはかなりガスがかかり展望は期待できないのですが、ここの植物園で花が見られるといいな、と思いました。そして予想以上にいろんな花が咲いていて満足。

雪解け間もない山の斜面は一面アルペンローゼの群生地でしたが、開花にはやや早くまだつぼみでした。でも他のたくさんの花に誘われ山を登り、１時間半ほど楽しい散策をしました。
ここでは主に咲いていた花の写真や、山の様子、イグルスの町の写真などをまとめてみました。

エリア インスブルック(オーストリア)

州立博物館前からＪのバスでイグルスへ。このロープウェイ乗り場のバス停まで所要１５分ほど。時間は１２時頃、天気は青空が見えるほどになりました。

山頂駅には途中乗り換えで１５分ほどで到着。下は晴れていたのに途中からガスとなり、山もかなりガスってます。

イグルス・バッチャーコーフェル案内図。

ここの植物園を目指して散策、、、のつもりでしたが、どうも違ってたような・・
降りたロープウェイ駅周辺が工事中だったので、その先に進んで登り始めました。ここもまだ雪解けしたばかりという感じで所々雪が残ってます

一見殺風景、まだ蕾のせいですがこの低灌木はほとんどアルペンローゼの大群落。

足下を見ていくといろんな花が咲いています。このピンクの群落は、、

サクラソウの仲間のソルダネラ・プシラ。ケールシュタインで見たアルピナと似てますが、こちらのほうが小さく別種です。やはり雪解けあたりが好きなので最盛期の様相です。

ほとんど蕾のアルペンローゼですが、ふくらんで色づきはじめたのを見つけました。もうあと２週間もすれば山の斜面一面に咲いて、見事な眺めになるだろうと思います。

やっと見つけた咲き始めのアルペンローゼ。５年前の７月下旬スイスに行ったときには、すでにこの花は終わっていたので初めて見ることができました。

雪がとけて「待ってました！」とばかり花を咲かせたフキタンポポ。岩の間で窮屈そう。

エンツィアン。チャボリンドウかな？これも７月下旬では遅くて見ることができません。

ツツジの仲間のミネズオウ。地面をはうように覆い、小さな花は密生してとても小さい。

あちこちで地面を覆うように咲いている。

キンポウゲ

おなじみのタマキンバイ。

アスター・ベリディアストルム、、（？）

アズマギクみたい。エリゲロン・ユニフロルス（？）

黄スミレ、ビオラ・ビフロラ。

一輪だけ、サクラソウ？

西側方面の高い山。ずっとガスがかかってます。

でも山頂のほうは晴れて青空が見えます。

こんもり丸いバッチャーコーフェル山頂方向、2250mです。スキーのリフトもありますが運転はしていません。

登っていくと避難小屋がありました。

左の稜線にハイキングコースにあるボシェーベンの小屋が見えます。いい天気にハイキングすると、きっと素晴らしい景色を見ながらの気持ちいいコースだと思います。今回はハイキングの用意がないので行きませんでしたが。

避難小屋の上手から。このあたりはいい天気なのですが、向かいのノルトケッテの山の上はほとんど雲で覆われていて見えません。

インスブルクの町とノルトケッテの展望。実際もっと雲がかかっていて、これでもかなり雲が取れた状態です。晴れてればとってもいい景色のはず、、

ロープウェイ駅のレストラン、テラス席。このレストランはまだ新しいようできれいでした。
外は気持ちいいのですが、あまりに日差しが強くて中で遅い昼食をとりました。花を見ながらの散策は１時間半ほどでした。

２時半頃、ロープウェイでイグルスに降りました。山の途中にはやはりガスがかかっています。

山の下の方にはオリンピックで使われたボブスレーコースや、、

ゴルフコースがあります。

イグルスの中心部あたり。ホテルや教会、スーパーなどがあります。

いつものようにイグルスの教会にもおじゃましました。立派な祭壇です。

教会と、隣の建物にインフォがありました。スーパーで買い物したりしてから、ここのバス停から町に戻りました。