ドブロブニク　2,3日目 中欧の旅8日間　　（2）　

2008/06/20 - 2008/06/28

ドブロブニクの2日目は待望の城砦ツアー。しかし暑かった。そして、観光客の多かったこと。日本では最近にわかに注目され始めたこのドブロブニクを含むアドリア海ツアーはヨーロッパの人たちにとってはもはやTOPクラスの観光地らしい。
確かに町全体が「中世の城塞都市」という舞台設定は格好のもの。しかし、そういう舞台を支え続ける努力と知恵もまた相当のものだ。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: オーストリア航空

朝の露天市場。大聖堂の近くの広場には毎朝、近隣から野菜・果物が運び込まれる。もっぱら観光客目当てのようだが。

旧市街を囲む城壁ツアーへ。旧港付近から登城。反時計まわり。約2KM すたすた歩けば計算上は30分ということだが・・・・
ちなみに入場料は50Kn(約1,000円）と決してお安くはないが、これだけ歩かせてくれる（一度登ったら、全工程ひたすら歩くしかない）のだからダイエットにも役に立つと思えば納得できるかも。

実は相当に上り下りがあるので、とても30分というわけにはいかないというわけだ。

城壁の下では日光浴と海水浴を楽しむ人たちも

洗濯物を取り込んでいる光景に出会った。世界的観光地でも日常生活はすぐ隣に。

城壁ツアーの途中で、ピレ門の内側にある、オノフリオ噴水付近を上から見下ろした写真。午前11時を過ぎて観光客の数はますます増え続ける

教会の鐘は、定時にあちこちから、競うように鳴り響く。この鐘にはなんと専属の鐘つきがいる！といっても機械仕掛けで動く人形だが

セルビア正教会。内戦後はセルビア系住民は肩身が狭いことだろう。それでもなんとか維持されているのだから立派。

イコン博物館。きめの細かい鉄格子と強い日差しにさらされた建物の壁とのコントラスト

ユダヤ教会

午後の日差しがまぶしいプラッツア大通り。余計な看板のまったくない、中世の面影を忠実に「復活」した景観。

街の守護聖人ブラホ。町中いたるところでお目にかかる。

さきほどの鐘つきの拡大写真。よく働いている。

聖ブラホ教会の前に集合したツアー客の一団。胸にグループの数字をつけて、案内人とともにぞろぞろと動き出す。どうも沖合いの観光船の客らしい。もちろんグループは言語別。

朝の旧港。猫の頭を撫でる老人。そういえばドブロブニクでは猫をよく見かける。

港に面したカフェから。

港からスルジ山方面。ちょうど沖合い船からの客を満載した小型船が着岸。

波止場の先が港に突き出ている。いいぐあいの間隔でベンチが並ぶ。そういえば町中いたるところにこういうベンチがあるというのも、ひとつのホスピタリティ。

海水はあくまでも青くかつ澄み切っている。