ベトナム　ホーチミン　サイゴン

2008/07/17 - 2008/07/20

２００８年の夏はベトナムのホーチミンを訪れて見ました、夕刻タンソンニャット空港に着陸する飛行機は稲光とスコールに迎えられました、これは行く前から危惧してた事で時期的に雨季なのでしょうがないかな〜、社会主義国で入国審査官もフレンドリーな感じは皆無、何とか入国スタンプを押してもらい、早速空港内で両替をしタクシーで中心部に向かう事にしました、空港のカウンターには１２米ドルの価格が提示してありました、相場より高いと思ったので自分で探す事に、しかしこれが後のトラブルの元になりました、それに通貨ヴェトナムドンは桁数が多く慣れるまでにチンプンカンプンで余計にこんがらがってしまって失敗してしまいました、さらに米ドルの流通も余計に難しくしています、それに中心部のバイクの交通量は半端ではないし、排気ガスとクラクションの応酬、信号も殆どない場所の道の横断は参った感が漂うでしょう、まずは地元の人に付いて道を渡る事、しばらくすると不思議と慣れてくるんですよね、最初のイメージは最悪で始まりましたが、結果的には終わり良ければ全て良しの旅となりました。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 自転車 タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

さて空港からここゼンプラザまで来たのだが、それが問題ありでした、空港を出た所でタバコに火をつけようとすると一人のタクシー運転手が英語で話しかけながら火を付けてくれるではないか、市内まで価格交渉するとメーターを使うので乗れと言う、メーターを使った方が空港カウンターの値段よりも安い事を知っていたのでＯＫし、車に乗り込んだ、すると空港使用料を払うので金を出せと言う、これがいけなかったのか財布から徐に両替したばかりの１９０万ドン余りを取り出すと運転手が２０万ドンをすぐに抜き取った（正直金銭感覚が判らなかった）しかし走り出してもメーターは動かさなかった、これはおかしいと思ったが雨の中車から飛び出す事も躊躇してしまい、道中の車内で計算して２０万ドンなら１４００円くらいだから、空港カウンターでチケットを買ったのと変わらないと考えていた、しかしこの運転手目的地に着いたらさらに金を払えと言ってきたので、もうすでに２０万ドン支払った事を強く主張し半ば強引にタクシーを降りた。東南アジアはこんな事があるから好きではない、中に旅行者から金を捥ぎ取ろうとする輩が多いからだ、騙されても日本よりも安い事は十分判っているが、気持ちの面だ、もっとクリーンに明朗会計を徹底して欲しいが難しいのかな、ワンポイントとして、大体最初は米ドルで交渉してくる事、ドンは単位が大きいので１０万ドンを現地の人はワンハンドレットと言う、２万ドンならトゥウェンティー、で２万ドンを約一米ドルと考えている、日本円と米ドルにドンを考える上にドンの桁の多さ,これに慣れないと、初ベトナムではまったく金銭感覚が掴めないのだ。その教訓を踏まえて帰りは流しのタクシーを拾った、料金は７万ドン程度で約５００円だったので運転手に１万ドンのチップを渡した。

気分の悪いタクシーの後は、ホテルに荷物を降ろして、到着日の夕食メニューはフライドライスにステーキ、それにライトコーク、ゼンプラザの５Ｆのフードコートにて他に麺類、寿司等もあったが、ベトナムに来てなぜかウエスタンメニューをセレクト。４３０００ドン、３００円程度

翌朝のホテルの朝食ダイニングからのホーチミン市の風景、雲ひとつないＢｅａｕｔｉｆｕｌＤａｙ、中程に教会が見えています。

これは翌朝のデタム通り、世界各国からのバックパッカーの多い安宿街、各種ツアーの出発地でもあります、メコンデルタのツアー集合場所付近の電線に思わず目が行ってしまいました、その横には９９９と書いたコンビニの様な店が、日本で見かけるコンビ二はベトナムでは見ませんでした、それにマクドナルドもないよ。あるのはケンタッキーとロッテリアだけ、この通りは旅行者と土産物売りと物乞いが混じってる。

ホーチミンの中央郵便局、フランス統治時代の建物。ここで絵葉書を買ってその場で出す各国の旅行者がいます。

郵便局内部もお洒落で洗練された感じがします。

郵便局奥にはホーチミンの肖像画

郵便局の向かいに聖マリア教会もあります、この日は内部には入れませんでした。

この教会は宗主国のフランスからレンガや原材料を運んで作られたとか

人民委員会前のホーチミン像、公園のようになっていて噴水等もあります、ホーチミン市は緑が結構植わっています。

有名なベンタイン市場、前はロータリーになっており車、バイク、自転車、人が時間帯を問わず溢れている、近くにはバスターミナルもある。

中には服飾、食品、生鮮、花、民芸品に世界二番目の生産量を誇るコーヒーも何でも売っています、しかしこれ以上近づいて写真を撮ろうとしたら、お店の小父さんにベトナム訛りの日本語で「写真取れません〜」と言われてしまって、意気消沈。でもここでベトナムの国旗を模した胸に星の入ったＴシャツを買わなかったので心残り、欧米のトラベラーが沢山着ていたので欲しくなった。

ベンタイン市場を出た所の様子、バイクがあふれ出ていますね。このロータリー近辺は特に注意していないと何処からバイクがやってくるのか予想が出来ません。

サイゴン川沿いに立つチャオフンダオ像。

サイゴン川の流れ、東南アジアらしい川の色

ホーチミンのメインストリートのドンコイ通りのシェラトンホテルのグッチ、印象としてこの通りも多少お洒落な感じはするが華やかさはない。

ドンコイ通りＢｒｏｄａｒｄＣａｆｅでコーヒーを飲む５.５万ドン、４００円ぐらい、ベトナムの物価を考えると高級品。

歴史博物館前でサトウキビジュースの屋台発見。

ホーチミンは余りに暑く喉が渇くので一杯味見してみた、当然氷は現地の生水、お腹を壊す覚悟はあったが何も問題なしでした、値段は１０００ドンで７０円、バイクと車の排気ガスの中、歩道のテラスでサトウキビジュース、チョッと生臭いのでおばちゃんがライムを絞って入れてくれました。

市内北部にある中国寺玉皇殿、一番驚いたのはここの池、日本では水槽にヒーターを入れて飼う熱帯魚が日本で言う所の池の鯉のように、ここの池で飼われていた事シクリッド系やプレコは３０センチを超える物が何匹もいたり、近所のおばちゃんが鯉のようにパンをちぎって餌付けしていた、ここではヒーターもいらず屋外の池で熱帯魚を飼育する事が出来るんだね。

サイゴン川沿いにある、ヴェンギィム寺院

入り口付近には仁王様の様な像があった。

敷地内には七重の塔！？も、やっぱり中国様式なんでしょうね。

バインセオ、ベトナム風お好み焼き、見た目はオムレツの様中身はもやしに豚肉、海老など、これを香草で巻いてたれにつけて食べる、美味しいけど香草が苦手な人は無理かな、日本のしその様なのもあった。

その調理風景、店の前で作ってる所を見せているんです。

これは統一会堂、１９７５年北ベトナム軍の戦車がフェンスを破りサイゴンは陥落しベトナム戦争は終わりを告げました。

その時の戦車のこれはレプリカです、その時アメリカのヘリが統一会堂の屋上から飛び立ち撤退したのです、私的な意見ですがこの戦争は北側が民主主義でアメリカの支持があれば勝てたのだと思いますが、南側の首脳陣は国民の支持を得られなかったのですから。

統一会堂に続く道、この道を通って戦車が突入したのです。

ホーチミンにはマクドナルドは一店もなく、あるのはケンタッキーとロッテリア、店内で食べるとガラスのグラスに飲み物入れてくれます、資源の為にはこの方が良いね。レシート無くしちゃったけどこれで３００円位

ベトナム最後の夜に飲んだ、氷がたっぷり入ったベトナムコーヒー１．２万ドンで９０円程度、場所はレライ通りの９２３公園西側、オープンテラスと言えば聞こえは良いが、歩道に面している為子供を連れた物乞いがやって来たりも、ポットに入っているのはサービスのロータスティー、初めて飲んだけど美味しい、ジャスミンティーに比べると飲みやすいと思います。