2008/07/25 - 2008/07/25
365位(同エリア472件中)
もろずみさん
夏の風物詩の第4弾は神楽坂で夕涼みです。
昼間は頭がクラクラしそうなほど暑い日で、陽が落ちても熱気がまだまだ残っていました。
「粋の町・神楽坂」と言われているように、都内でもちょっと異質な神楽坂界隈です。
神楽坂まつりは毎年楽しみにしています。ローカルなお祭りですが、梅雨が明けて一気に暑くなる時期のイベントなので、いつも夏本番がやって来たと実感します。
メインはどこよりも早い阿波踊りで、元気をつける特効薬みたいな位置づけ。ぞめき囃子を聴くだけで夏バテ防止にもなります。
今年もご贔屓の連からのお誘いがあったので行ってまいりました。
- 交通手段
- 私鉄
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-
昼間の熱気がまだまだ漂う本多横町。
連日の最高気温の更新が続いています。
仕事帰りのサラリーマンに混じって祭り装束の人たちも。 -
「東京の小京都」なんて呼ばれている神楽坂界隈です。
どこからか端唄と三味線の音が聞こえてくるような黒板塀。
京都の祇園界隈と通ずるものがあるということでしょうね。 -
路地伝いに歩くと本当にそんな気分になります。
でも、神楽坂は何度も来ていますが、未だに小京都らしい絵が撮れずに宿題のままです。
軒先にほおずきの鉢と江戸風鈴ですから、やっぱり京都じゃなくなってしまいした。(^^; -
それでもここ数年でお洒落な店が増えました。
やはりどの店も小京都を意識した造りになってますね。
落ち着いた佇まいの町になるのは好ましいことです。 -
今日の目的は町歩きではありません。
神楽坂まつりは毎年この時期に行われているイベントです。
4日間行われていて、前半が毘沙門天境内のほおずき市、後半が阿波踊りです。
ずいぶん以前から来るようになりました。東京の阿波踊りのスタートとなる大会ですから。 -
「ゆかたでおいでよ神楽坂」というが数年前からキャッチフレーズです。
毘沙門天で浴衣のレンタルや着付けサービスもあるし、「浴衣でコンシェルジェ」と呼ばれるボランティアガイドもいたりします。
素人にはほとんど迷路のような路地を案内してくれます。 -
断っておきますが、小さなカメラでの夜の撮影なので盛大な手ブレもご容赦ください。
完全に日も落ちて神楽坂通りも交通規制が始まりました。
実はこの坂は交通量が多くて普段はこういう絵が撮れませんので貴重な機会なのです。
阿波踊りのスタートは19:00ちょうどです。 -
始まるまでの間に店を覗きながらぶらぶら。
ほおずきも売ってました。浅草より安くて1鉢1500円です。
市の時はご祝儀も出すけど、今日はどうなんでしょう? -
どこか昭和の香りのする雰囲気の店が並んでます。
瀬戸物屋さんの店先ですが、縁日並の品揃え。
結構大人が足を止めていましたね。 -
夏の目玉商品ももちろん並んでます。
最近は電子蚊取りが主流ですので珍しいです。
色違いがあるというのも面白い。 -
坂のちょうど中間地点に毘沙門天の大きな門。
神楽坂のランドマークになっています。
朱塗りの門もライトアップされて雰囲気あります。 -
鎮護山善國寺は文禄4年(1595年)の創建。
徳川家との関わりも深く、将軍家や田安・一橋両家の祈願寺でした。
最初は馬喰町にあり、のちに麹町へと移転、さらに神楽坂に移されたのは寛政4年(1792年)です。 -
境内には豪華な本堂。こちらもライトアップ。
しかし朱塗りのお寺というのは相当に珍しいです。
スタンバイ中の踊り手たちをかき分けて毘沙門天をお詣りします。 -
開演時刻も迫ってあちこちからお囃子が聞こえます。
阿波踊りのお囃子は鉦が入る「ぞめき囃子」と言います。
うん、だんだん盛り上がって来ました。 -
今日は暑かったので始まる前から皆さん汗だく。
さらに汗をかくので始まる前に記念撮影ですかね。
そろそろポジション確保に向かいましょう。 -
東京の阿波踊りは高円寺が最初だと思います。
今はあちこちの夏祭りで行われています。
高円寺は人出も凄くて踊りの前には出られませんし、移動もままならずに定位置から撮るしかありません。なので最近は敬遠しています。
その点、神楽坂はゆったりしていて動き回れるのが良いです。 -
基本的には歩道から見ますが、踊り手が近いので不都合はありません。
時々は車道に出たりしても滅多に咎められません。
照明が暗い所があるのが難点といえるかな。 -
以前はフラッシュを焚いて撮ってました。
徳島で阿波踊り専門に撮っているカメラマンに聞いたら、全部ノーフラッシュで動きを撮るそうです。
以来、フラッシュは焚かないことにしました。 -
阿波踊りはフラなんかに比べると動きが早いです。
どんなに頑張っても被写体ブレは避けられません。
おまけに表情を狙うわけで、連写でも捉えきれない時があります。
まぁ、数撃てば当たる・・・かな? -
神楽坂に出演の連には地元連もありますが、各地からの招待連も参加しています。
少人数ですがいつも感心させられるのが浜松の連の踊りです。
今年も光ってました。 -
高円寺や南越谷などには本場徳島の連の参加があります。
本場の連の演舞を見ると東京の連はまだまだだなぁ、とかつては思いました。
最近はどの連もずいぶんと上手になったような気がしますね。
ただ、関東のは阿波踊りじゃなく別のものだという人もいるようです。 -
ご贔屓の連です。スタート前にご挨拶しました。
追っかけを始めてかれこれ7、8年になります。
もうお囃子の音でわかるくらいになりました。 -
しばらく密着取材します。
いろいろな動きがあるのですが、慣れると一瞬をとらえることができるようになります。
連によってタイミングが違いますけど。 -
この演舞場は照明が一定していないので暗い場所もあります。
カメラがついていけないけど暗い方が雰囲気が出るので痛し痒し。 -
踊りばかりに目が行きがちですが、お囃子も忘れてはいけません。
大太鼓、締太鼓、鉦、三味線、笛という組み合わせ。
テンポが早いのがぞめき囃子の特徴です。 -
踊り手と同じく菅笠をかぶっているお囃子さん。
もしかしたら踊りもやるのかも知れません。 -
はい、こういう決めのポーズは動きが止まるので撮りやすいです。
ピタッと揃えば拍手喝采。観客との一体感が出ます。 -
踊りには、こういう流し踊りの他にステージ上での舞台踊りや、途中で円陣を組んでの輪踊りなどバリエーションがあります。
流し踊りでも坂道を使うのは神楽坂だけ。
追っかけも坂を登ったり下ったりで大変です。 -
メインステージはやはり毘沙門天の前ですね。
照明も明るいし、カメラマンも多いので他の人のフラッシュの明かりをいただいちゃいました。(^^; -
見ているだけでも汗だく。帰ったら1キロほど体重が落ちました。
踊り手は激しい動きでその何倍も汗をかいてます。お疲れ様です。
幸運にも夕立が近そうで結局来ませんでした。
ぞめき囃子に見送られてそろそろ撤収します。
今年の神楽坂も楽しい宵のひとときを過ごせました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一歩人さん 2008/10/24 14:00:34
- 下町の接写ですね
- もろずみさんへ
初めまして。
浅草、神楽坂と下町情緒のお写真拝見しました。
接写すると、下町の空気が漂っていて、
大好きです。
ありがとうございました。
一歩人より。
(アドバイス)
浅草本堂内は、撮影禁止ですよ。
なんて、私も、先日、東照宮で
マナー違反を受けたばかりですが。
念為。
- もろずみさん からの返信 2008/10/24 20:05:41
- RE: 下町の接写ですね
- 一歩人さん、はじめまして。
> 浅草、神楽坂と下町情緒のお写真拝見しました。
> 接写すると、下町の空気が漂っていて、
> 大好きです。
一歩人さんも江戸っ子ですか?
浅草はともかく、神楽坂は雅びた雰囲気を出したかったのですが、下町っぽく写ってしまいました。
というより、徳島っぽかったりしてます。(^^;
> 浅草本堂内は、撮影禁止ですよ。
見つかっちゃいましたか。
お目こぼしを・・・というわけにはいきませんね。
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