シャンパーニュ　二泊四日の旅

2007/11/06 - 2007/11/08

初めての投稿です。
自己紹介の写真でJALの機内なのにシャンパーニュ・クリュッグがあるのが不思議でしょう！

先ずは、最近のシャンパーニュ旅行、機内を楽しむのが目的なので今回は、二泊四日の旅行記です。
シャルル・ド・ゴールでレンタカーを借りランスで二泊して、シャンパンを飲み、美味しい物を持ち帰る旅です。

後々、ニース、モナコ、モン・サン・ミッシェル、ロワール、カリブ海タークス＆カイコス諸島、マーシャル諸島などUPします。
全てマイル特典で無料の旅です。

エリア ランス (シャンパーニュアルデンヌ地方)(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL

2007年11月5日（月）
15時30分仕事を切り上げ岡山空港へ、空港へは45分で到着。
17：05発JAL1684便で羽田へ

浜松町駅から宿泊のインターコンチネンタル東京ベイへ
ホテル前でタクシーに待ってもらいチェックイン、部屋に荷物を運ぶように頼み友人との待ち合わせ場所の帝国ホテルのバーへ

西麻布【天婦羅からさわ】でもう一人の友人と合流、
三人で店内の十席ほどのL字型カウンターに座り天婦羅をご馳走になった。
お店には、パキスタンのパハール岩塩（ピンク色に黒色が少し入ったような色で50ｃｍ位）、まるで肉の塊のように鎮座していた。

パハール岩塩は、約六億年前（カンブリア紀）に存在した海がヒマラヤ造山運動で隆起し化石化した物で、
古くはアレキサンダー大王が東方遠征の時発見して持ち帰って以後ヨーロッパでは、ピンクの塩として流通したそうです。
塩の刺々しいショッパサがなく美味しい塩でした。
天婦羅も食後胃がもたれることなく、良い油を使っているようで美味しかったです。

食後、ザ・ペニンシュラ東京のバ−へ
センスのないバ−なので一周（一蹴？）して退散

ホテルへ送ってもらいバ−で名残惜しい一時の後就寝、
翌朝ホテル前からリムジンバスで成田へ

混雑するセキュリティをファストセキュリティレーンで通過しラウンジへ

一階の内装、椅子などはFラウンジの様ではありません。
こちらで朝食、温泉卵、卵焼き、タラコ、西京漬　美味しい、機内食を楽しむ為控えめに・・・

グローバルのビジネス客で騒がしいので静かな二階へ

搭乗する前のシャワーは、シャンパンが美味しく飲めるので何時も使っています。新しくなったJALラウンジには、ありますが、以前の成田空港Ｆラウンジにシャワールームが無かったので、リフレッシュルームのシャワーを使っていました。搭乗券を見せると無料（Ｆクラスの乗客）で利用できました。一般利用は500円で利用できます。500円なら利用して、まさしくリフレッシュして旅行へ出かけるのをお勧めします。

本日の搭乗機JAL405便　B777-300　11：05発

搭乗して座っているとCAが『スリッパはこちらに有ります』と言うので、
私はCAへ『離着陸の時には靴でないと、事故の時スリッパでは非難出来ないので・・・』

シートの角度などを細かく言うより、靴を履くように言った方が良いと思います。


FクラスはCA3人でサービスします。
今回は、CAたちのチェック係りのお局さんが乗っています。
なぜか、CAたちと話しているとお局さんが現れます。
盗聴マイクが有る？と思うほどタイムリーに現れます。

2泊4日の旅行なので、帰国便も一緒のクルーに成ると思い聞いたらビンゴでした。
帰国便の人員をチーフから紹介されて、ビジネスクラス担当I、Sさんが帰国便のファースト担当に成る旨挨拶に来る。（良い人たちにアタッテ帰りは楽しくなりそう。）、お局さんは、ビジネスです。（嬉しいな・・・）

水平飛行に移りウエルカムシャンパン　　　　　　　本日の座席は最前列右の1K
ウエルカムシャンパンはビジネス用なのでお断り・・・

テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ1998を注文するが無いのでボランジェ・ラ・グランダネ1999

前日てんぷら屋さんでご一緒した女性はその日にロンドンから帰国したばかりで、その時もFクラスにテタンジェが無かったと言っていました。
無いのならワインリストに載せないように・・・
2007年12月15日から機内でシャンパーニュ　サロンが飲めるけど、これも最後の方には飲めなくなるのかな？

食事は和食に、その前に何時もの様に洋食の前菜をオーダー
アミューズ・ブーシュ

オマール海老と森の茸のテリーヌ仕立て
去年まではキャビアが有ったのに！
機内食のレベルが下がったようです。美味しくない。

醸し人九平次　純米大吟醸

先付　栗と銀杏の白和え　前菜　海老菊花　小袖寿司イクラと長芋の酢橘釜盛り　子持ち鮎有馬煮　松茸土佐煮
銀杏軟らかすぎ、松茸に味無し

椀　鱧丸仕立て　鱧椀美味しい、お酒の箸休めに良い

向付　鯛昆布〆　生湯葉重ね盛り　油霜鮪　
小鉢　ずわい蟹　叩きオクラとポン酢ゼリー添え　煮物　秋茄子と鰻の煮凝り　胡麻餡掛け　
刺身一切れづつ味見後撤収

ルイ・ラトゥール　コルトン・シャルルマーニュ　2004　硬くて若い、サービスするには早すぎて勿体無い。

台の物　穴子けんちん蒸しと合鴨ロース煮　寄せ地餡掛け
見て不味そうなので食べずに返品

松茸御飯　美味しくないので機内で炊き立ての新潟産コシヒカリの白御飯に変更

ドメーヌ・ミシェル・グロ　ニュイサンジョルジュ・レ・シャリオ、デザートにチーズ

チョコレート

食後の機内一周　エコノミー　

ビジネス

一番楽に眠れるのはファーストのフルフラットシートではなくクルーの仮眠室だと思います。
それは、天井裏に在って、隠し扉（場所はここでは書けませんが）を開けると階段があって登って行きます。パイロットは、ファーストの上、CAたちは後部の天井裏に在ります。

好きな時に何時てもオーダーできるメニューがあります。
お茶漬け（鮭、梅、わさび）、ベジタブルカレー、うなぎ時雨ごはん、鮭親子丼、海老とサヨリの棒寿司　
きつねうどん、しょうゆラーメン、とんこつラーメン、イベリコ豚のミートパイ、サンドウイッチ・・・


メニューに無い物をオーダー
カレールーをきつねうどんのスープで延ばし、うどん玉を入れてカレーうどんを作ってもらいました。

現地時間１５時過ぎパリ　SDGへ到着

１０分で入国、早い！
ターミナルを出ると目の前にAVISレンタカー、手続き後出発。

高速A1〜A104〜A4でランスへ
空港出口でA104を発見、A1〜A104だけど近道と思い出るが間違っていて10ｋｍ走り空港へ戻る
１６時過ぎやっと空港を脱出、A1をパリ方向へ7ｋｍ走り、A104の分岐点でA104に乗る、３０分位走ってA4に乗る、ランスまで乗り換えが無いので一安心、途中三箇所料金所、クレジットカードを機械に入れるとゲートが開く、一箇所約2〜3ユーロです。

初めての場所でホテルを探すのは難しい。来る前に地図で予習していても１８時頃には辺りは暗くなってくるので解り辛いし、それに、一方通行が多いので・・・
感覚が頼りです。

１８時過ぎランスのホテル到着

１１月７日（水）朝早くから目覚めたのでホテルを出発

パン屋でホワイトソースとハム入りクロワッサンを買い食べながら・・・

ノートルダム寺院へ

シャガールのステンドグラス

テタンジェの前を通って

2〜３分でヴーヴクリコ

センスの良い色使い

美しいメゾンです。

現在販売しているシャンパンの数々

ゲスト用待合室

全長数キロあるカーブの中へ、大きな空間には、数十万本のシャンパンが眠っていてフォークリフトが忙しなく動いています。
スタンダード・シャンパンはビールと同じ王冠です。デゴルジュマン（澱引き）後は普通にコルクと針金に変更されます。
プレステージ・シャンパンは、製品と同じコルクに針金で縛られています。

カーブ巡りは、グラス一杯（ロゼシャンパン）付きで7ユーロは安いです。

他にも有料で飲めます。11ユーロでグランダムを試飲、右側の人の『それを開けるの！』と言いたい目つきです。
朝から３杯飲んで好い気持ちです。

ランス中心地へ戻り、パン屋の店先で遅い昼食

すずめにもバケット

地下二階に在るワインショップ　RMシャンパンが沢山あります。

ブルータス　シャンパン特集に載っている店です。

ブルータスの上に乗っているのはバスの切符で、バス停でバス料金を地元の人に聞いていたら貰いました。親切な人だ！

日本ではあまりパンは食べませんが、フランスはバケットに塗ってあるバターが美味しいです。

旧型のJALファーストクラスのアメニティバッグを使っています。
最近のバッグは、センスなく使う気になれない。
白の時は最最悪、茶色も最悪・・・

ホテルに戻り２０時には寝ていました。

１１月８日（木）
駐車場から車を出しエペルネへ向かう前にクリュッグへ

クリュッグは一般開放していません。

他のシャンパン・メゾンと比べると小さな樽です。

この木樽で大好きなグリュッグが出来ると思うと・・・

ランスからエペルネに向かう途中小高い丘を抜けて行きます。紅葉が大変綺麗です。

モエ・エ・シャンドン社の入り口に立つドン・ペリニヨン像　
観光バスが沢山来ていて造り酒屋と言うより企業です。
シャンパンでドンペリは有名ですが、ミーハー（死語かな？）なシャンパンです。
飲むのならクリュッグです。

エペルネから南へ

レンタカー、周りはブドウ畑

左に曲がるとシャルドネのグランクリュの地域です。

アヴィーズの村

最高のシャルドネが採れる場所です。

助手席には村の小さなパン屋で買ったキッシュ

美味しいシャンパン　サロンのメゾンです。

2007年１２月１５日からJALファーストクラスでサービスされる事を１０月３１日に知った時には、今回の旅行を延期しようかと思いました。
往復で三本は飲めるので・・・
下世話ですが総額１０万円無料で飲めます。

１２時過ぎ余裕を持って空港へ、これが後々好い結果に・・・

ランスへ戻り高速へ乗ればいいのに田舎道を走り途中から乗ろうとしたのが間違いでした。
途中道路工事で先に行けず、迂回した道から高速A4（料金所でチケットを取らず）に乗りランス方面へ、ランスの所でパリ方面へ行くのに逆方向へ行ってしまい、高速を降りようにも出口がなかなか無く30〜40ｋｍ走って降りると、料金所でチケットの提示を求められ始めてチケットが必要な事に気が付きました。
それまでは乗る時にチケットなど無かったので（料金所ではカードを機械に入れて清算されます）乗る時にチケットを無視したら40ユーロ徴収されました。
パリ　シャルル・ド・ゴール空港からランスまでは３回料金所が在り一回約３ユーロなので、合計１０ユーロも有れば行けます。
金額的には痛いですが、時間に余裕が有ったので焦らず運転できました。


高速A14〜A104〜A1と乗り継ぎ空港方面へ、
空港入り口はターミナルによって違います。
JALはターミナル2のFです。
探しながら運転、片側三車線、車の流れは120ｋｍ前後で流れています。
一人で運転しながら探すのは至難の業です。

１５時に無事車を返却
一回空港からの出入りを経験すると次回からは要領が解るので楽です。
最初は二人でレンタカーを借りるのをお勧めします。

エールフランスのファーストクラスラウンジへ
JALはここを使います。

シャワーを浴びてからラウンジでシャンパン

本日搭乗の機体を確認する為、５２番搭乗口へ、
帰国便のCAさんたちが沢山います。
二日前に会ったのになぜか懐かしさが湧いてきます。
私を見つけて到着便が遅れたので出発が遅れるとの事・・・

CAから『シャンパン冷やしましょうか？』

往路でシャンパンが一種類しか無かったので、帰りは、『機内に持ち込むけど良い？』と言っていたので・・・

空港の免税店で買った物は機内に持ち込み出来るので、シャンパン　クリュッグを購入

これでJALの中でクリュッグを飲んでいるのが解ったでしょう。

何時も最前列を指定するが本日は3Kを指定、CAたちがよく見えるオヤジ席

キャビアが機内食に無くなったので、免税で買って持ち込もうとしたが50ｇは多すぎるので断念

和食の前に洋食の前菜
アミューズ・ブーシュ　バプールは美味しい　　　　　

フォアグラとジンジャーブレッドのテリーヌ　こんな不味いフォアグラ初めて食べた

前菜　　海老色出しレモン添え　平目一味焼き　鰻巻玉子　胡瓜魚卵盛り　小里柿と銀杏　栗甘露煮　ちくわ胡瓜射込み

椀　　沢煮椀
美味しいのは椎茸だけ！

向付　　鴨塩焼きマスタード添え　　台の物　　揚げ出し豆腐茸餡掛け
豆腐一口、鴨一切れで撤収

寿司膳　　燻り鮭　あおり烏賊　海老　帆立貝柱　イクラ　オヒョウ　牛タタキのフォアグラ添え　鰻　細巻　
牛タタキのフォアグラ添え、これは省いた方が良い、ピンクの細巻、見ただけで要らない。　

デザートとチーズ

シャトー・ボルガール2001　ポムロール

普段ボルドーは飲みません。
赤はブルゴーニュです。

CAたちとシャンパーニュの話などをしていると、今オーロラが見えると言うのでギャレイ横の非常ドアの窓から観ました。その時、見え易いようにギャレイの照明を消してくれたのでオーロラより星が大変綺麗だった。

寝るためにシートをフルフラットにしていると、敷きマットと羽毛布団、羽毛枕を持ってきてベッドメーキングをしてくれます。

４時間寝て起床

他の人の為シェードを開けていないので暗い朝食

焼き魚ご膳　鮭味噌焼き　玉子焼き　鱈子燻製　これに焼海苔が付くが忘れていて後で持ってくる。
鱈子燻製ありえない不味さ！

飛行機はロシアから日本海へ

メロン半分の上にフルーツの盛り合わせ

フルーツとシャンパン最高です！

日本時間１４時頃には成田に到着、リムジンバスで羽田へ
19：15発JAL１６８７便で岡山へ20：35着、21：20には自宅に着き、いつもの山のバーへ