3度目のバリ（６日目）

2008/07 - 2008/07

前に誰か言ってた。

「旅行に来ると、最初の１日２日は結構長く感じるけど、そこからはもう加速して日がたつのが早く感じるようになる」

ほんとにその通りで、もう今日で終わり？！という感じ。
ただ、今回の旅でもほんとにラッキーだったのは、今日のこの日のCremationを見ることが出来る日程だったこと。
これを知らずにチケットを取ったのに、偶然にも今日の深夜便で帰る事になっていたなんて、なんてラッキー！

ホテルのスタッフに聞くと10時頃には出たほうがいいというので、少しはやめの9時半に出発。
でも、王宮に着くとそこにはもうたくさんの人が！

すると、「ひさしぶり！」と近づいてくる人が。

「お！お！お！お！お！」

これまた２年前にお世話になったコミンがいる！また知り合いに会えた！しかも超偶然！うれしくなっちゃう！

しばらく一緒にあっちいったりこっち行ったりしながら写真を撮り、電池がなくなったコミンは一旦家に帰る事に。

そしてまだ10時半･･･周りのみんなが道端に座り始めたので、私もそこに座って待つことにした。

12時･･･ちゃんと予定通りに進んでいるのであればもう動く時間。でも一向にそんな気配ない。

12時半頃、やっと先頭にいたルンブーが、少し動いた！
湿っぽさはまるでなく、にぎやかなお祭り！

さらに待つこと30分･･･また少しルンブーが動き、どうやらバデにも動きが。お棺をあの滑り台から上げている様子･･･すると、またしばらくして、やっとバデが動いた！

すごい！すごいよ！あんな高いところに人がいるよ！

さらにまただいぶ待ち、後ろのナガバンダも動き出し、あっという間に最後のバデも目の前を通り過ぎていった。看板を落としながら･･･

その後もしばらくすごい人にもまれながら、やっとホテルに戻ったのは既に３時近く。後から帰ってきた人たちも「We're Survive!」と口々に言いながら部屋に戻っていった。

そして、迎えに来てくれたWayanと、少し早めにUbudを後にし、最後の目的地のスミニャックへ。
ここで友達に持ってきたお土産を渡し、夕飯を食べ、空港に。

そして23時55分、日本へと飛行機は飛び立った。

エリア バリ島(インドネシア)

これは村人たちが故人のために作った小さいルンブー。

バデの角。きっと魔よけなんだろうけど、ちょっとかわいい。

雄雄しきルンブー。まぁ牛ですね。

この日のために、道を横切る電線をすべて下ろしてあった。なので今日は停電なんですって。なんでも、木も結構切ったとか。

今回のお葬式をするうちの一人。

きたきた！

ぎゃー！押しつぶされるぅぅ！
さっきまで、のんびり自分のカメラで写真を撮っていた警察官も、このときばかりはちゃんと仕事してました。

後姿はなんかかわいい。

きました！最初のバデです。
さすがにこれは完全に持ち上げる形ではなく、引っ張っています。

あんな高いところに人がー！！これはいろんな意味でどきどきだろうなぁ。。。

ナガバンダ。これが出ることはめったにないらしく、確か30年ぶりだったかな。

そして最後のバデ。豪華です。

バイクで来た人たちが帰るところ。全く動けません。歩行者である私も動けません。