ベストスペイン！11日間ツアー旅行（2000年）／7日目（ロンダ、ミハス、マラガ）

2000/08/11 - 2000/08/11

ツアー旅行は終盤の７日目。ホテルでの朝食後にセビリアを出たバスはアンダルシア地方をドライブしながら150キロ先のロンダへ向かいます。

ロンダはスペイン旅行のツアーを選んでいる時にパンフレットの写真を見てなぜかビビビっときた町だし、その後に行くミハスはアンダルシア＆コスタ・デル・ソルな感じの白い村。いやー、テンション上がるなあ。

私「あ！白い町に行くんだから赤い服を着ようっと♪」

よくわからない理由で服を選んでさらにテンションを上げてみた私。しかし、途中ちょっとだけテンションダウンしちゃったのでした。

　【０日目】千歳空港 → 関西空港（全日空ゲートタワーホテル大阪泊）
　【１日目】関西空港 → アムステルダム → マドリッド（マドリッド／ホテル ミンダナオ泊）
　【２日目】半日マドリッドツアー観光＆半日自由行動（マドリッド／ホテル ミンダナオ泊）
　【３日目】マドリッド → アビラ → セゴビア → マドリッド（マドリッド／ホテル ミンダナオ泊）
　【４日目】マドリッド → トレド → コンスエグラ → グラナダ（グラナダ／ホテル ラリー泊）
　【５日目】グラナダ → コルドバ（コルドバ／ホテル エスペリア コルドバ泊）
　【６日目】コルドバ → セビリア（セビリア／ホテル メリア レプレロス泊）
★【７日目】セビリア → ロンダ → ミハス → マラガ（マラガ／ホテル ラリオス泊）
　【８日目】マラガ → バルセロナ（バルセロナ／ホテル ダービー泊）
　【９日目】一日バルセロナで自由行動（バルセロナ／ホテル ダービー泊）
　【10＆11日目】バルセロナ → アムステルダム → 関西空港 → 千歳空港

エリア スペイン

• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

セビリアからロンダに向かう途中のバスの車窓から。
広大な景色の中にもアンダルシアらしい白い家が見えています。

こちらもバスの車窓から。
ちょっとお城っぽいのが見えたので撮ってみました。

またまたバスの車窓から。広大だなあ。
ちなみにこの時、ツアーの皆さんはほぼ熟睡中。そういえば昨夜はタブラオ（※フラメンコのライブハウスかな？）に行った人もいたらしい。夜遅かったのかも。

さて、お楽しみのロンダ到着。町が白いなあ。

こちらはロンダの闘牛場。1785年に完成した由緒ある闘牛場だそうです。闘牛博物館もあるそうなのですが、この日は開いていませんでした。残念！でも昨日コルドバで見たからいっかー。

ロンダの町は川の浸食で大きく二分されています。
その100メートルの断崖で二分された町をつなぐのがこのヌエボ橋。

橋から下を覗いてみた。高っ！

橋から展望台を見るとこんな感じ。

展望台から渓谷の下をのぞくと、何やら住居のようなものが見えた。誰か住んでるのかなあ？

添乗員さんについてロンダの町を散策します。

散策の途中で旦那が見つけたお宅。
壁がちょっと朽ちかけていて旦那、お気に入り。
・・・朽ちた建物、好きだねえ。

散策のあとにちょっとお買い物タイム。
ここで添乗員さんが有料で入れる建物を紹介してくれました。なにやらヌエボ橋がよく見えるらしい。
ほー、せっかくだから入ってみましょう。
・・・おお、確かによく見える！

さらにその建物の展望ポイントからの景色がなかなかいい感じ。
崖の上の建物はきっとパラドール（※歴史的建造物をそのまま利用した国営ホテル）なんだろうなあ。泊まってみたいなー。

旦那のカメラ魂に火がつく。

そのときの写真。上から見ると、なんだか箱庭みたい。

再び断崖の上のパラドール（推定）。

さあ、添乗員さんについて移動です。

こちらのレストランで昼食を頂きました。場所と名前は覚えてませーん。

昼食後は30分ほどの自由時間が出来た。お土産やさんでも見ようかと思ったけど、ガイドブックを見ていた旦那が何かを発見。

旦那「アラブ風呂跡ってのがあるみたいだよ」

・・・古いもの好きだねえ。んじゃ行ってみる？

アラブ風呂跡は渓谷にかかるもう一つの橋、ビエッホ橋（旧橋）のところにあるらしい。地図を見ながら行ってみる。・・・どうやら橋の下にあるらしい。階段を下る。

けっこう下ってきたけど、まだ下る。

着いた！こちらがアラブ風呂跡。天井の穴は採光を兼ねた空気孔だそうです。

こちらはアラブ風呂の入口に立っていた柱です。

さあ、自由時間があまりないから急いで帰らなくちゃ！階段を駆け上がり、橋を走り、何とか集合時間に間に合った。よかった〜。

集合場所に着くと、同じツアーの同じ年くらいの女性の３人組（※みんな酒飲み）が町で買ったおみやげを見せ合って楽しそうにしてた。

わたし「・・・そういえば、おみやげやさん見てない。」

お買い物して楽しそうにしている人を見て、なぜか急にうらやましくなってしまったのでした。

バスはロンダを出てミハスに向かいます。

急に元気がなくなった私を見て旦那が不思議がる。

旦那「買い物、興味ないんじゃなかった？」
私「そうだと思ってたんだけど・・・おみやげやさんは見てみたい（泣）」
旦那「そーかー、お前も女の子だったんだー。」

あんた、私を何だと思ってたの。

旦那「じゃあさ、ミハスではおみやげ屋さんにつきあってやるよ。」

てなわけで、ミハスに到着。
ミハスでは集合時間を言われただけで、あとは自由時間。早速白い村の散策開始！

白い街並みが坂の上に続いてます。

スペインの通貨はこのころペセタでした。

・・・この坂のつきあたりはどうなっているのかなあ。

行ってみた。

つきあたりからの風景。白い壁に赤い花が映えるなあ。

この後、戻りながら念願のおみやげやさんめぐり。ちょっとお買い物もして満足♪

スペインの家は何故白いのか？それは、暑さを反射させるためだと添乗員さんが言っていました。しかも、この壁は毎年白く塗っているそうですよ。

さて、集合場所に戻ろうと歩いているうちに道に迷う。

私「こっちじゃない？」
旦那「いや、あっちだろ。」
私「絶対にこっちだって！」

ということで、こっちに行ってみる。・・・違った。
ということで、あっちに行ってみる。・・・ビンゴ。

このスペインの白い村ミハスで、これから先の二人のルールが決まりましたとさ。

ひとつ、長い旅行では必ずお買い物時間を取ること。
ひとつ、道に迷ったら旦那のカンに任せること。

ツアー全員集合後、本日の宿泊地マラガに向かいます。

写真はミハスから見た地中海方面。ああ、あの海の向こうにはアフリカの地モロッコがあるのね。

マラガに到着後、夕食まで少し自由時間。

旦那「地中海で泳ぐぞ！」

添乗員さんから、タクシーに乗って「マラゲータ」と言えば海水浴場に行けると聞いて、ツアーの皆さん続々とタクシー乗り場へ。

そんな中、大阪のおばちゃん４人組が先にタクシーに乗り込んだけど「マラゲータ」の単語を忘れたらしくタクシーの中で大騒ぎしている。困ったタクシーの運ちゃんが窓を開けて何とかしてくれ顔で私を見る。

わたし「マラゲータ、ぷりーず」

運ちゃんが頷き走り出すタクシー。大丈夫か？？…その後、海水浴場でおばちゃんたちに会ったので大丈夫だったらしい。あー、よかった。

そんなわけでアンダルシアとコスタ・デル・ソル（太陽海岸）の観光はこれでおしまいです。うん、けっこう堪能したと思う。

さあ、明日はいよいよ最終目的地のバルセロナです。あー、あのサグラダ・ファミリアをこの目で見ることができるんだ。ホントにすごいことだなー。