2008/07/06 - 2008/07/06
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GOTOCHANさん
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7月になり夏らしい気温になってきました。近場の山や滝はヤマビルが猛威を振るっているようで気が進みません。結局登山後の滝めぐりのことも考えて但馬地方へ行くことにしました。暑いので比較的標高の高い鉢伏山に決定です。鉢伏山は兵庫県のスキー(今はスノボかな)のメッカで、養父市側にはハチ高原スキー場、香美町側はハチ北高原スキー場があります。また、周辺の山々にもいくつかのスキー場があります。
今回はハチ高原をベースに、初めて歩いて鉢伏山頂に立ちます。
鉢伏山データ:標高1221.1m(三等三角点、点名:鉢伏)、ふるさと兵庫50山(18座目)、関西100名山
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- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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ハチ高原スキー場は緩斜面が多く、ゲレンデには1本の木もないため、どこでも登ることができます。
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中央右よりのリフトが山頂に向かって架かっている山が鉢伏山です。山頂に向かって最短距離で登ることはできず(できるかもしれませんが登山道はない)、ゲレンデを左の方へ進み、稜線に出てそこから山頂を目指します。写真左の木の生えたところには林道が通っており、そこからも山頂へ行くことができますが、登りで林道歩きをしたくないので、下りで利用します。
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ゲレンデを歩いている途中、左前方に見えるのが標高1070mの高丸山(四等三角点、点名はハチ高原)。本来は高丸山の向こうの小代越から高丸山のピークを通り稜線を通って鉢伏山に登る予定でしたが、高丸山直下で大規模な地滑りが発生したためゲレンデを登ることになりました。実はゲレンデは緩斜面でも歩いて登るとなると結構急だったりするわけで…
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振り向くと兵庫県の最高峰氷ノ山がいつもその雄大な姿を見せています。方角は鉢伏山の南南西ぐらいになります。
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稜線近くまで来ると子どもの声がします。見ると遠足でしょうか、子どもの団体が鉢伏山に登っています。
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稜線に出て右に行くと鉢伏山ですが、子ども達に追いつきそうなので左方向、高丸山を目指すことにしました。
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高丸山には25分ほどで到着。遮るものは何もなく、360度の展望が開けています。これは氷ノ山です。
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高丸山から氷ノ山へと続く稜線。ロングコースですが縦走コースとなっています。
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この後、この稜線を歩いて鉢伏山を目指します。
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鉢伏山へ続く稜線には夏の野花が咲き誇っています。いくつか紹介しますが、半分くらい名前がわかりません。
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アザミ。
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ギボウシ
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それにしても暑い。遮るものがなくまともに夏の太陽を浴びています。それでも鉢伏山頂への最後の急登に入ると木が生えており、植物も変わりました。涼しさも感じるようになり、森林の偉大さがわかった次第です。それまで見ることのなかったヤマアジサイもありました。
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高丸山から鉢伏山への稜線で唯一見かけたササユリ。まだ蕾でした。
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これまでに100回以上は立ったことのある山頂に、初めて歩いて雪のない時期に立ちました。そこは子どもの遠足で、スキーシーズンと同じくにぎやかな世界で落ち着いていることができません。
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山頂からハチ北高原スキー場の北壁を見下ろしたところ。雪があるときより急に見えます。さらに北の山に林道が続いていますが、この後行く予定の瀞川山です。
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今歩いてきた高丸山からの稜線。鉢伏山頂からの展望は360度です。ただ山頂は広く、スキー場の施設があったりするため、一箇所に居ながらにして360度の展望を楽しむことができないのは少々残念です。
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ゆっくりできないのですぐに下山です。林道登山口に向けて下山しますが、途中にもうひとつのピークがあり、立ち寄ります。
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そのピークはこんな様子でした。
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そのピークから見た鉢伏山。
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ハチ高原スキー場を挟んで氷ノ山。
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こちらの登山道は木の階段で作られています。登りで使わなくて良かった…
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薄いピンクの大輪のササユリがたくさん咲いていました。最盛期は少し過ぎているようでしたが見ごたえがあります。
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登山道の途中に、1966年にこの地で遭難した村野工業高校の生徒の慰霊碑がありました。今の時代ならこんなに整備されたところで、冬でもそうは遭難しないように思えます。あと1分下りたら舗装された立派な林道があるのです。
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林道にはこの記念碑があります。この林道登山口までは舗装されていますが、この先は未舗装です。この場所からだとわずか20分で鉢伏山登頂です。ピークハントだけならこの場所からでOKです。
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この林道は国道29号線の宍粟市波賀町を起点とする広域基幹林道瀞川氷ノ山線(全長49.8km!)で、途中にこのような’駅’が設けられています。この鉢伏山登山口は氷ノ山展望駅で、その名の通り氷ノ山がよく見えます。
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登山口からしばらく舗装された林道を歩き、途中で林道をはずれてハチ高原のゲレンデに出ました。あとは一気にゲレンデを駆け下ります。スキーならあっという間なのに1時間近くかかって下山しました。
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