2008/06/09 - 2008/06/13
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キャバリアチーさん
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●2008.6/9(月)
クルーガー国立公園での5泊6日の滞在を終えた私たち、
愛車カローラを駆ってネルスプルイト空港へ戻る。
飛行機でヨハネスブルグを経由し、
ナミビアの首都ヴィントフックへと向かうためだ。
後で考えると、ネルスプルイト空港で私が犯した判断ミス。
空港職員「預け荷物はヴィントフック直行でいい?」
空港施設の立派さとクルーガーのスタッフのホスピタリティに
すっかり安心しきっていた私たちは
もちろんそれで、とお願いしたのだが・・・
ヨハネスブルグ空港で無事に乗り換え、
日が暮れたヴィントフック空港に着いて入国手続を済ませると、
私たちが預けた3つの荷物が待てど暮らせど出てこない。
申し訳なさそうなスタッフが、「もう荷物、ないです」。
そもそもこの類のトラブルが多いのであろう、
すぐ横にある”荷物問い合わせカウンター”へと導かれる。
実はもう一人、ビジネスマンと見られる男性の荷物も出てこず、
その人が怒り狂って窓口の職員に噛み付いていた。
ところが何を思ったか空港職員のお姉さんの方が、
「アンタらの荷物がいつ出てくるかなんて誰にもわからない、
明日中にここに届く可能性は20%だ!」と逆切れ。
さすがにそれには頭にきたので
私も出来ない英語でおじさんに加勢。
「ここは国際空港だろ?」「プロのサービスではあり得ない」
すると職員がもう一人でてきて私たちを必死になだめる。
「明日あなたたちがナミブ砂漠に行ったとしても、
荷物が見つかれば現地に届けますから」・・・当然です。
すると色んな書面を出してきて明日以降の宿や
ツアー会社の連絡先などを書かされる。
結構知られた宿とツアー会社に予約してきておいてよかった。
でも、こちらからも主張しないと
向こうから能動的に動いてくれることはなさそう。
(もちろん、全ての人がそうではありませんが)
ああ、こういう時に限って下着とかシャンプーなど
生活必需品はすべて預けたザックの中。
私はあきらめがつくものの、困るのは化粧品を失った妻の方。
やっぱりアフリカなんて来なければ良かった
・・・なんて言ってくれるなよ。
せめて預け荷物をトランジットのヨハネスブルグで
一度受け取っておくべきだったか。
すると、メールで予約しておいた空港から宿への送迎キャブが
ちゃんと迎えに来てくれていた。
何が信用できて信用できないんだか。
送迎は一人140N$=2000円程度とちょっと高めではあるが、
ロンプラで見つけた宿をメールで予約した際、
宿主さんが紹介してくれたものだ。
普通のタクシーでもいいのかもしれないが、
初めて来る国で到着が夜、しかも荷物紛失があった後だったので
ちゃんとお願いしておいて安心できた。
空港からヴィントフック市街地までは40キロほど、
タクシーはやはり日本車だがメーターは220kmまであって、
普通に直線道路を160キロくらいでぶっ飛ばしていった。
ヴィントフックは歴史が100年足らずしかない新しい町で
ゴミを捨てると罰金が厳しいらしく、とても静かで小奇麗。
街中の宿、Puccini Houseへは40分ほどで到着。
緑を基調にしたかわいらしい宿で
入り口の門は電子錠でしっかり施錠されている。
荷物のことがあったので到着がすっかり夜になってしまったが、
予約のときにメールでやり取りしていた宿主のクリステルさんも
我々のロストバゲージについて
運がよければ明日早朝に着くことがあること、
それが駄目でもナミブ砂漠へきっと追いかけてくること、
などと慰めてくれる。
いずれにしても着替えナシの夜、
妻には悪いが我慢していただこう。
さて、明日からは2泊3日のナミブ砂漠ツアーです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- 南アフリカ航空
-
これは後日撮った、ヴィントフック郊外の国際空港
「Hosea Kutako空港」。
ナミビア史では外せない人の名前らしい。
市街地までは40k、ここから1時間弱。
ロストバゲージの舞台。 -
到着は夜だったので、これも後日のもの。
ヴィントフックはとてもクリーンな街。
ゴミのポイ捨てには厳しい罰金があるのだとか。 -
同じく車窓から。
でも宿主さんによれば、
ヴィントフックの失業率は40%、
一国の首都でいろんな人が集まっている。
無用なトラブルを避けるためにも
わきまえた行動を。 -
私たちの宿、Puccini House。
その名のとおり、Puccini通りにあります。
街中まで徒歩10分、静かな場所で
近くにはこの街には珍しく夜9:30まで開いている
スーパーもあって助かりました。 -
ナミブ砂漠ツアーの先取り。
詳しくは次の旅行記をご覧ください。 -
世界で最も古い砂漠、ナミブ砂漠。
アプリコット色の砂丘「Dune デューン」は
最大のもので標高300m以上という。
鳥取砂丘くらいしか見たことのない私にとって、
この砂漠は
クルーガー国立公園に次ぐこの旅の目的地。
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