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●2008.6/9(月)<br />クルーガー国立公園での5泊6日の滞在を終えた私たち、<br />愛車カローラを駆ってネルスプルイト空港へ戻る。<br />飛行機でヨハネスブルグを経由し、<br />ナミビアの首都ヴィントフックへと向かうためだ。<br /><br />後で考えると、ネルスプルイト空港で私が犯した判断ミス。<br />空港職員「預け荷物はヴィントフック直行でいい?」<br />空港施設の立派さとクルーガーのスタッフのホスピタリティに<br />すっかり安心しきっていた私たちは<br />もちろんそれで、とお願いしたのだが・・・<br /><br />ヨハネスブルグ空港で無事に乗り換え、<br />日が暮れたヴィントフック空港に着いて入国手続を済ませると、<br />私たちが預けた3つの荷物が待てど暮らせど出てこない。<br />申し訳なさそうなスタッフが、「もう荷物、ないです」。<br />そもそもこの類のトラブルが多いのであろう、<br />すぐ横にある”荷物問い合わせカウンター”へと導かれる。<br /><br />実はもう一人、ビジネスマンと見られる男性の荷物も出てこず、<br />その人が怒り狂って窓口の職員に噛み付いていた。<br />ところが何を思ったか空港職員のお姉さんの方が、<br />「アンタらの荷物がいつ出てくるかなんて誰にもわからない、<br /> 明日中にここに届く可能性は20%だ!」と逆切れ。<br />さすがにそれには頭にきたので<br />私も出来ない英語でおじさんに加勢。<br />「ここは国際空港だろ?」「プロのサービスではあり得ない」<br /><br />すると職員がもう一人でてきて私たちを必死になだめる。<br />「明日あなたたちがナミブ砂漠に行ったとしても、<br /> 荷物が見つかれば現地に届けますから」・・・当然です。<br />すると色んな書面を出してきて明日以降の宿や<br />ツアー会社の連絡先などを書かされる。<br />結構知られた宿とツアー会社に予約してきておいてよかった。<br />でも、こちらからも主張しないと<br />向こうから能動的に動いてくれることはなさそう。<br />(もちろん、全ての人がそうではありませんが)<br /><br />ああ、こういう時に限って下着とかシャンプーなど<br />生活必需品はすべて預けたザックの中。<br />私はあきらめがつくものの、困るのは化粧品を失った妻の方。<br />やっぱりアフリカなんて来なければ良かった<br />・・・なんて言ってくれるなよ。<br /><br />せめて預け荷物をトランジットのヨハネスブルグで<br />一度受け取っておくべきだったか。<br /><br />すると、メールで予約しておいた空港から宿への送迎キャブが<br />ちゃんと迎えに来てくれていた。<br />何が信用できて信用できないんだか。<br />送迎は一人140N$=2000円程度とちょっと高めではあるが、<br />ロンプラで見つけた宿をメールで予約した際、<br />宿主さんが紹介してくれたものだ。<br />普通のタクシーでもいいのかもしれないが、<br />初めて来る国で到着が夜、しかも荷物紛失があった後だったので<br />ちゃんとお願いしておいて安心できた。<br /><br />空港からヴィントフック市街地までは40キロほど、<br />タクシーはやはり日本車だがメーターは220kmまであって、<br />普通に直線道路を160キロくらいでぶっ飛ばしていった。<br /><br />ヴィントフックは歴史が100年足らずしかない新しい町で<br />ゴミを捨てると罰金が厳しいらしく、とても静かで小奇麗。<br /><br />街中の宿、Puccini Houseへは40分ほどで到着。<br />緑を基調にしたかわいらしい宿で<br />入り口の門は電子錠でしっかり施錠されている。<br /><br />荷物のことがあったので到着がすっかり夜になってしまったが、<br />予約のときにメールでやり取りしていた宿主のクリステルさんも<br />我々のロストバゲージについて<br />運がよければ明日早朝に着くことがあること、<br />それが駄目でもナミブ砂漠へきっと追いかけてくること、<br />などと慰めてくれる。<br /><br />いずれにしても着替えナシの夜、<br />妻には悪いが我慢していただこう。<br /><br />さて、明日からは2泊3日のナミブ砂漠ツアーです。<br />

2008.6 南アフリカ・ナミビア旅行記?ナミビア首都ヴィントフックへ

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2008/06/09 - 2008/06/13

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キャバリアチー

キャバリアチーさん

●2008.6/9(月)
クルーガー国立公園での5泊6日の滞在を終えた私たち、
愛車カローラを駆ってネルスプルイト空港へ戻る。
飛行機でヨハネスブルグを経由し、
ナミビアの首都ヴィントフックへと向かうためだ。

後で考えると、ネルスプルイト空港で私が犯した判断ミス。
空港職員「預け荷物はヴィントフック直行でいい?」
空港施設の立派さとクルーガーのスタッフのホスピタリティに
すっかり安心しきっていた私たちは
もちろんそれで、とお願いしたのだが・・・

ヨハネスブルグ空港で無事に乗り換え、
日が暮れたヴィントフック空港に着いて入国手続を済ませると、
私たちが預けた3つの荷物が待てど暮らせど出てこない。
申し訳なさそうなスタッフが、「もう荷物、ないです」。
そもそもこの類のトラブルが多いのであろう、
すぐ横にある”荷物問い合わせカウンター”へと導かれる。

実はもう一人、ビジネスマンと見られる男性の荷物も出てこず、
その人が怒り狂って窓口の職員に噛み付いていた。
ところが何を思ったか空港職員のお姉さんの方が、
「アンタらの荷物がいつ出てくるかなんて誰にもわからない、
 明日中にここに届く可能性は20%だ!」と逆切れ。
さすがにそれには頭にきたので
私も出来ない英語でおじさんに加勢。
「ここは国際空港だろ?」「プロのサービスではあり得ない」

すると職員がもう一人でてきて私たちを必死になだめる。
「明日あなたたちがナミブ砂漠に行ったとしても、
 荷物が見つかれば現地に届けますから」・・・当然です。
すると色んな書面を出してきて明日以降の宿や
ツアー会社の連絡先などを書かされる。
結構知られた宿とツアー会社に予約してきておいてよかった。
でも、こちらからも主張しないと
向こうから能動的に動いてくれることはなさそう。
(もちろん、全ての人がそうではありませんが)

ああ、こういう時に限って下着とかシャンプーなど
生活必需品はすべて預けたザックの中。
私はあきらめがつくものの、困るのは化粧品を失った妻の方。
やっぱりアフリカなんて来なければ良かった
・・・なんて言ってくれるなよ。

せめて預け荷物をトランジットのヨハネスブルグで
一度受け取っておくべきだったか。

すると、メールで予約しておいた空港から宿への送迎キャブが
ちゃんと迎えに来てくれていた。
何が信用できて信用できないんだか。
送迎は一人140N$=2000円程度とちょっと高めではあるが、
ロンプラで見つけた宿をメールで予約した際、
宿主さんが紹介してくれたものだ。
普通のタクシーでもいいのかもしれないが、
初めて来る国で到着が夜、しかも荷物紛失があった後だったので
ちゃんとお願いしておいて安心できた。

空港からヴィントフック市街地までは40キロほど、
タクシーはやはり日本車だがメーターは220kmまであって、
普通に直線道路を160キロくらいでぶっ飛ばしていった。

ヴィントフックは歴史が100年足らずしかない新しい町で
ゴミを捨てると罰金が厳しいらしく、とても静かで小奇麗。

街中の宿、Puccini Houseへは40分ほどで到着。
緑を基調にしたかわいらしい宿で
入り口の門は電子錠でしっかり施錠されている。

荷物のことがあったので到着がすっかり夜になってしまったが、
予約のときにメールでやり取りしていた宿主のクリステルさんも
我々のロストバゲージについて
運がよければ明日早朝に着くことがあること、
それが駄目でもナミブ砂漠へきっと追いかけてくること、
などと慰めてくれる。

いずれにしても着替えナシの夜、
妻には悪いが我慢していただこう。

さて、明日からは2泊3日のナミブ砂漠ツアーです。

同行者
カップル・夫婦
航空会社
南アフリカ航空
  • これは後日撮った、ヴィントフック郊外の国際空港<br />「Hosea Kutako空港」。<br />ナミビア史では外せない人の名前らしい。<br /><br />市街地までは40k、ここから1時間弱。<br /><br />ロストバゲージの舞台。

    これは後日撮った、ヴィントフック郊外の国際空港
    「Hosea Kutako空港」。
    ナミビア史では外せない人の名前らしい。

    市街地までは40k、ここから1時間弱。

    ロストバゲージの舞台。

  • 到着は夜だったので、これも後日のもの。<br />ヴィントフックはとてもクリーンな街。<br />ゴミのポイ捨てには厳しい罰金があるのだとか。<br /><br /><br />

    到着は夜だったので、これも後日のもの。
    ヴィントフックはとてもクリーンな街。
    ゴミのポイ捨てには厳しい罰金があるのだとか。


  • 同じく車窓から。<br /><br />でも宿主さんによれば、<br />ヴィントフックの失業率は40%、<br />一国の首都でいろんな人が集まっている。<br />無用なトラブルを避けるためにも<br />わきまえた行動を。<br /><br />

    同じく車窓から。

    でも宿主さんによれば、
    ヴィントフックの失業率は40%、
    一国の首都でいろんな人が集まっている。
    無用なトラブルを避けるためにも
    わきまえた行動を。

  • 私たちの宿、Puccini House。<br />その名のとおり、Puccini通りにあります。<br /><br />街中まで徒歩10分、静かな場所で<br />近くにはこの街には珍しく夜9:30まで開いている<br />スーパーもあって助かりました。<br />

    私たちの宿、Puccini House。
    その名のとおり、Puccini通りにあります。

    街中まで徒歩10分、静かな場所で
    近くにはこの街には珍しく夜9:30まで開いている
    スーパーもあって助かりました。

  • ナミブ砂漠ツアーの先取り。<br /><br />詳しくは次の旅行記をご覧ください。

    ナミブ砂漠ツアーの先取り。

    詳しくは次の旅行記をご覧ください。

  • 世界で最も古い砂漠、ナミブ砂漠。<br />アプリコット色の砂丘「Dune デューン」は<br />最大のもので標高300m以上という。<br /><br />鳥取砂丘くらいしか見たことのない私にとって、<br />この砂漠は<br />クルーガー国立公園に次ぐこの旅の目的地。

    世界で最も古い砂漠、ナミブ砂漠。
    アプリコット色の砂丘「Dune デューン」は
    最大のもので標高300m以上という。

    鳥取砂丘くらいしか見たことのない私にとって、
    この砂漠は
    クルーガー国立公園に次ぐこの旅の目的地。

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