中央ヨーロッパ紀行（３）～チェコ・プラハ１～

2003/04/27 - 2008/04/27

今回の旅のメインとなるプラハにやって来ました。以前からヨーロッパに来るならまずはプラハと決めていましたが、想像以上に素晴らしい街でした。プラハは中世から現代にかけて続く歴史が建物や街並みにそのまま残っていて、「建築博物館の町」とも呼ばれています。街並みを散策するだけで街の歴史を感じることができます。

エリア プラハ(チェコ)

ブラチスラバ中央駅から列車に乗ってプラハに向かいます。国境では乗務員にパスポートを渡して手続きをしてもらいました。

車窓から見たブルノの町の教会と落書きだらけの車両。

プラハ・Holesovice駅に到着。地下鉄でMustek駅に向かい、予約しているHOTEL EXPRESに向かいます。

我々の泊まるHOTEL EXPRESのある通り。

部屋からはプラハの街並みを見渡すことができます。

早速プラハの街並み散策に出かけます。少し歩けばこのような大きくて歴史のある教会や建物に出くわします。

旧市街広場に建つ旧市庁舎とティーン教会。

旧市庁舎にある15世紀に造られた天文時計。この時計はからくり時計になっていて、毎正時になると時計の上の窓からキリストの12使徒が現れます。この時間になると、この時計の前は黒山の人だかりになります。

ティーン教会。このいかにもゴシックと思わせる美しい形が私は大好きです。

聖ミクラーシュ教会。

カレル橋。プラハ最古の橋で欄干には30体の聖人像が並べられています。この橋からブルタヴァ川越しに眺めるプラハ城は美しいの一言。週末なので観光客が一杯でした。

橋のたもとに建つ橋塔と聖人像。

プラハ城に向かいます。

街中を走るトラム。

影になっている個所は削った石材を使っているように見えますが、全てこれは陰影をつけた絵が描かれていて、錯覚させるような造りになっています。チェコの建物に多くみられる技法です。

カレル橋からストラホフ修道院までの通りの建物には、紋章が玄関の上に取り付けられているのが多かったです。昔はこの紋章が番地代わりになっていたそうです。

ストラホフ修道院からのプラハの眺め。

ストラホフ修道院は天井がフレスコ画で埋め尽くされた図書室があることで知られています。初期バロックの装飾の「神学の間」。

哲学の間。建物のみならず蔵書も古そうです。

プラハ城に入ります。プラハ城内には大統領府がありますが、観光地ということもあり場内は出入り自由で、警備も門の両脇に衛兵が立っているくらいで厳しくありません。

門の両脇に立つ衛兵が交代するところ。

プラハ城内に建つ聖ヴィート大聖堂。あまりの巨大さに圧倒されます。

聖ヴィート大聖堂。

城内の広場に建っているので、その大きさがさらに引き立っています。

大聖堂の外壁画。

正面中央のバラ窓。

入場料を払って中に入ります。中から見たバラ窓のスレンドグラス。

この大聖堂のステンドグラスは実に見事で、中でもミュシャの作品には目を奪われます。

聖ヴィート大聖堂の大ホール。

聖ヴィート大聖堂の塔は登ることができました。狭いらせん階段を登ると、プラハの絶景が広がっています。

塔から眺めたプラハ城。

カレル橋。

プラハ城内の旧王宮のヴラディスラフホール。天井の梁が特徴的な建物です。

夕方、プラハ城とカレル橋の間にある聖ミクラーシュ教会のコンサートを見に行きました。荘厳な教会の雰囲気の中でこだまする歌声が美しく、印象に残っています。

夕暮れのカレル橋。この時間帯になると土産物屋も引き上げているので、落ち着いた雰囲気になっています。

夕暮れのカレル橋。

ヴルタヴァ川と国民劇場。うっすらと虹が出ています。

一旦ホテルに戻って休憩しました。ホテルの部屋から眺めたプラハ城と夕暮れ。

夕食はプラハで最も古いビアホールである「ウ・フレクー」に行きました。

中は観光客で一杯でした。

チェコ名物の黒ビールとグヤーシュ。ここの黒ビールは濃厚でとても美味しかったです。

夜の旧市街広場。

ライトアップされたティーン教会が綺麗でした。