北欧三都物語S?ストックホルム市庁舎編

2008/06/12 - 2008/06/12

まずはクローネを入手！なのに到着ロビーにあったATMは我がCITIカードを入れても動く気配を見せず。画面もSwedishのみで判読不可だし、仕方なく横にあった両替屋で余りのEUROをチェンジ...あれ？確か手数料かかるはずだよな、となんとなく気がついたときには時既に遅し。ななななんとレシートには「COMM.DKK40」！一瞬目が点になったのはいうまでもありません。さっそく北欧の洗礼を受けて意気消沈です。

INFO.でストックホルムカード（いろいろ計算したらそのほうがおトクでした）と駅前までのバス（最安値）チケットを購入し、いざ市内へ。残り時間：約12hの間にストックホルムカード＋両替手数料の元を取り返さねばなりません。急げっっっっ！

エリア ストックホルム(スウェーデン)

まずはストックホルム駅へ。とりあえず不要な荷物をロッカーへ預けて身軽になります。

次に今夜の夜行列車チケットを発券しとかなきゃ。このSJ（スウェーデン国鉄）自動券売発券機はデザインも機能もなかなかの優れモノ。HPで予約決済した際に送られてくるパスワードを入力して無事チケットゲット出来ました。

ふふふふふ。

初めに、駅から近くガイドツアーの時間が限られている市庁舎から観光スタートです。

11:00発、英語／スペイン語のツアーに滑り込みセーフ。ガイドのお姉さんはとっても聞き取り易い英語で説明もよくわかりました。

入ってすぐの大広間。政府の公式行事のほか、一般向けの催し（コンサートその他）にも使用されているとか。ノーベル賞授与式の晩餐会でおなじみのスペースです。

このホールは当初の構想では青く塗られるはずだったのに、設計者が何度も心変わりした挙句、最終的には今のかたちになったのに名前だけは「Blue Hall」ままなのだとか。壁のレンガは表面を故意に削って有りますが、これは音を柔らかくする効果があるのだそうです。

柔らか。

中庭。

市議会。奥上方の席＝一般観覧席で会期中は誰でも聴講可能ですが、現在はネットの発達もあって数人しか来ないそうです。

至極立派な議長席。今は議長の代わりに、政治、教育、環境などの各テーマ毎に議事進行役がいるのだとか。

天井にはヴァイキングのモチーフが。

見事。

巨大なゴブラン織り。

青＋黄＝Swedishですね〜

青い色調の壁画にはストックホルムの街が描かれています。この部屋は今でも市がVIPを招待するのに使用されていますが、窓を背に座っても街の様子がわかるようにという配慮なのだそうです。

お洒落。

窓から。

うわっ！（黄金の間）

これはすごいです。世界の平和を願う意味で、左下には主に欧米の象徴が、右下にはトルコ・アラブ・インドなどアジア方面の象徴が描かれています。

大きさがピンと来ませんが、かなり巨大。

ベトナムのカオダイ教のシンボルに良く似てます。

Blue Hallのノーベル胸像のところでツアー終了。

ノーベルさん

天井のアーチが芸術的。

出口の手前に、ツアーのチーム（語学毎に色違い）識別シールを貼るための板がありました。ある意味これも芸術的でした。

♪伊東に行くならハ・ト・ヤ、でんわは良い〜風呂っ、のCMをほうふつとさせます。

この風景を見越して設計したのは憎いですねぇ。

絵みたい。

ついつい長居してしまいました。そろそろ切り上げて次に行かなきゃ...（続く）