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< 豚肉とアサリのいためもの? > Beja (5月28日)<br /><br />ArraiolosからEvoraへ戻る。 Beja行きのバスは夕方までないので、鉄道の時刻表を見ると、丁度よいのがある。 タクシーをつかまえて駅まで5分。 わずかに、3組のお客がいるだけ。 定刻近くに、2両連結のデイーゼル車両が到着。 ここが支線の終点で本線との間を折り返すことになる。<br /><br />Lisboaから来たときと同じ線を走っているので、景色にも見覚えがある。高い柱の上のコウノトリの巣が沢山見られる。 オリーブの木が散在する以外には何もない平原にどうしてこのようにして巣作りをしているのだろうか。 <br /><br />しばらく走ると、今度はコルク樫の木が見えるようになってきた。 皮をはがれた木の白いハダが痛々しく思われる。 コルク栓に出来るほどの厚みがあるようにも見えないが、はぎとられていない黒々とした樹皮のものと、白いものとが、一定の間隔でグループ分けされている様子から、数年たつと所定の厚みになり、皮をはぎとられるのだろう。<br /><br />30分程走って、本線の駅についた。 発車時刻から考えると、Lisboaから来るときに乗った列車だ。 乗客の中に日に焼けた見なれぬ顔の夫婦がいた。  身なりから、ジプシーと判る。  実際のことは判らないが、何となく身構えてしまう。 ポルトガル人らしき人物と親しげに話しているところを見ると、悪しき人間ではないのだろう。<br /><br />一時間ほどでBejaへ到着。 駅は街ハズレのようで、タクシーを待つが全然来ない。 20人程度が列車を降りたが、迎えの車等でいなくなり、タクシー待ちは6人の4組となった。 ひとりは学生で、ここの大学の単位をとりにLisboaからやってきたとのこと。<br /><br />暑い日差しの中で待っていると、たくさんの荷物を持った品の良い老夫婦が通りの向こう側へ荷物を運び始めた。 向かい側の倉庫の日陰に入ろうとの考え。 良い考えなので、我々も同じようにして日陰に入る。 それをキッカケに対話が始まったが、英語はうまく通じない。<br /><br />Bejaについて書いたものを、列車の中で読み忘れていたので、この紳士から知識を得ようとしたが、困難を極めた。 中心街までは車で15分程度、推奨するホテルの名前、この街で見るべきところなどを、辛うじて聞きだした。  あとで、判ったことだが、人口4万の大きな都市で、何も心配する必要はなかったが、 このときは、タクシーもないような田舎で、今夜の宿が見つかるのかなどと思ったりしていた。<br /><br />学生が消え、老夫婦が去り、とうとう我々の番になったが、なかなかタクシーは現れない。 すでに一時間近くたった。 鉄道駅なのに全然人の動きがない。 客のない所へタクシーが来る訳はない。 暑い日差しを見れば、ますます気がせく。<br /><br />我々に日影を提供してくれる倉庫へは時々荷物引き取りの車が現れる。 良く見ると、小麦粉の袋をつんでいくようだ。 ダメモトの精神で、人の良さそうな運転手に頼んでみた。 どこへと聞くので、トッサに、老紳士から聞いておいたホテルの名前を言う。 OKだ。 このときばかりはホッとした。 気持ち良く心付けをはずんだのは言うまでもない。<br /><br />ホテルへ入ってやっと、ひと安心。 風呂をあびてから街へ出て、ガックリ。 そこここに、タクシーが見える。 街も極めて大きい。 鉄道駅が本当の街ハズレであることを地図で確認した。 <br /><br />この街では、豚肉とアサリのいためものが名物と聞いていたので、迷わず夕食はそれにした。 妙な組み合わせと思ったが、食べてみるとなるほどウマイ。ピーマンとハーブがポイントのようだ。 アレンテジャーナ風豚肉料理:Carne de porco a Alentejana

熟年夫婦の珍道中  Beja/Portugal

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2001/05/28 - 2001/05/28

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oiwasan

oiwasanさん

< 豚肉とアサリのいためもの? > Beja (5月28日)

ArraiolosからEvoraへ戻る。 Beja行きのバスは夕方までないので、鉄道の時刻表を見ると、丁度よいのがある。 タクシーをつかまえて駅まで5分。 わずかに、3組のお客がいるだけ。 定刻近くに、2両連結のデイーゼル車両が到着。 ここが支線の終点で本線との間を折り返すことになる。

Lisboaから来たときと同じ線を走っているので、景色にも見覚えがある。高い柱の上のコウノトリの巣が沢山見られる。 オリーブの木が散在する以外には何もない平原にどうしてこのようにして巣作りをしているのだろうか。 

しばらく走ると、今度はコルク樫の木が見えるようになってきた。 皮をはがれた木の白いハダが痛々しく思われる。 コルク栓に出来るほどの厚みがあるようにも見えないが、はぎとられていない黒々とした樹皮のものと、白いものとが、一定の間隔でグループ分けされている様子から、数年たつと所定の厚みになり、皮をはぎとられるのだろう。

30分程走って、本線の駅についた。 発車時刻から考えると、Lisboaから来るときに乗った列車だ。 乗客の中に日に焼けた見なれぬ顔の夫婦がいた。  身なりから、ジプシーと判る。  実際のことは判らないが、何となく身構えてしまう。 ポルトガル人らしき人物と親しげに話しているところを見ると、悪しき人間ではないのだろう。

一時間ほどでBejaへ到着。 駅は街ハズレのようで、タクシーを待つが全然来ない。 20人程度が列車を降りたが、迎えの車等でいなくなり、タクシー待ちは6人の4組となった。 ひとりは学生で、ここの大学の単位をとりにLisboaからやってきたとのこと。

暑い日差しの中で待っていると、たくさんの荷物を持った品の良い老夫婦が通りの向こう側へ荷物を運び始めた。 向かい側の倉庫の日陰に入ろうとの考え。 良い考えなので、我々も同じようにして日陰に入る。 それをキッカケに対話が始まったが、英語はうまく通じない。

Bejaについて書いたものを、列車の中で読み忘れていたので、この紳士から知識を得ようとしたが、困難を極めた。 中心街までは車で15分程度、推奨するホテルの名前、この街で見るべきところなどを、辛うじて聞きだした。  あとで、判ったことだが、人口4万の大きな都市で、何も心配する必要はなかったが、 このときは、タクシーもないような田舎で、今夜の宿が見つかるのかなどと思ったりしていた。

学生が消え、老夫婦が去り、とうとう我々の番になったが、なかなかタクシーは現れない。 すでに一時間近くたった。 鉄道駅なのに全然人の動きがない。 客のない所へタクシーが来る訳はない。 暑い日差しを見れば、ますます気がせく。

我々に日影を提供してくれる倉庫へは時々荷物引き取りの車が現れる。 良く見ると、小麦粉の袋をつんでいくようだ。 ダメモトの精神で、人の良さそうな運転手に頼んでみた。 どこへと聞くので、トッサに、老紳士から聞いておいたホテルの名前を言う。 OKだ。 このときばかりはホッとした。 気持ち良く心付けをはずんだのは言うまでもない。

ホテルへ入ってやっと、ひと安心。 風呂をあびてから街へ出て、ガックリ。 そこここに、タクシーが見える。 街も極めて大きい。 鉄道駅が本当の街ハズレであることを地図で確認した。 

この街では、豚肉とアサリのいためものが名物と聞いていたので、迷わず夕食はそれにした。 妙な組み合わせと思ったが、食べてみるとなるほどウマイ。ピーマンとハーブがポイントのようだ。 アレンテジャーナ風豚肉料理:Carne de porco a Alentejana

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