プラハ(7) ビシェフラドとベルトラムカ ～2008年 GW～

2008/04/26 - 2008/05/06

雨の降る中、地下鉄とトラムに乗って、ちょっとだけ郊外のヴィシェフラド Vysehrd とベルトラムカ Bertramka へ行きました。

エリア プラハ(チェコ)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: オーストリア航空

地下鉄Ｃ線に乗り、ヴィシェフラド Vysehrad へ。駅を出ると、それまでの街並みとは打って変わって、現代的なビルや普通(?)の住宅街のある町並み。

少し歩くとヴィシェフラドに着きます。その昔は城があったところですが、今では城郭の中に教会とたくさんの木々がある、市民の憩いの場となっているようです。

城跡に残る最も古い建物がこの、聖マルティン教会のロトゥンダ Rotunda sv. Martina。

ロトゥンダとは円形状の礼拝堂のことで、このロトゥンダは1100年頃に建てられ、プラハで最も古いこのロマネスク建築物のひとつだそうです。

ロトゥンダの入り口とって。
鶏？ でも尻尾が長い…。

ヴィシェフラドの奥のほうに建つ、聖ペテロ聖パウロ教会 chram sv. Petra a Pavla。

聖ペテロ聖パウロ教会の正面。高すぎて、全体が入りませんでした (~_~;)
重厚感どっしり感じられる佇まいです。

案内板によるとこの時間は中に入れるはずなのですが、扉はビクともしませんでした。

正面ファサード。
キリストと12人の弟子？ そして天使や民？
多くの人物が緻密に彫られています。

聖ペテロ聖パウロ教会の横には墓地があります。

スメタナのお墓。とてもシンプルで、はじめは気付かずに素通りしてしまいました。

ドヴォジャークのお墓。
墓地の周りに連なる回廊風墓地の一角にありました。

ヴィシェフラドを出てベルトラムカへ向かう途中、この有名なビルを見に、ちょっと遠回りしました。

1990年代に建てられたオフィスビルで、通称 ダンシング・ビルとかジンジャー＆フレッドとか呼ばれています。正式名称はナショナル・ネーデルランデン・ビルとか。

１階にカフェ、最上階にはレストランがありますが、他は普通のオフィス。
側面も変わったデザイン。屋上にはなにやら変ったオブジェ。

歴史的建造物が立ち並ぶプラハの街に出現したこの奇抜なデザインのビル。市民の間で賛否両論だったようですが、でも、すっかり観光名所の一つですね。

ヴィシェフラドからトラムを乗り継いで、ベルトラムカ Bertramka へやって来ました。
モーツアルトがドン・ジョバンニを作るためにプラハへ来た折、ここに滞在したそうです。

車やトラムが走る賑やかな通りから坂を登ったところにある、緑に囲まれた静かな場所でした。

今は「モーツアルト記念館」として公開されており、楽器や楽譜などの展示物がありました。
入場料110czkは、ちょっと高めかなー。

館の隣には斜面に沿って庭が広がっています。そして木陰には可憐な花々が咲いていました。そのいくつかは、こちらにアップしています。
↓
http://4travel.jp/traveler/korotama/album/10242972/

はい、モーツアルトの胸像。