2008年1月　香港→タイ陸路6300?　24日間バスの旅　（6日目・中国→ベトナム国境超え）

2008/01/08 - 2008/01/08

中国を出国して初めて訪れる国
『ベトナム』にやってきました。

ベトナムって、旅行者の中で賛否両論ある国で、
特にバックパッカーの人たちからはいい話を聞いたことがなく、
でも、日本から５日間位のツアーで訪れた人はほとんどが口をそろえて
「雑貨もかわいいし、フォーも美味しくて、又行きたい」と。
自分で真意を確かめてみよう！

友誼関とドンダンの国境はあまりバックパッカーもいないし、
中国人とベトナム人の商人らしい人が多かったです。

ベトナムは２週間以内の滞在であれば日本人はビザが要りません。

JPY 100 VND 13900
VND 10000 JPY 70
（2008年1月8日のレート）

別ウィンドウで今回のテーマ曲を聞きながら、
旅行記を読んで下さいませ。
「光あるもの」
http://www.youtube.com/watch?v=sBWLWnago-4

エリア ランソン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス

《2008.1月 アジア横断24日間の旅　6日目・ベトナム・ドンダン》

中国⇔ベトナムの国境＠ドンダン

中国の国境・友誼関を抜け、今度はベトナム側の入国手続きを行います。

友誼関とドンダンの国境は徒歩で５分程。
大きな荷物がある人はトゥクトゥクのようなタクシーサービスもあるようでした。

写真はイミグレです。
中国から一緒に行動しているフィンランド人のカップルはなんだかビザの日付が違っているようでちょっと手続きに時間がかかっていました。

私はもちろん２週間以内で出国する予定なので
ノービザでらくらく入国。

《2008.1月 アジア横断24日間の旅　6日目・ベトナム・ランソン》

ベトナムの国境・ドンダンから南へ１４キロの
ところにある町、ランソンへまず移動します。

ドンダンからハノイまでバスや列車があるようですが、本数も少なく時間が合わせにくいので、
ランソン（ドンダンより大きな町）からハノイを目指します。

ドンダンからタクシーで90元。
国境なので中国元がまだ使えます。
フィンランド人のカップルと割って１人30元。
友誼関で使った方法で、１台30元とかなり粘って交渉したのですが、全くだめでした。でも時間をかければもっと値切れたと思います。

ランソンではハノイ行きのミニバス乗り場みたいな所で降ろされました。
カモを待ってました！かのように、
ミニバスのドライバーが私たち3人を取り囲み身動きができない状態。
でも、ミニバスの値段を聞いたら10万ドン！
ありえない！高い！高い！っていいながらその場を無理やり立ち去りました。でも、しつこい奴が一人。ずーっと私たちの後をつけて来ます。
フィンランド人のカップルは米ドルも中国元ももちろんベトナムドンも持っていないからATMに行ってお金をおろさないといけなかったので、
それをそのしつこい奴に話したら
「大丈夫！ハノイまで俺のミニバスに乗ったらATMまで無料で連れて行くから」と。
二人はお金もないし、じゃあそうするわと。
何故か私もそのメンバーになってしまい、（この時点では10万ドンの高さがわからなかったので）奴のバスに乗り込んでしまいました。
でも、やっぱり腑に落ちないので、
ガイドブックをよくよく読むと公共バスランソン→ハノイ5万ドンと。

私はフィンランド人にそのことを説明して、
「悪いけど、ローカルバスを使うからこのミニバスは乗らない」と言うと、
フィンランド人も
「やっぱり僕たちも君と一緒にローカルバスでハノイに行く」と言い出したの。
もちろんATMまで連れて行ってもらっていたので、
その分のチップは払うからいいよねって。
そのことを奴に話したら激高して
「約束が違う！自分の国はお前らのような奴を認めない。一人10ドル払え。払わないのなら今すぐ出てゆけ！！」とフィンランド人の男性（ウィル）のむなぐらをつかんで今にも傷害事件になりそうな勢い。
どんなに説明をしても聞かないし、いよいよ手をあげてきたので、ウィルもしょうがなく10ドルより少ないお金を奴に掴ませて、逃げるようにその場を立ち去った私達。
すごく順調に国境を越えられて皆ハッピーだったのに
なんかベトナムの先が思いやられる思いに一気になっちゃいました。

気を取り直して、ランソンのローカルバス乗り場に歩を進め、ボッタクリ・ミニバス乗り場から20分程の街中でローカルバスが停まってくれてたのでそこから乗車。

ランソン→ハノイ　4万ドン（280円）
ガイドブックには5万ドンって書いてあったのに、
それよりも安く済んじゃいました。
ウィルも奴にペナルティを払わされたけど、
ローカルバスに乗ったほうが安かったから良かったって。

教訓：国境には色んな人が商売目的でいるから気をつけよう！

《2008.1月 アジア横断24日間の旅　6日目・ランソン》

検問中＠ランソン→ハノイ

ランソンからハノイまで約2時間。
隣に座ったベトナム人の男の子と
ベトナム語の指差し会話帳で
コミュニケーションをとりながら楽しく移動。
さっきの奴の印象があまりに強烈だったので
軽いベトナム人不信だったんだけど、
バスの運転手さんも回りに座っている人たちも皆さん感じのいい人ばかり。

ランソンから1時間位の所で、
いきなり警察に止められ車内を検査されました。
30分ほど乗客、荷物を念入りに確認をされ、
問題であろう品物が車外に運び出されました。
座席の下とかほかの荷物で隠すようにされていた品物は、
運ぶときの音とかちらりと見えた感じでは
ビンに入った油？のようでした。
商品は没収されなおかつ罰金を支払っていました。
何か問題のあるものだったのかしら？

《2008.1月 アジア横断24日間の旅　6日目・ハノイ》

ザップバット・バスターミナル＠ハノイ

09:00　ランソン発
11:30　ハノイ着

約2時間半でハノイに到着〜。
ハノイには4つ程大きなバスターミナルがあるようで
私たちが着いたのは、ザップバットバスターミナル。

さてこれからハノイの町に出ますよ〜。

この旅行記へのコメント （4）

• スイカさん 2018/05/02 23:34:55

  友誼関とドンダンの国境、理解しました。

  こんばんは、モエさん。
  なるほど、友誼関とドンダンの国境は徒歩で通過できるんですね。
  でも、こうしていろんな国境を知ると、河口－ラオカイの国境がとても平和で、100mほどの橋を渡るだけだから、ホントいいなと思います。
  スイカ

  モエさん からの返信 2018/05/03 16:20:41

  RE: 友誼関とドンダンの国境、理解しました。

  スイカさん
  
  泥酔して頭から血を流してイミグレのカウンターで今にも吐きそうになっている
  日本人女子を入国させてくれた河口のイミグレは
  ある意味すごいと思います。
  
  マサラ(妹)は河口の置屋マンションを見に行きたかったようですが、
  私があのような状態では無理でしたからね（笑）
  
  やっぱり今年中にリベンジしようかなぁ。
  どうしても橋の上で意識がある状態で写真を撮りたい！
  
  モエ

  スイカさん からの返信 2018/05/03 21:35:17

  RE: RE: 友誼関とドンダンの国境、理解しました。

  こんばんは、モエさん
  
  私は他のボーダーはあまり知りませんが、初めて越えたのが、河口−ラオカイで、国境線ジャンプもしましたし(線はありません)、橋を渡るなんて感動しました。
  ヨーロッパとかも行ってみたいんですが、卑屈になりそうで。。。
  
  ハロン湾の街Bai Chai 。。。
  あからさまに中国人を嫌う商店もありました。
  中国人団体は、無敵のパワーでそんなことは気付きもしませんが。
  どうやら現在ベトナム、ハロン湾辺りはコリアンパワーのようです。
  コリアン団体がすごいし、たくさん援助や企業進出もしてます。
  ベトナム人がコリアンを好きかはわかりません。
  スイカ

  モエさん からの返信 2018/05/03 21:49:42

  RE: RE: RE: 友誼関とドンダンの国境、理解しました。

  こんばんは〜
  
  前にどこかで(ダラットかホーチミン)でベトナム人と話した時に
  中国人はうるさいけどお金を落としくれるからしょうがないと。
  コリアンはうるさいし、ケチだし、冷蔵庫がある部屋だと冷蔵庫がキムチ臭くなって困るって
  言ってました。
  タイ人も同じような事を言ってたのを覚えてます。
  
  中国人だって人それぞれだし、日本人でも無礼者っているんだし、
  海外が長くなると国籍ではくくれない事実に気がつくんだけどね。
  
  Maさん、嫌な気分になってない？
  楽しい旅を！
  モエ