世界一高い斜張橋、ミヨーの大橋へ小型飛行機で飛ぶ。（その三）帰路の景色。

2008/05/21 - 2008/05/21

雲がでていると、景色がなんにも見えなくなるので、心配したが、
ミヨーを離れると雲はほとんどなかった。

そろそろ夕方の太陽光線を得て、足下に流れてゆく風景がキラキラと
輝いている。

写真は、エオリエンヌのある小さな村。夕日に照らされて、神様に祝福されているかのようだった。

エリア その他の観光地(フランス)

こんな景色が続く。

丘の上に設置された数基のエオリエンヌ（風車）
が、きれいだった。

これで、発電をするのだ。村中の電気はエオリエンヌでまかなうのだろう。

この旅行記の「その一」で使った写真をもう一度アップする。

やがて、カオール市の全景が見えてきた。
ロット河(LOT)がこんなにもくるっとカオールの
街を取り巻いているなんて、知らなかった。

カオールの街には縁があって、これまで何度も
来ている。日本ではカオールワインの名前で
知られている。

中世から栄えたカオールの街に、石造りの古い橋がロット河に
かかっている。大分傷んでいるので、数年前から工事中。
ヴァラントル橋、といい1378年に竣工。軍用目的の橋であり、中世のヨーロッパで建設された軍事用建物として広く知られている。

写真映りのいい、魅力的な橋で、カオールのシンボルともいえる。その橋が見えてきたのは嬉しかった。

この橋だ。
写真はロット県文化遺産のサイトから借用した。

http://www.patrimoine-lot.com/

または4travelのmappyさんの旅行記にヴァラントル橋の美しい写真がある。

http://4travel.jp/traveler/mappy/album/10103471/


もうひとつ、ぼすとんばっぐさんの旅行記にとてもいい写真がアップされている。

http://4travel.jp/traveler/bostonbag/album/10105685/

徐々に大西洋に近づく。まもなくアンデルノス・アエドロームに到着だ。

大西洋が見えてきた。アルカション湾だ。

そらは曇っていた。夕方のひかりにかろうじて照らされている大西洋。

アンデルノスに無事着陸。慣れた人にとってはどおってことのない旅かもしれないが、私は強く感激してしまった。

着陸してまもなく、同じタイプの飛行機が着陸した。これは
ひとりの若い女性が飛行訓練を受けているのだった。

飛行クラブのバーで冷えていたビールやアイステｲーを飲んでほっと一息する。これから相乗りで、ボルドーの街へと帰る。

これが「お世話になった」ヒコーキだ。

また機会があったら、再びどこかに飛んでゆきたい！

この旅行記へのコメント （2）

• RyuSie（りゅうじ）さん 2008/12/27 14:03:37

  こんにちは！

  　他所でよくお見かけしているので、
  初めての気がしないのですが、RyuSieです、
  どうぞよろしく。
  
  　ミョー大橋、しかも空撮に惹かれて拝見いたしました。
  素敵な楽しみ方もあるもんですね。
  
  　最近は、海外をレンタカーで走る事も多くなり、
  この秋、渡仏した際にはフランス全土の道路地図を
  買ってしまいました。
  
  　まずは、橋の位置を確認せねば。（^^;)
  いつかは、果したい旅の楽しみがまたひとつ
  増えた思いがした旅行記でした。
  
  　来年もまたよろしくお願いします。
  では、よいお年を！
  
  RyuSie
  　

  yukibxさん からの返信 2008/12/28 08:00:41

  RE: こんにちは！

  RyuSieさん、こんにちわ。
  掲示板へのメッセージをありがとうございました。
  
  ミヨーの大橋の旅行記を読んでいただいて、嬉しいです。
  あの橋が開通した時、新聞に掲載された写真をみて、行きたいなあと
  思っていましたが、思わぬところで実現してしまいました。
  車で大橋に行った人達は、ミヨーの橋は遠くから見るのが一番印象的だったと
  いいますが、やっぱりなんといっても空撮です！感激しました。
  
  RyuSieさんは、今年の秋にミデｲイレネーまで足を伸ばされたのですね。
  ご自分のスタイルで、自分のリズムで旅を楽しんでいらっしゃるのが
  すごくいいと思いました。やっぱり失敗覚悟でする個人旅行に限りますね、
  旅行は！
  
  
  RyuSieさんも、来年がさらに良い一年でありますように。世界は不況の嵐ですが、なんとか乗り越えましょう！
  
  yukibx