2008/05/21 - 2008/05/21
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yukibxさん
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第二部です。ミヨー・ラルザックの飛行場から五キロ位のところにある中世の頃栄えた「ラ・キャバルリー」という村で昼食、そして散策しました。
中世の十字騎士団、タンプリエの住んでいた村です。しかし、旅行記を複雑にしないように、第三部でこの村について書きます。ともかく、ミヨーの斜張橋へと急ぎます。
この橋の建設は、ミヨーの街のポイントで高速道路A75の渋滞がひどくなるので、それを解決する、というのが目的でした。地上から250米以上の高い橋を建設するか、タルン川の谷間に沿った橋を建設するか、など4案が検討されたその結果、現在の橋にすることに決定。1989年のことですから、2004年12月の建設竣工まで約15年の月日が必要でした。
長さは2460米で、パリのシャンゼリゼ通りより550米も長いのです。
(表紙の写真は パイロットのMr.Daubigeonの提供)
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
-
昼食後、午後3時になっていましたが、タクシーでミヨー大橋へと向かう。あっという間に橋の上に。
ミヨーの橋を鑑賞したいと、車の速度を落としたいところだが
それは危険ということで、不可能だった。 -
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近くで見ると、斜張橋のケーブルが支える主塔の巨大さに圧倒される。
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2キロなんてすぐ通過する。もう橋を降りなければならなかった。
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橋を降りるところで、タクシーの運転手さんがちょっと止めましょうかといってくれたので、停車すると、すぐに工事人の
人達がダメだダメだ!結構恐い顔でどなられる!それでも
一枚だけ写真が撮れた。 -
ミヨー大橋の周囲には数カ所のパノラマ拠点があります。私たちは昼食したレストランの主人のすすめるクレセルという隣町の展望台に行くことにする。
途中、5分ばかりミヨーの街を見学。通過したといった方がいいが、これは、帰りの飛行機の離陸は夕方の5時と決まっているためだ。
ミヨーの街は、昔、皮革製品で繁栄した。ミヨーの皮革といえば、高級の子羊の皮を意味する。現在では、オートクチュールなどの超高級品としてかろうじて生き延びている、という。
写真は中世からあった、石の橋。 -
ミヨーのはずれに流れるタルン河にそって、緑ゆたかな丘があった。今年は雨がおおかったので、こんなにもあおあおしている。
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ミヨーの街からみた吊り橋。
建設者は、この吊り橋は120年はもつ、と公言している。
住民にとって、橋の存在は大きい。
建設検討の時も、建設中も、車がこの橋を利用することで
もはやミヨーの街を訪れる人はいなくなるだろうと心配する
人々が多かったが、実際には、橋を訪れる人々はかならず街に
くるので、住民は満足しているときいた。 -
この地図は、ミヨー大橋の展望台のある所を示している。
全部で8ケ所もある。
時間の関係で、一カ所のみにする。CAP de Coste-Brunas(キャップ・ド・コスト・ブリュナ)という名前の展望台だ。
ミヨーの街を出て、クレイソル(Creissol)方面に向かう。
クレイソルを出るとすぐ左、ブリュナ方面にゆく山道を登る。
大型の車は通れない。かなりの急斜面である。 -
展望台にのぼる途中でながめたミヨーの街全景。
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やがて山頂の探訪台につく。
向かいには数多くのパラグライダーが空を舞っている。 -
モーターバイクでパリの近くから走ってきた中年の人達。元気いっぱいで感じのいいグループだった。うん、なかなか格好いい!
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キャップ・ド・コスト・ブリュナの見晴台から見たミヨーの斜張橋。
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吊り橋を背景に同行した友人。
ミヨーは曇り空だったのが残念。晴れだったら、もっとはっきりと橋を撮れたと思う。 -
さて、ミヨーの斜張橋の塔は7つある。両サイドの塔をのぞいた塔間の距離は304メートル。
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断面図。デッキプレートの幅は32メートル。
ちなみに横浜ベイブリッジの幅は27メートルx2の54メートル。 -
見晴台から眺めた橋。車が通っているのがみえる。
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見晴台から見下ろしたミヨーの街。
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さて時間はどんどんたち、急いでミヨー・ラルザックのアエドロームに戻らなければならない。
アエロドロームからミヨーの大橋にゆき、ミヨーの街を通過し、見晴台にゆき、さらにアエドロームに戻るというコースで、大体2時間かかった。費用は大型のタクシーで約75ユーロ、約13000円。4人でシェアしたので、とても経済的だった。
写真はミヨー・ラルザックのアエロドローム。飛行機は私たちの、一機のみだった。まだシーズンオフだからだろう。 -
離陸です。かなりの雲がでていました。
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ミヨーの街と橋にお別れです。
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ミヨーの橋よ、さようなら!っていう感じでした。
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パイロットさん(!)が、また、こんな写真を提供してくれた。パイロット席は写真を撮るには最高とはいうものの
とてもいい腕でした! -
そんなわけで、大西洋に面したアンデルノスのアエロドロームに向かい、帰路につく。飛行時間は行きと同様、約2時間。
さっそく「のどかなフランス」の景色があらわれる。
では、帰路の景色をご覧頂く、(その三)へと引き続き、お読みください。
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