旧古河庭園で「バラ色」探し？（作成中）

2008/05/28 - 2008/05/28

私には無縁ですが、よく「バラ色の人生」とか「バラ色の未来」などといいますが、その「バラ色」って、何色？どんな色？などと最近考えるようになりました。そこで、「バラ色探し」に自宅近くの旧古河庭園でバラを見てきました。チョット遅かったかな、見頃を過ぎていたような……、

今回は京成ばら園作成のばら図鑑を持参し、それを参照しながらのバラ観賞でした。これによると、2000年の時点で、25000品種にのぼり、その色も多彩だそうです。これでは、「バラ色」探しも難しい。

エリア 王子・十条(東京)

入場券売場にこのようなポスターが貼られていました。

洋館横の花壇も、きれいに花が咲いていました。

これは、イングリッシュローズの一種で、「マサコ」だそうです。

皇太子の成婚を記念して雅子妃殿下に因んで命名されたものだそうです。

花弁は、明るいソフトピンクの丸弁です。このような花の姿をロゼット咲きというそうです。

上品な美しさ

ソフトピンクです。「バラ色」って、こんな感じの色かも？と思わせてくれます。
でも、雅子妃殿下は「バラ色の人生」だろうか？？

これは「プリンセス　ミチコ」だそうです。写真のようにまとまった樹形になります。

イギリスのディクソン氏が当時皇太子妃であった美智子妃殿下にささげたバラだそうです。

花弁は丸弁で、花の形は平咲き。左の花のように濃いオレンジ色ですが、咲き進むと右の花のように朱色がのるそうです。

きれいですが、なんとなくバラらしくないような？？「バラ色」のイメージではなさそう。

これは、「プリンセス　オブ　ウェールズ」、花弁は純白の丸弁で、花の形は、抱え咲きというそうです。

これは故ダイアナ妃に贈られたバラとして有名です。

純白は、「バラ色」とは言わないでしょう。

洋館周辺のバラ園から、下のバラ園に移動です。通路が狭いので、写真を撮るのに苦労しました。

これは「ゴールデン　メダイヨン」

持参のばら図鑑には載っていませんでした。イエローがとてもきれいでした。

黄色のバラは、「友情」「献身」という花言葉のほかに、「別れよう」「不貞」「嫉妬」などとマイナスの意味を表す言葉もあるそうです。だとすると、これも「バラ色」ではなさそうです。

これは「カクテル」

つるバラ系なので、このような仕立てや、アーチも可能です。

丸弁の一重咲きです。

赤で、中心が黄色ないし白ですが、咲き進むとピンクに染まるらしいです。このように、花弁の縁と中心では色が異なるものは、覆輪花というそうです。

これは、「緑光（りょっこう）」だそうです。

アイボリーホワイトから咲き進むと淡い緑になるそうです。上品できれいですよ。この色合いを写真で表現したかったのですが、どうも、イマイチです。

花弁は丸弁で、花の形はカップ咲きです。

京成バラ園で品種改良されたバラだそうです。

これは「ブルーライト」です。

花弁は、藤色の剣弁、花の形は高芯咲きだそうです。

日本人の作品で、香りの大賞を受賞したそうですが、香りの記憶がありません。

これは「つる聖火」

白地の花弁の縁にローズピンクがのる「覆輪系の花」です。

そのつぼみ。

「アルベリック　バルビエ」

バニラクリームのような花が房になって咲いてます。

花弁は丸弁、花の形は平咲き

これは「アンジェラ」

やや小さめのローズピンクの花が房になって咲いています。

花弁は、ローズピンクの丸弁で、花の形はカップ咲きだそうです。確かにカップのような形でした。

これは「サハラ９８」

花弁は丸弁で花の形は平咲きです。

写真でもわかるように、花の色が多彩で、きれいでした。

花弁が山吹色からオレンジ・朱赤と色がのり、更に咲き進むにつれて、多彩な色を見せるそうです。

この花も「サハラ９８」です。

これは「熱情」です。京成バラ園で作られたものです。

花弁は剣弁、花の形は高芯咲き。つまり、もっともバラらしいバラの一つ。剣弁というのは、花弁が剣にように尖っているから、そう呼ぶだと思います。

写真のように直立性で旺盛に伸びるそうです。

「クリスチャンディオール」です。花弁は剣弁で、花の形は高芯咲き。花弁の角が、尖っているのを剣弁というそうです。

花の色だけでも多くの種類があるので、このままでは「バラ色」探しは難しいですね。そこで、その手がかりとなる「キーワード」を決めることにしました。

「バラ色」という言葉から、「ウキウキ・ワクワクしそうな幸せな色」を連想しませんか？

そこで、これを手がかりとして、「バラ色」探しを再開することにしました。

これは「ユキサン」です。

パリ在住の日本人モデルに因んで付けられた名前だそうです。このバラから、さぞかしきれいな女性だっただろうと想像できます。

でも、この純白から、「幸せ」を感じ取ることはできないですね。これも「バラ色」のイメージではないですね。

これは「ニュードーン」です。

花弁は淡いピンクで、花の形は抱え咲きです。淡いピンクというのは、きれいです。

チョット「幸せな気分」になりそうですが、「ワクワク、ドキドキ」するような色ではないかな？

これは「ピース」

花弁は半剣弁で、花の形は高芯咲きです。クリームイエローにピンクがのる、覆輪です。

きれいですが、これも「バラ色」のもつ「ワクワクするような」イメージではなさそうです。

これは「フレンチレース」

花弁は波状弁で、花の形は平咲きです。かすかにピンクを含むアイボリーホワイトですが、咲き進むと白くなるそうです。

とても優雅な色調です。でも、「バラ色」のイメージではないでしょう？

これは「桃香」

花弁は半剣弁で、花の形は高芯咲きです。淡いピンクがきれいでした。バラ図鑑によると「あたりに芳香を漂わせて咲く」そうです。

この淡いピンク色は「幸せ」な気分にさせてくれますが、「バラ色」のイメージには今一つ足りないような。？？