2003/09/13 - 2003/09/21
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Shuntatatataさん
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記念すべき初海外旅行、ネパールから無事?帰国して、4ヵ月。。。どうやらハマってしまったようです
異国の強烈すぎる刺激を求めて、もう1度異国を旅してみることにしました。
っとなると、問題となるのは行き先だ!っといっても実はすでに興味津々の国がある!
それは『シリア』と『ヨルダン』・・・どこにあるか?
それはある意味、今世界で一番ホットな地域”中東”・・・
しかもイラクとイスラエルに挟まれているってところが、なおさら刺激的だ。
でもそんな熱い世界情勢とはヨソに、どうやらこの国はとてもいいらしい♪
ネパールでともに登山した旅馴れたヨシマッさん、彼は30カ国以上の国を訪れて、シリアが一番とおっしゃった!
しかもヨルダンには、あのインディージョーンズ・最後の聖戦の舞台となった遺跡があるというではないか!
まぁなんだ?また、人に影響されちまったわけだが、長いようで短い人生あと何度ひとりで旅できるかわかりゃしない
だから、どうせなら珍しく・いい所へ行きたいんだ!
少なくとも珍しさじゃダントツだろう・・・ってなことで、決定♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク
- 航空会社
- エミレーツ航空
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-
アル・ハラメインホテルに辿り着くや、ダマスカスの街に飛び出してみる。二度目の海外、初の中東♪
テンションは・・・高めかな。
写真はダマスカスの最大の商店街?スーク。
やたら派手な下着を売っているのが気になる・・・
ちょっと前にはやった”もちのようなアイス”を食べました♪
店に入ると本当に杵と臼でアイスを突いているにはビビッた! -
スークをしばらく歩くと巨大なモスクにぶち当たる。
イスラム教第三の聖地にして、世界最古のモスクのひとつ”ウヤイヤドモスク”・・・ -
入り口で靴を脱いで中に入ると、地面は大理石でピカピカに磨かれています。
-
モスク内部。かなり巨大・・・
モスクに入るには女性は黒いベールを、男も膝が見えるような短パンもご法度なようで、たまたま会った日本人はスカートのようなもんをはかされてました(男)。 -
スカート君とタクシーをシェアして、旧約聖書で人類初の殺人が起きた場所「カシオン山」へ。
写真は、カシオン山より眺めるシリアの首都”ダマスカス”の全景。
”ダマスカス”・・・名前がかっこいい -
早朝まだ薄暗い中、アレッポ行きのバスに乗り込む。
シリア北端の街アレッポへ一気に北上である。
窓から眺める荒涼とした景色・・・少なくともネパールとも日本とも全く違う。 -
世界遺産・古代都市「アレッポ」
そのまさにど真ん中にそびえるはアレッポ城・・・でかい! -
このごつごつした風貌がいいです。
-
アレッポの街にはいたるところにモスクがあり、お昼近くなると一斉にアザーン(イスラムのお祈り放送?)が鳴り響く。
アレッポ城の屋上で、360度から鳴り響くその音を聞いた瞬間、その迫力に全身から鳥肌がたった。
なんか神聖で重厚な感じのする音だ。 -
アレッポ城から眺めるアレッポの街並みは絶景。
-
眺めがいいってことは、つまり、なかなかぞっとする高さってことです。。。柵なし。
-
アレッポ城の上で出会ったシリアの子供たち。。。
「かわいい」というか「美しい」子供たちが多かった(笑)。 -
イスラム諸国の大人の嗜み”アルギーレ(水タバコ)”♪
こいつがまたフルーティーで意外にうまい!愛煙家じゃないけど、これはハマリそうになった。
実は自分用にこれ一式買ってしまいました(笑)
今だ、たまーに、家でも楽しんでます。 -
アレッポのスーク。
まるで地下にあるように、薄暗く、細長いスークが続きます。時間さえあれば、もっと長居したかった・・・そんな好奇心そそられる街でした。 -
博物館の前で遊んでいた子供たち。
めちゃくちゃ人懐っこくて、カメラを向けたらしっかりポーズ。 -
アレッポからホムスへ向かうバスの中で出会った二人組み。 英語がまったく通じなかったけど、歩き方の後ろにちょっとだけ載っているアラビア語会話だけで十分3時間持った(笑)
-
ホムスを後に、早朝の乗り合いワンボックス(?)で世界遺産パルミアへ向かう。その道はなーんにもない荒涼とした風景が延々と続く。 なんかアラブっぽい(笑)
途中、戦車だか巨大なパラボラアンテナを搭載した車が突如として現れたりなかもする。 なんかアラブっぽい(?)
辿り着いたパルミラは、人気の少ない・・・遺跡だけの町。
適当に歩き方に記載されている宿に決める。
この宿で、この中東の旅で抜群の威力発揮する「あるもの」を手に入れる。
宿の兄ちゃんが「学生証はいらないか?」と話しかけてきた。いくらだか忘れたけど、それがあればいろんな遺跡が学割になるんだそーな!
なんか面白そうなので、とりあえず買ってみる。
すると、こつこつと兄ちゃんが作業を始めるではないか。すばらくすると、僕の写真を透明なテープで貼り付けただけの学生証が完成した。
こんなん??
こんなんが本当に効くんだろうか?
多少の不安を残しつつも、いざパルミラへ。 -
シリアと言ったら『世界遺産・パルミラ』!
辺り一面は荒涼とした砂漠、これがたまらなく遺跡の壮大さを盛り上げるのだ・・・
これほどの遺跡なのに人がほとんどいないのがうれしい・・・写真を撮りまくった(笑) -
パルミラの入り口で早速現地の子供たちに捕まる。
別に何か売りつけるとかじゃなく、単に遊び相手にされた感じ(笑)
カメラを取上げられ、ひたすらいろいろなポーズで写真を撮らされた・・・ -
いくら写真撮っても行かせてくれん。
つーか、おれのポーズはいったいなんだ?? -
荒涼とした中に散在する遺跡・・・
-
雲ひとつない青い空にそびえる。。。何か。
とにかく空が青い。
本当に雲がない。 -
柱の直径はこんな感じです(笑)
とにかく人がいないので、どんな写真も撮りたい放題だよ。 -
アーチの向こう、遠い山肌にも遺跡らしいものが見える。きっと誰それの墓なんだろう。
-
パルミラは基本的にフリーなんだけど、保存状態のいい幾つかの建物は入場料がいる。
つまり、「例のあれ」の出番ってことだ。
どきどきしながら、学生証を出す。
すると、係りのおっさんは言った。
「これをどこで手に入れた?」
「もちろん、日本だよ」
「これは"パルミラ"製だ」・・・バレバレだ。
笑うしかなかった。
でも、おっちゃん。
不機嫌そうながらも追求せず、そのまま学割料金で入れてくれた。。。助かったぁ〜
つーかダメじゃん、学生証。
いや、よかったのか?
とにかく、かなり焦ったのは確かだ。 -
そして僕の心は捉えて止まなかったのがこいつアラブ城。。。かっこよすぎる。
真っ青な空に、このごっつい外観。
たまらなくカッコいい!
灼熱の太陽の下、一片の影もないアラブ城を登るのはけっこう過酷。 -
きっつい登り坂も、その価値は十分すぎるほど。
アラブ城からの眺めは最高にすばらしい。。。
気に入った!
歩いてきたパルミラ遺跡が遥か遠くだ。 -
はるか広がる荒涼とした景色は・・・どこか寂しさみたいなもんを感じさせるもんでした。
アラブ城はえらく気に入ってしまい、灼熱の太陽の下2回も登ってしまった。 -
アラブ城で出会った子供たち。
絵葉書を売ってたけど、結構礼儀正しく、押し売りって感じじゃなかったなー。
えらくカメラに興味があるらしく、結構フィルムを無駄にされた(笑) -
遺跡の中心からちょっと離れたところにある遺跡。
ここで、観光バスで乗り付ける日本人団体観光客に出会った。
シリアまで来るって・・・ある意味感心。 -
偶然撮れたお気に入り一枚・・・シリアのベストショットですな。
実はセルフタイマーで、撮り終わったと思って立ち上がった瞬間(笑) -
アラブ城から眺める夕陽。
このとき、たった一枚しかフィルムが残っておらず、とにかく最高のタイミングで撮ろうっと思っていたのをすごく覚えてるなー。
アラブ城からの帰り、シリア人女性集団に囲まれる。
どこから来たのー? 日本っ? 連れってて etc.
なんかちょっと楽しい一時(笑)
実際、イスラムの女性から話かけてくるってのは、結構レアよ。 -
早朝、客を集めるために周遊するバスにヒッチハイクをするかのように乗り込む。
今日は大移動の日だ。
ここパルミラからまずホムスへ行き、そこからクラック・デ・シュバリエに寄って、ダマスカスへ、さらに一気に国境を越えてヨルダンのアンマンへ目指す。
果たして何回乗り換えがあるのか、、、本当に今日中にアンマンまでたどり着けるんだろうか?
何よりも人生初の陸路での国境越えだ♪
2度乗り換えた乗合バスの眼前、山の頂上に、巨大な建造物が見えてきた。。。
あれがクラック・デ・シュバリエだ! -
ここは『天空の城ラピュタ』のモデルとなったとされる、十字軍の城”クラック・デ・シュバリエ”!
かっこいい♪ -
無骨な外観・・・かなりいい(笑)
アレッポ城といい、アラブ城といい、なんでだかわからんけど、僕はこんな無骨な建造物に惹かれるらしい。 -
意外にも肥沃な景色・・・
実は、クラック・デ・シュバリエは賛否両論らしい。
「ものすごくいい」と「全然ダメ」の意見が真っ二つに分かれるというのを聞いたことがある。
僕にとって、ここはパルミラを押さえて、間違いなくシリアで一番気に入ってしまった場所だ。
30カ国近く旅した今でも、もう一度行ってみたいと思う。 -
クラック・デ・シュバリエからアンマンまで。
この国境越えはかなり刺激的だった。
この旅のハイライトはこの数時間にあったと言ってもいいかもしれない。
夕方、ダマスカスに到着した頃にはすでに国境を越えるバスはなく、シェアタクシーで国境越えをすることになった。胡散臭いタクシードライバーと人のいいヨルダン人の同乗者。
タバコ密輸(そんな大げさなもんじゃないけど)の片棒を担がされながら、、、コーヒーやらスパゲッティやらをおごってもらいながら、、、初の陸路国境越え。なんかすごい刺激的だった。
この日、パルミラからの大移動を終え、アンマンに着いたのは夜中の11時過ぎ。後々有名になるクリフホテルには、運良く空ベッドが残っており、ドミトリーの一室ですぐに眠ってしまった。
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