2008/05/21 - 2008/05/21
45405位(同エリア46825件中)
Bachさん
京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。
「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。
→http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/
洛北一乗寺あたりは、金福寺の他、詩仙堂、圓光寺、曼殊院、修学院離宮と名刹が続きますが、5分ほど歩くと詩仙堂にたどり着きます。ここは、有名すぎて特に紅葉の時期には大混雑しますが、今日はそれほどでもありません。
詩仙堂(しせんどう)は正式名「詩仙堂丈山寺」だそうで、江戸時代の文人、石川丈山が59歳から90歳まで隠棲した山荘であったところです。正しくは「凹凸か(おうとつか)」と言うらしく、詩仙堂はその一室であるということです。「凹凸か」とはでこぼこの土地に建てられた住居という意味で、山の斜面に沿って作られた庭園をもつ建物ということです。
石川丈山は徳川家康の側近であった人で、大阪夏の陣で抜け駆けをしたとして軍律違反の罪に問われたために、これを期に出家しこの地に移り住みました。ここで儒教や中国の書道を学び、中国の詩歌36人の肖像を狩野探幽に描かせ、そこに各詩人の詩を自ら書いて、四方の壁に掲げましたが、その「詩仙の間」がこの山荘の中心となっているとこらから「詩仙堂」と呼ばれているそうです。
丈山は文人でもあり、茶道の奥義も極めた煎茶の開祖でもあり、はたまた小堀遠州と並ぶ江戸時代の庭作りの名人でもあります。又ここの名物の一つとなっている「鹿脅(ししおどし)」の考案者でもあって、並外れたマルチ人間というところですが、一方で、「皇室スパイ説」や「徳川方皇室見張番説」などもある不思議な宇宙人というイメージです。
肝心の庭園は、「詩仙の間」から、ちょうど見ごろの見事なサツキの苅込みと白砂の枯山水庭園を眺め、外に降りると、自然の渓流と、その流れを利用した鹿おどしや、小さな池に出会えます。時折響く鹿おどしの音は静寂な庭のアクセントになっており、ハイレベルな「丈山ワールド」にどっぷり浸かった気分になったしだいです。季節ごとに楽しめる魅力たっぷりの庭園です。
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