2008/04 - 2008/05
43位(同エリア154件中)
風神さん
パルミラには「墓の谷」を中心に、多くの墳墓遺跡があります。
墓の形は塔型墓、地下式墓、家型墓があり、原型が良く保たれ、あるいは修復されて見学可能な墓もあります。
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「墓の谷」にあるエラベルの墓、地上5階建ての塔式墓です。
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その裏手です。
召使もファミリーの一員ということで、同じ塔式墓に埋葬したようですが、しかし裏手にひっそりと・・・ -
中も非常に質素で、主人達の部屋とはつながっていません。
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1階埋葬室の内部です。
レリーフが綺麗です。
ちょっとわかりにくいのですが、画面左半分は沢山の遺体を収めるコンパートメントです。
画面左上に少し見えている横板で、遺体一体ずつの空間を仕切っています。
確か「5段ベッド」位です。 -
天井の彩色も綺麗に残っています。
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途中階の窓です。
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屋上です。
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「墓の谷」には沢山の塔式墓がありますが、多くは崩れかけたまま放置されています。
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しかし、元々エラベルの墓のように良質の石材で丁寧に作られてはいないので、当然の成り行きとも思えます。
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「墓の谷」にある代表的地下式墓、三兄弟の墓の入口です。
ここの内部は撮影禁止です。 -
他地域のきわめて良く保存されている、そしてきわめて豪華な地下式墓の例です。
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その地下式墓主室の側面です。
沢山の人のレリーフ、そこに埋葬されている人自身が生前にオーダーして作らせたものですが、しかし面白いのはこの地下式墓オーナーの一族ではないことです。
豪華な地下式墓の造営には莫大な費用がかかるので、遺体一体分のスペースをコンパートメントとして分譲したのです。人のレリーフはそこに納まっている人のポートレート代わりであると同時に、コンパートメントの「蓋」なのです。 -
その話、どこかで聞いた記憶があります。
「自分の土地にマンションを建て、自分はワンフロアー占有、他は分譲してマンションの建築資金に」
そっくり! -
遠く、斜面の途中に生えているようにエラベルの墓が見えています。
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「墓の谷」
植物はほとんど無く、荒涼としています。 -
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市街の店、3色の枝付きナツメヤシです。
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表紙写真と同じです。
遠くにアラブ城塞が見えています。 -
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このあと3コマは、パルミラ博物館の前庭展示物です。
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記念門から列柱道路を北西に進み、テトラピュロンの横を抜けて、とりあえず突き当たった所にある家型墓です。家型墓はあまり残っていないようです。
遠景はアラブ城塞跡です。
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