滝紀行◆日本の滝百選 ・原不動滝（兵庫県宍粟市）

2008/05/10 - 2008/05/11

2007年12月に和歌山で偶然にお会いした、滝コミュ仲間のGOTOCHANさんと「春になったら原不動滝に行くつもりなので是非ご一緒しましょう」と約束しました。その約束がＧＷ明けに実現しました。
当日の朝に名神→中国道を走ると宝塚付近で渋滞の恐れがあるため、私たちは前日夜に中国道・山崎IC付近の宿に泊まりました。
翌日9:00AMに「道の駅・山崎」で待ち合わせて、滝めぐりでは駐車スペースがほとんど無いところなどもあるので、GOTOCHANさんの車1台でまずは主目的の「日本の滝百選・原不動滝」に向かいました。
日本の滝百選はここが記念すべき３０ヶ所めとなりました。

GOTOCHANさんは地元兵庫県の滝ハンターなので、付近の道路にも詳しく、一日ずっと運転していただきました。
その折は本当にお世話になり、ありがとうございました。
お陰様で２ヶ所の百選滝を含む多くの滝めぐりをすることができました。この場を借りて御礼申し上げます。

エリア 宍粟(兵庫)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

自宅を21:40頃に出発。中国道・赤松PAでちょっと休憩...。
出発日の夜は雨模様でした。天気予報によると、明日は午後から晴れるとか...。

今回のお伴は、「リョウ君〜Pajero Mini Snoopy Edition ?」です。

ETCの早朝夜間割引の適用が100ｋｍ以内という条件があるので、福崎ICで下り、あと1区間は一般道を走ります。おかげで、往路の高速料金は1,200円で済みました。98ｋｍ走って1,200円は安いですねぇ〜。
名神・大山崎ICからギリギリ100ｋｍ以内がこの福崎ICなのです。

前泊のお宿は、山崎IC近くにある「ホテルサフラン」です（ルームチャージ料9,900円）。
山崎IC付近にはココぐらいしかホテルがありません。

ホテルサフランのツインツームです。
２人で9,900円にしてはマシな部屋です。

ベッドは普通サイズですが、寝心地もまあまあです。

ガラステーブル。

バストイレ洗面一体型の典型的なユニットです。値段が9,900円なので仕方ないのかもしれませんが、ウォシュレットではなかったことが最大の不満点です。

では、明日は晴れることを祈って、お休みなさい...zzz。

翌朝は6:15頃に目が覚めました。
ホテルの部屋から見た朝の風景です。昨夜の雨は止みましたが、まだ雲はたくさん残っています。お天気、大丈夫かなぁ〜。

ホテルの部屋から真正面に見えていた公園に散歩に行きます。
昨夜泊まったホテルサフランの全景。

ホテルの真正面にあったのは「夢公園」という名の公園でした。

公園に入って先ず目についたのは、藤棚です。

昨夜の雨のせいかな？
藤の花がとても元気が良さそう〜！

これだけ集まって咲いていると見事ですね。

ツツジの花もけっこう咲いていました。

夢公園の一番奥まで行きました。
真正面にホテルサフランが見えています。

夢公園内にあった大きなクスノキ。

夢公園から３〜４分歩くと、山崎ICのところに来ました。
この後ホテルに戻って、昨夜コンビニで買っておいたパンで朝食をとりました。

では、出発しま〜す。
写真は、ホテルサフランのフロントロビーの椅子テーブルセットです。小じんまりしていますが、センスは悪くないようです。

フロントは２Fだったのですが、こちらは１F入口真正面におかれていたペガサス(?)。
スヌ君とペガサスのツーショット。

8:45頃に待ち合わせの場所の「道の駅・山崎」に着きました。ホテルからは500ｍ程の距離です。

GOTOCHANさんと無事に待ち合わせることができ、原不動滝を目指しますが、まずはその手前にある「小滝不動滝」へ。

小滝不動滝は落差5ｍ程度ですが、姿の美しい分岐瀑です。

全国いたるところに"不動"と名の付く滝がたくさんありますが、宍粟市一宮町には「七滝七不動」と呼ばれる七つの「不動滝」があるそうです。ココもその一つです。

小滝不動滝の全景アップ。
流れる水も澄んでいて、なかなかイイですね。

小滝不動滝の滝口。
大きな岩の左右に分岐しているところがよくわかります。

小滝不動滝の落下部分と滝壺。
滝壺は小さめですが、水は澄んでいます。

横の角度から見るとまた違って見えますね。

次に向かったのは、本日の主目的地「原不動滝」です。
原不動滝は、兵庫県にある４ヶ所の百選滝の一つですが、＠200円の入場料が要るのが難点です。
JOECOOLが知る限り、百選滝で入場料が必要なのは「赤目四十八滝（三重県）」「神庭の滝（岡山県）」「原不動滝」くらいです。

入口から滝までは約300ｍありますが、途中の遊歩道の新緑が美しい！！

滝に行くには最初にこの吊り橋を渡ります。
周りの木がほとんどモミジの木のようです。紅葉時期もまた美しいのだろうと思われます。

２つめの吊り橋が滝見橋になっています。
向かって右側を見ると『原不動滝』の「男滝」を見ることができます。
『原不動滝』は落差88ｍの段瀑で、日本の滝百選にも選ばれています。
写真は「男滝」の中段と下段です。

とても大きなスケールの風景なので、全貌を１ショットに入れるのは不可能です。

スヌ君もこの素晴らしい滝で記念写真。

『原不動滝』を見るための吊り橋のワイヤーがどこからどう撮ってもアングルに入ってしまいます。
おまけに、三脚の高さと吊り橋の手すりの高さが同じなので、よほど高い三脚を使わないと三脚による写真が撮れません。
この日は早朝で天候が良くなかったために他の観光客がいなかったのですが、他の観光客がいると吊り橋が揺れて写真がブレてしまいます。

『原不動滝』の「男滝」の中段部分の滝口。
水量が多く、とても豪快な滝です。

『原不動滝』の「男滝」の中段部分の落下部分。遠望ですが滝壺も見えています。昨日の雨のせいでしょうか、水量が多く見事です。

原不動滝・男滝の下段部分の滝口。

原不動滝・男滝の下段部分。女滝（向かって左側）と合流します。

原不動滝・男滝の下段部分。
ここも凄い水量です。吊り橋の上からでも、ゴーッという滝音が聞こえてきて、迫力満点です。

男滝と女滝の合流部分。

岩に隠れて滝壺はよく見えませんが、とても豪快で迫力ある滝です。この日はやはり、いつもより水量が多いようです。

男滝の上段部がかろうじて見えています。上段部にはさらに二段の滝があったんですね。

吊り橋の奥の方に移動してみます。角度を変えてみてもワイヤーがアングル内に入ってしまいます。

中段部の滝壺がちょうど正面になるので、先ほどよりもはっきり見えます。

吊り橋の最も奥まで行くと、男滝の中段部は木々の間から見える状態となりますが、この木は全てがモミジのようです。新緑の緑と滝水の白が絶妙のコントラストを作り出していて、キレイです。

最後にもう一度、男滝・女滝の合流部分を写真に収めて戻ることにします。

観光化され過ぎている感は否めませんが、滝そのものは素晴らしい！！さすがは「日本の滝百選」です。

"to be continued"

この旅行記へのコメント （4）

• けーしちょーさん 2008/05/26 11:26:03

  滝ハンター？？

  楽しそうっ!!
  
  地図を見ながら、地元の人に聞き込みしながらなんて
  ほんと、ハンターですねぇ。
  今日があまりにも暑いので、そうめんが食べたくなりましたヨ。
  養父は山田風太郎記念館に行ったことがありますが
  その時は大雨で、近くにたくさんの滝の名所があったらしいのですが
  これぢゃ危ない！という天気でした。
  よいお天気と、仲間に恵まれて、楽しそうです。
  
  滝といえばそうめん
  けーしちょー拝

  JOECOOLさん からの返信 2008/05/26 13:39:50

  飽きずに滝ばかりまわっています...

  こんにちは！
  書き込みありがとうございます。
  
  この日はまる一日、滝ばかりをまわってきました。
  ご一緒した滝コミュ仲間のGOTOCHANさんが言ってました...「先日、友達を滝めぐりに連れて行ったら、3ヶ所めでもうノックアウト、他のところに行きたい！ということになった」とのこと。「その点、JOECOOLさんは何ヶ所でも一緒に行けるから楽しい」。
  私たちは、１日でも２日でも１週間でも、滝を回り続けても大丈夫...というより、１週間連続の滝めぐりをしてみたい！！
  
  山田風太郎の旅行記も拝見しました。
  マニアックなスポットがイイですねぇ〜。
  日付を見ると、2006/7/16でしたが、この日は大雨だったんですね。大雨の日こそ滝めぐりのチャンスですよ！
  普段はチョロチョロとしか流れていない滝が猛瀑になっていたり、「女性的で優雅な滝」が「男性的で迫力満点の滝」に変わっていたり...。
  養父市には「天滝」という“日本の滝百選”に選ばれている滝があります。
  私たちは、け−しちょーさんのほぼ１年後の2007/7/15、前日夜から未明に台風が通過した直後に行ったのですが、そりゃもうスゴかった！
  詳しくは旅行記を見てネ→http://4travel.jp/traveler/joecool/album/10164162/
  
  > 滝といえばそうめん
  
  イイですね。暑い時に食べる流しそうめんは“日本の情緒”そのものですね。
  
  by JOECOOL

• とんちゃん健康一番さん 2008/05/22 13:34:32

  懐かしい♪

  JOECOOLさんへ
  
  こんにちは。
  山崎の街ですが、義祖父と義祖母が西河内という町に住んでいるので、
  子供の頃によく行きました。
  とても懐かしく旅行記を拝見させて頂きました。
  3年ぐらい足を運んでいないので行きたくなりました。
  また、お邪魔させて頂きます☆

  JOECOOLさん からの返信 2008/05/23 00:31:13

  山崎はゆかりの街でしたか

  とんちゃんさん、こんばんは！
  書き込みありがとうございました。
  
  山崎はゆかりの街でしたか...。
  山間ののどかな風景...私も故郷に帰ったような気持ちになりました。
  ちょうど雨上がりだったので、付近の山々の新緑が一段と綺麗でした。
  義祖父さんと義祖母さんに是非元気な顔を見せに行ってあげて下さい。
  
  by JOECOOL