西インド疾走の旅④　アーグラー～デリー～リシュケシュ

2006/11/25 - 2006/12/24

インドの旅はいよいよ終盤へ。アーグラーの後はリシュケシュでのヨガとデリー観光で締めくくります。いやー、色んな顔を持った国でしたー。なんだかこれまでで一番疲れた旅でしたー。とは言え、1ヶ月で周れたのはこの国のほんの一部でしかないんですよね。日を改めて、また違う地方へも訪れたいと思います...多分...。

エリア リシケシ(インド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

タージマハルの前に、そのモデルと言われるベイビータージを訪れました。小さいですが、総大理石に微細な装飾はとても素晴らしい物でした。

ベイビータージにて、大理石の透かし彫りが美しかったので。

アーグラーフォート。失礼な話ですが、ここまで来るとフォートもさすがに見飽きた感が。インドではそれくらいたくさんのフォートをみました。

5、6時間かけてデリーへ。クトゥブミナールの遺跡はまた個性的で美しかったです。

デリーから一路リシュケシへ。途中、道路の陥没で1時間ほど立ち往生し、9時間かけて到着。へとへとでたどり着いた聖地は、山も空気もガンガーもこの旅で一番美しく、できれば二泊だけでなくもっといたいと思いました。アシュラムでのヨガは身も心も引き締まります。

ついにここまで来れました。ガンガービーチ。澄みきった水と白い砂に心が洗われます。沐浴するなら迷わずここですな。寒いからやめときましたけど。

リシュケシに来たビートルズが修行した寺、だと思います。あまり興味がないので、多分です...。

ガンガーの岸には儀式のための場所が。

その場所に、日が暮れると大勢の少年僧がお経を唱えながら走ってきて何かの儀式が始まりました。突然のことでビックリ...。

いっぽう、レストランの入口にも、無視するのが不可能な存在が。このように誰でもおもしろ写真が撮れます。本題の食事もおいしかったですよ。

最終地はデリー。ジャマーマスジットから街を見下ろしました。再び喧騒と汚染の中に戻ってきました。インドって広いなー...。

フマユーン廟。このころにはイスラム建築にも飽きだし、あまり感想が出なくなってきました...もちろんとてもきれいですよ、あしからず。

フマユーン廟の修復作業中の職人。今でも手作業でこのような透かし彫りをしてるとはと関心もつかの間、｢金くれよ!｣としつこく言われ、一転、やけにむかっ腹が立ちました。この一ヶ月間たまってたんでしょうね。おさえることに。たまには怒鳴ってましたけど。あーもーいい、インドもうたくさんっ。はよ帰ろっ！って、実際これ最終日ですけど...。

ガンジーさんを火葬した場所、ラジガート。彼の家と資料館はとてもよく管理されていて、最後にお祈りに外へ出て銃弾に倒れた場所まで、足跡が再現されています。改めて彼の功績に感動しました。インド人がみんな彼みたいだったらいいのに...。

ガンジーさんが最期まで愛用した品々の実物もみられました。トレードマークの眼鏡や杖に感激。家の様子からも、革命家となってからも質素に暮らした様子が伺えました。

おっきいガンジーさんがいました。なんかここ落ち着く〜。やっぱりガンジーさんはみんなのお父さんなんだな〜。

チョー怪しい信仰宗教の建物、ロータステンプル。妙にきれいで不気味でしたー。見物はけっこう並んで完全入れ替え制です。間違いなく信者より物見遊山のほうが多いと思われます。すごい笑顔と資金力で誘ってますが、あんまりインドで広まるとは思えないんですが...。

最後に訪れたのはインド門。やりきりましたーっ!! ストで予定が狂い、反逆者の殺人事件に出くわし、乞食を振り切り、ぼったくりと喧嘩し、ドライバーを叱り飛ばしと、心休まらなかった日々...あーほんと疲れたー...相方もそんな顔です。でも、長年の夢だったので納得、そして満足です...バックパッカーですもんっ!!さて、私はこの国にいつか再び来ることがあるのか否か...。