西インド疾走の旅③　アーグラー　ザッツ・タージ・マハル・ショウ!!

2006/11/25 - 2006/12/24

このためにインドに来たってなもんです。実物は想像をはるかに超えていました。日光の変化とともに表情を変えるタージ･マハルを色んな角度からお楽しみください！

エリア アグラ(インド)

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

夕方にアーグラーに着いてまずは対岸からタージに近付いてみました。その存在感は遠くからでも異彩を放っています。

森と川をはさんで観る裏タージ。対岸ははきれいな公園になっていて、花壇にはたくさんの花が植えられています。

逆光によって妖艶な魅力を放ちます。

たくさんの見物客がいます。対比で建物がどれだけ大きいかが分かります。

アーグラーフォートからみた、朝もやの中のタージ。亡くなった妻のためにタージを建てた後、実の息子にここに幽閉された王様が、この景色をどんな気持でみたかと思うと、胸が詰まりました。対岸に自分が永眠するためのブラックタージを建てたいという王様の夢はかないませんでした。そんな逸話をきくと、タージがよりいっそう美しく、そして悲しくみえるのでした。それほどの愛情が込められているからこそ、タージはあんなに魅力を放っているんですね。

午後、厳重なセキュリティーを通って、ついにタージと対面。真昼の日光を浴びて白く輝いています。

遠くからは真っ白にみえるタージに近付いてみて初めて、微細な装飾がほどこされていることを知りました。

真横からみても全く同じ形。完全なシンメトリーが、無機質な、不気味な感じすら与えます。

少し日が傾いてきて、タージにも変化が。やわらかい温かみを帯びた色になってきました。

静かな水面に反射してタージが二つに。

さらに日が落ちてきて、オレンジ味をおびるタージ。

夕暮れの中、冷たい色になったタージと、これにてお別れ。夢のようなひとときでした。ほんとに来られてよかったー...。