2006/11/25 - 2006/12/24
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tunacanさん
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(1)の続編です。旅はまだまだ続きます。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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汚染のひどいジョードプルを離れ、山の中で、緑と空気が美しいラナクプルへ。人も少なくてのどかなここは、ほっと一息つける場所です。多くのハヌマンラングール(白い猿)もみられます。
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そんなラナクプルには、今回私が見た中では最も美しく大きなジャイナ寺院があります。総大理石造りで、緻密な彫刻は息を呑む美しさでした。
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天井の装飾はこんな感じ。内部の全体にこういった彫刻がほどこされています。一見の価値ありです。
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そんなすごい寺の広場で、私の人生で最も醜い犬に出会いました。ひどい皮膚病で、ひっきりなしにあちこちをポリポリ掻いていました。しかし性格はいたって穏やかで、おばさんたちの立ち話に参加したり、ベンチでくつろいだりと、まあまあ平和に暮らしていました。
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このお寺の食堂では、20Rs払うと食事が食べ放題です。横一列に座って待っていると、給仕係が大きな鍋とおたまを持ってカレーやプーリーなどをどんどんよそっていってくれます。断らない限りそれは延々と続きます。またその味のおいしいこと!たくさんいただきました。
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おかわりの様子。
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ラナクプルの近くには、クンバルガルフォートという砦があります。かつてのここの主は、イギリス統治下時代にも独立を貫き、マハラーナと呼ばれとても尊敬されたそうです。城壁は全長36kmに及び、万里の長城に次いで世界で2番目に長いとのことです。標高が高いので、上るのに息が切れましたが、遠くの山々を見渡せてとてもきれいな場所でした。
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ラナクプルからウダイプルへは、山の中の農村地帯を走りました。水路や小さなダムなどがよく整備されていて、水田や畑は緑でいっぱいでした。道の脇で、牛を歩かせて水をくみ上げているのを見ました。のどかな風景になんだかなつかしい気持になりました。
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ウダイプルといえばこれですね。死ぬまでに一度は泊まってみたいレイクパレス。いやー、憧れます...今回は予算の都合で遠慮しときました。というわけで、船着場のルーフトップのチベタンレストランからおいしいトゥクパとモモを食べながら眺めるに終わったのでした。
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ウダイプルのシティーパレスの中です。インド旅行では、行った先々で砦・王宮を見ることになるので、どれがどれだったか分からなくなりそうですが、それぞれ個性があるのも確かです。ここの特徴は、他と比べてひときわきらびやかな装飾でした。部屋中が鏡、色ガラスで飾られているのが印象的でした。当時、舶来の斬新な物を王様がわんさか取り寄せて自分の部屋や客間を飾ったんでしょうね。趣味はあまり良くないですけど、すごい財力を表現しているんんでしょう。
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これまた同じく成金ルーム。
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ウダイプルから、チットルガルフォートへ。ここはラジャスタン最大の砦ですが、イスラム軍に3回襲撃されてボロボロに崩壊しています。タイのアユタヤととても似ているなと感じました。それでも美しいジャインの塔がいくつか残っていて、細く急な階段を上っててっぺんまで行けます。塔の外も中も、緻密な彫刻がすばらしかったです。
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チットールガル遺跡の中で出会った三猿(ハヌマンラングール)がかわいかったので。
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チットールガルからヒンドゥーの聖地プシュカルへ。ガンジーさんを火葬した後その灰の一部をここの湖にまいたというところです。これはちょっとした丘からの風景。空気も良くきれいな眺めですが、ここまで上りきるには見るからに危なそうな犬や、執拗に付きまとうちっちゃな乞食をやりすごさねばなりませんでした。
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プシュカルで結婚式のマーチに遭遇。インドのお金持ちの結婚式はとにかく盛大。夜、結婚パーティーの打ち上げ花火がぼんぼん上がった時に「何事っ?!テロっ?!爆発っ?!」っと素で動揺しまくってる私たちに、宿のスタッフの若者が、「一発5000Rsだぜ、一瞬の事に、しかも何十発も、馬鹿馬鹿しいよなー...」と花火を見上げながらしみじみな感じで言ってきました。同感しました。インドに来て改めて、何処の国でも金持ちは見栄っ張りな上に悪趣味だなーと思いました...。
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プシュカルからジャィプールへ。久々に汚染がひどいです。ハワマハル(風の宮殿)は私がインド行くなら絶対見たいベスト3に入っていたのに、実物はそうでも無いよとの口こみを聞いていたのですが、やっぱり素晴らしかったのでベタな写真載せちゃいます。ベタベタながらやっぱりほんとに良かったです!このようにガイドブックと同じベストショットを撮りたければ、朝、建物全体に日が当たった時に、向かいの土産物屋の屋上に登るしかないです。店の人が招いてくれるので分かりやすいです。お約束でみやげ物屋を冷やかすだけでいいので、ぜひ。
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ハワマハル、思ってたよ薄いです!幅わずか1メートルくらいです!やっぱり私は見れて感激しっました!!やっぱり人の言うことなんて気にせず行くことにしようと思ったのでした。
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インドの観光地のいたるところにいると思っていたのですが、私はジャイプルに来て初めて蛇使いを見ました。もう流行らないんですかねー。ベタなようでいて貴重かもしれないので載せます。
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その名のとおり奇妙な建物群、ジャンタルマンタルです。天文学に長けていた王様がこれらを使って天体観測などをしたそうですが、まるで公園の遊具のようでした。不思議スポットです。
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アンバーフォートのグラスルーム。壁と天井のすべてにガラス細工がほどこされていてとてもきれいでした。
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アンバーフォートで働く象たち。きれいにメイクされています。これまでに各国で象には飽きるくらい乗ったので遠慮しときましたが。
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トラの観測をすごく楽しみにしていたランタンボールNPがストで閉鎖されていて、相当ショックを受けた後、リベンジにと、水鳥の楽園ケオラディオNPへバードウォッチングに...ところが、み、水がないっ!!乾季のため、水はすべて農業用にひっぱってしまって、公園はサバンナ状態...したがって水鳥ゼロ。なんということでしょう。この国は広告に偽りありすぎです。公園ガイドが、州がそんなことをしているから世界遺産登録も抹消の危機にあると話していました。人災続きでめげそうになりつつ、乾いた公園をサイクリング。水鳥じゃないですが、ふくろう、インコ、ジャッカル、アンティロープなどは見られました。ハァー...この数日は心が痛かったです。
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そんな私の気持を察してかなぐさめてくれたのは、ここケオラディオで保護された孤児のアンティロープ。人によく慣れていてかわゆかったです。おかげで少しは癒されました。ちなみに双子ちゃんです。
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アーグラーの手前でファテープルシークリーへ。ここから先はムスリム建築三昧です。その緻密さと無機質さにはいつも驚かされます。しかしとにかくタージマハルだけは旅の終盤に持っていくに限ります。先に見てしまうと、その他の建物にそれほど感動できなくなるに違いありません。
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ジャイプール(インド) の旅行記
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