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ドンムアン空港から大変なトラブルを乗り越えて北バスターミナルへ移動し、午後3時半のバスに乗る。<br />午後6時半にパタヤ(pattaya)へ到着めする。<br /><br />パタヤは雨で、だんだん暗くなってくる。<br />マイクロバスでパタヤビーチの海沿いの道を南へ走って、ケンタッキーフライドチキンが見える。<br /><br />それをきっかけに、マイクロバスを降りる。<br />とにかく、ホテルを見つけなければならない。<br /><br />道端でバックパックを降ろし、赤いレインコートを羽織る。<br />このコートは、僕がロサンジェルスのホテル加宝で、来る人来る人片っ端から旅行相談、人生相談に乗っていったときに、若者からもらったものだ。<br /><br />僕はアメリカへ英語の勉強をしに来た若者に、「英語を深くわかるためにはスペイン語が大事だ」と口からでまかせのことを言った。<br />そして彼をメキシコへ送り込んだんだった。<br /><br />ホテル加宝では、そんないい加減なアドバイスはしょっちゅうやっていた。<br />だから、もちろん僕は、翌日には忘れてしまっていた。<br /><br />ところが、僕のアドバイスを信じた若者は、すぐにメキシコへ行って、スペイン語を勉強し始めた。<br />メキシコでホームステイしながら、スペイン語を学んでいた。<br /><br />すると、メキシコ人のセニョリータにモテモテになって、身体が持たないくらいだったそうだ。<br />ホームステイの家の娘に迫られた時は、「エッチをしたら結婚させられてしまう…」と、自分を抑えたそうだけどね。<br /><br />そして、実際、スペイン語を勉強したために、英語の能力もぐんと上昇したそうだ。<br />これは、彼が二度目にホテル加宝へ来た時、マネージャーに話したことなので、間違いない。<br /><br />僕がアドバイスをしたときに、彼がすごく感動して、僕に彼のレインコートをプレゼントしてくれたんだ。<br />折りたたみ式で小さくなるので、いざというときのためにバックパックに入れておいた。<br /><br />それが役に立ったというわけだ♪<br />僕は赤いレインコートをすっぽりかぶって、バックパックを背負った。<br /><br />そして、パタヤビーチの夜に飛び出していったわけだよ。<br />僕はアドレナリンたっぷりの戦闘モードに入っていた。<br /><br />戦闘モードに入ると、夜であることも、雨が強く振っていることも、ちっとも気にならない。<br />アドレナリンの血中濃度が増えて、かえって元気が出てくるんだ。<br /><br />パタヤをずんずんと力強く歩き、明かりのついた安そうなホテルを捜す。<br />とにかく、目に入ったところへ飛び込む。<br /><br />明るいホテルを見つけた。<br />1階が大きく開いたレストランになっていて、「ANZAC HOTEL」と書いてある。<br /><br />レストランには5人くらいの白人がいる。<br />アンザックとは「オーストラリアニュージーランド連合軍」のことだ。<br /><br />だとすると、東洋人の僕が入るのはまずいのではないか?<br />普通だったらそこまで頭が回るが、アドレナリンが出ているとちっとも気にならない。<br /><br />レストランへ入っていって、スタッフみたいな男性に「部屋はあるか?」とズバリ聞いた。<br />「すごい雨だ」とか「今日、サイゴンから来た」とか英語で話をする。<br /><br />思い返すと、やはり興奮していたんだよ。<br />朝サイゴンにいて、北バスターミナルへ行って、パタヤへ着いたら夜で、しかも豪雨だ。<br /><br />僕と話をした男性(マイク)は、僕の迫力に圧倒されたのだろう。<br />彼が部屋を見せてくれる。<br /><br />それが304号室で、ダブルの部屋代は300バーツ。<br />1994年だと、1バーツは4円と考えられるので、1200円。<br /><br />これはわるくない。<br />すぐに部屋を決める。<br /><br />バックパックを部屋に置いて、レストランへ降りる。<br />レストランの突き当りには、セーフティーボックス(貴重品入れ)が並んでいる。<br /><br />「なぜ貴重品入れがレストランの奥にあるの?」と聞く。<br />すると、マイクは「女の子と部屋で過ごす時に貴重品を置くんだよ」という。<br /><br />なるほど、パタヤビーチにいる男性というものは、やはりそっち関係だよね。<br />僕が最初にパタヤに来たのが1980年ちょっと過ぎだったかな。<br /><br />そのころ結婚していた女の子とツアーに参加したんだ。<br />ツアーはいろんな人がごちゃ混ぜだった。<br /><br />ツアーに参加していた若者は、わざわざそういう女性とのお付き合いを望んでいたものだ。<br />まあ確かに、普通の旅行者がパタヤビーチにわざわざ来る意味はないかもね。<br /><br />僕はさっき見た、ケンタッキー、マック、ピザハットが入っている巨大モールへ行った。<br />そして、ピザハットでピザのスライスを3枚(69バーツ/280円)、ケンタッキーでチキンを3ピース(56バーツ/224円)を買った。<br /><br />アンザックホテルのバーでシンハビールの缶を3個買う(50バーツ×3/600円)。<br />304号室に戻って、部屋で食事を取った。<br /><br />僕の部屋には「ライティングテーブル」があるから、食事をしやすい。<br />ANZACホテルはさすが白人が多いだけのことがあって、設備がきちんとしている。<br /><br />ダブルベッドがあり、ベッドランプ、ライティングテーブルともちろん椅子もある。<br />姿見の鏡もあり、引き出しもある。<br /><br />荷物を置くための台もある。<br />バスルームには、ホットシャワーが出るし。<br /><br />トイレもフラッシュするし、洗面台もちゃんとしている。<br />鏡には曇りがなく、石鹸もトイレットペーパーもあり、タオルもある。<br /><br />これがすべてきちっと備わっている。<br />結構まともなホテルでも、部屋にライティングテーブルと椅子がないことも多い。<br /><br />また、ベッドランプは案外とないものなんだよ。<br />つまり、ホテルに対して旅行者が期待するものが、すべてきっちりと揃っている。<br /><br />それでいて300バーツ(この時期1200円)で、1階にはレストランがあるんだから(笑)。<br />さすがだよ。<br /><br />外に出たときに、パタヤの情報誌「What&#39;s on Pattaya(Aug 24 1994)」を持ってきた。<br />それを読みながら横になる。<br /><br />なにか「RAYONG(ラヨーン)」というところの話が多いね。<br />でも、明日のことは、明日考えればいいさ。<br /><br />今日は、サイゴン(ベトナム)からドンムアン空港について、パタヤに来ただけでいい。<br />しかも、居心地のいいホテルの清潔なベッドで眠りにつけるのだから。<br /><br />【旅行哲学】1994年のパタヤの「アンザックホテル(ANZAC HOTEL)」はステキだった。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/anzac.htm

パタヤビーチを歩いて、アンザックホテル(ANZAC HOTEL)にチェックインして、ケンタッキーとピザハットとビールを夕食にする

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1994/08 - 1994/08

2926位(同エリア2934件中)

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

ドンムアン空港から大変なトラブルを乗り越えて北バスターミナルへ移動し、午後3時半のバスに乗る。
午後6時半にパタヤ(pattaya)へ到着めする。

パタヤは雨で、だんだん暗くなってくる。
マイクロバスでパタヤビーチの海沿いの道を南へ走って、ケンタッキーフライドチキンが見える。

それをきっかけに、マイクロバスを降りる。
とにかく、ホテルを見つけなければならない。

道端でバックパックを降ろし、赤いレインコートを羽織る。
このコートは、僕がロサンジェルスのホテル加宝で、来る人来る人片っ端から旅行相談、人生相談に乗っていったときに、若者からもらったものだ。

僕はアメリカへ英語の勉強をしに来た若者に、「英語を深くわかるためにはスペイン語が大事だ」と口からでまかせのことを言った。
そして彼をメキシコへ送り込んだんだった。

ホテル加宝では、そんないい加減なアドバイスはしょっちゅうやっていた。
だから、もちろん僕は、翌日には忘れてしまっていた。

ところが、僕のアドバイスを信じた若者は、すぐにメキシコへ行って、スペイン語を勉強し始めた。
メキシコでホームステイしながら、スペイン語を学んでいた。

すると、メキシコ人のセニョリータにモテモテになって、身体が持たないくらいだったそうだ。
ホームステイの家の娘に迫られた時は、「エッチをしたら結婚させられてしまう…」と、自分を抑えたそうだけどね。

そして、実際、スペイン語を勉強したために、英語の能力もぐんと上昇したそうだ。
これは、彼が二度目にホテル加宝へ来た時、マネージャーに話したことなので、間違いない。

僕がアドバイスをしたときに、彼がすごく感動して、僕に彼のレインコートをプレゼントしてくれたんだ。
折りたたみ式で小さくなるので、いざというときのためにバックパックに入れておいた。

それが役に立ったというわけだ♪
僕は赤いレインコートをすっぽりかぶって、バックパックを背負った。

そして、パタヤビーチの夜に飛び出していったわけだよ。
僕はアドレナリンたっぷりの戦闘モードに入っていた。

戦闘モードに入ると、夜であることも、雨が強く振っていることも、ちっとも気にならない。
アドレナリンの血中濃度が増えて、かえって元気が出てくるんだ。

パタヤをずんずんと力強く歩き、明かりのついた安そうなホテルを捜す。
とにかく、目に入ったところへ飛び込む。

明るいホテルを見つけた。
1階が大きく開いたレストランになっていて、「ANZAC HOTEL」と書いてある。

レストランには5人くらいの白人がいる。
アンザックとは「オーストラリアニュージーランド連合軍」のことだ。

だとすると、東洋人の僕が入るのはまずいのではないか?
普通だったらそこまで頭が回るが、アドレナリンが出ているとちっとも気にならない。

レストランへ入っていって、スタッフみたいな男性に「部屋はあるか?」とズバリ聞いた。
「すごい雨だ」とか「今日、サイゴンから来た」とか英語で話をする。

思い返すと、やはり興奮していたんだよ。
朝サイゴンにいて、北バスターミナルへ行って、パタヤへ着いたら夜で、しかも豪雨だ。

僕と話をした男性(マイク)は、僕の迫力に圧倒されたのだろう。
彼が部屋を見せてくれる。

それが304号室で、ダブルの部屋代は300バーツ。
1994年だと、1バーツは4円と考えられるので、1200円。

これはわるくない。
すぐに部屋を決める。

バックパックを部屋に置いて、レストランへ降りる。
レストランの突き当りには、セーフティーボックス(貴重品入れ)が並んでいる。

「なぜ貴重品入れがレストランの奥にあるの?」と聞く。
すると、マイクは「女の子と部屋で過ごす時に貴重品を置くんだよ」という。

なるほど、パタヤビーチにいる男性というものは、やはりそっち関係だよね。
僕が最初にパタヤに来たのが1980年ちょっと過ぎだったかな。

そのころ結婚していた女の子とツアーに参加したんだ。
ツアーはいろんな人がごちゃ混ぜだった。

ツアーに参加していた若者は、わざわざそういう女性とのお付き合いを望んでいたものだ。
まあ確かに、普通の旅行者がパタヤビーチにわざわざ来る意味はないかもね。

僕はさっき見た、ケンタッキー、マック、ピザハットが入っている巨大モールへ行った。
そして、ピザハットでピザのスライスを3枚(69バーツ/280円)、ケンタッキーでチキンを3ピース(56バーツ/224円)を買った。

アンザックホテルのバーでシンハビールの缶を3個買う(50バーツ×3/600円)。
304号室に戻って、部屋で食事を取った。

僕の部屋には「ライティングテーブル」があるから、食事をしやすい。
ANZACホテルはさすが白人が多いだけのことがあって、設備がきちんとしている。

ダブルベッドがあり、ベッドランプ、ライティングテーブルともちろん椅子もある。
姿見の鏡もあり、引き出しもある。

荷物を置くための台もある。
バスルームには、ホットシャワーが出るし。

トイレもフラッシュするし、洗面台もちゃんとしている。
鏡には曇りがなく、石鹸もトイレットペーパーもあり、タオルもある。

これがすべてきちっと備わっている。
結構まともなホテルでも、部屋にライティングテーブルと椅子がないことも多い。

また、ベッドランプは案外とないものなんだよ。
つまり、ホテルに対して旅行者が期待するものが、すべてきっちりと揃っている。

それでいて300バーツ(この時期1200円)で、1階にはレストランがあるんだから(笑)。
さすがだよ。

外に出たときに、パタヤの情報誌「What's on Pattaya(Aug 24 1994)」を持ってきた。
それを読みながら横になる。

なにか「RAYONG(ラヨーン)」というところの話が多いね。
でも、明日のことは、明日考えればいいさ。

今日は、サイゴン(ベトナム)からドンムアン空港について、パタヤに来ただけでいい。
しかも、居心地のいいホテルの清潔なベッドで眠りにつけるのだから。

【旅行哲学】1994年のパタヤの「アンザックホテル(ANZAC HOTEL)」はステキだった。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/anzac.htm

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