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<br />午後2時にサイゴン(ホーチミンシティ)からバンコクのドンムアン空港へ到着した。<br />これからもちろん、バンコクへ行けば簡単だ。<br /><br />でもそれではちっとも面白くない。<br />というのは、この「タイ、カンボジア、ベトナム駆け足旅行記(1994)」では、旅行期間がたったの10日しかなかったから。<br /><br />そのうちの8日で、プノンペン、シェムリアップ(アンコール遺跡群)、サイゴンと移動した。<br />航空券も、ビザも全部現地で自分で取った。<br /><br />そうして、次々に旅を続けて、バンコクへ到着したのが8月31日の午後。<br />空港からバンコクの市内へ行けば、バンコク泊りとなる。<br /><br />日本へのフライトは9月3日の未明だから、実質的には9月2日の夜だ。<br />バンコクからどこかへ出かけるにしても、9月1日に移動して2日に戻ってくるなら、ビーチに行く意味がない。<br /><br />どうしても、8月31日のうちにビーチへ行かなければね。<br />バンコクから近いビーチといえば、もちろん「パタヤビーチ」だ。<br /><br />もちろん僕は、正式に離婚する前に、結婚していた女性と行ったことがある。<br />あれから、10年近くたっている。<br /><br />パタヤは俗化されたところだが、それでも、10年の変化を感じるなら意味があるかもしれない。<br />ただ、ドンムアン空港からパタヤビーチへの行き方がわからない。<br /><br />もちろん、わからなければ聞けばいいだけだ。<br />日本人旅行者というのは、本当にコミュニケーション能力が欠如している。<br /><br />海外個人旅行で一番大切なこと、つまり「現地で自分で情報を集めること」が出来ない(涙)。<br />本を読んだり、ネットで調べたりする前に、海外で自分で聞いてみるのが一番なんだよ(笑)。<br /><br />僕は、空港の観光案内所へ行って、おねえさんにパタヤへの行き方を聞いてみた。<br />すると、「North &amp; Northeasternからパタヤ行きのバスがある」とのこと。<br /><br />空港からないのかと聞くと、「空港からは1日3本あるが、次の出発は午後7時」との返事だ。<br />午後7時まで空港へ時間をつぶすわけにはいかない。<br /><br />空港の外で「59番」のバスに乗る。<br />59番のバスは、カオサンとドンムアン空港を結んでいる。<br /><br />8月25日には、僕自身カオサンから乗って空港へ来た。<br />単純にカオサンとドンムアン空港の間に北バスターミナルはあるだろう、と考えたわけだね。<br /><br />バス停でオーストラリア人のカップルがカオサンへ行くバスを僕に聞いてきた。<br />それで、一緒に59番に乗った。<br /><br />そして、大声でカオサンの話をしていた。<br />料金を払おうとすると、車掌が「このバスはカオサンへ行かない」と言う。<br /><br />わけがわからないが、途中で降ろしてもらった(バス代は取られなかった)。<br />降りたバス停でオーストラリア人カップルに「次に来た59番に乗ったらいい」とアドバイスする。<br /><br />そして、僕はやってきた29番のエアコンバスに乗り込んだ。<br />29番は、空港とホアランポーン駅を結んでいる。<br /><br />どちらにしても、北バスターミナルの近くを通るはずだからね。<br />ところが、この29番は僕が乗ってしばらくしたら、エンストしてしまった(汗)。<br /><br />おいおい、とことんついてないね(笑)。<br />こうなったら、タクシーで行くしかない。<br /><br />通りかかったタクシーを止めて、「ノースバスターミナル!」と言っても、通じない。<br />結局3台目の運転手が、何とかわかってくれた。<br /><br />タクシーの運転手が、「チェンマイへ行くのか?」「エアコンか?」など聞いてくる。<br />「パタヤビーチ!」「エアコン!」と答えていると、タクシーはエアコン車の並ぶターミナルへ着いた。<br /><br />タクシーはメーターで39Bだったが、40B払ってお釣りはもらわない。<br />1994年の北バスターミナルは、とにかくだだっ広かった。<br /><br />しかもタイ文字だらけで、なにがどこにあるのか、さっぱりわけがわからない。<br />空港でもらったパンフレットにタイ文字で「パタヤ」と書いたものがあった。<br /><br />それを見せながら、「パタヤ!」「パタヤ!」と聞きまくる。<br />すると指差された先にただ一つ「PATAYA」という英文字が見えた。<br /><br />すぐに切符を買って乗り込む。<br />これはバスの番号が01番、座席が43番、料金が67B、出発時刻は午後3時半。<br /><br />43番の座席は、一番後ろの右側の席。<br />つまり、僕が乗り込んだらすぐに出発した。<br /><br />バンコクからパタヤへの道は、工場と新興住宅プロジェクトと、ごみごみした町並みが続く。<br />農村風景はほとんど見られなかった。<br /><br />そのうち雨が降りだした。<br />8月31日なのだから、雨季の真っ最中だ。<br /><br />空がどんよりと曇ってきて、あまり心躍る景色ではない。<br />結局、3時間たって、午後6時半、大きな道からぐるっと右へ入って停まる。<br /><br />小さなバスターミナル。<br />これが、パタヤなのだろうか。<br /><br />全く賑やかさがない。<br />でもみんなが降りるので、間違いなくパタヤのどこかには着いたようだ。<br /><br />雨はますます強く降ってくる。<br />だんだんと暗くなり、本格的に夜が迫ってくる。<br /><br />はてさて、自分がどこにいるのかわからない。<br />でもとにかく、他の人のやるとおりに、小型のバスに乗り換える。<br /><br />雨は土砂降りに変化し、「こりゃ失敗したな(涙)」と思う。<br />ただそういう追い詰められた時になると、世界旅行者はニヤッと笑う。<br /><br />「神がまた試練を与えたな」と、思うわけだ。<br />別に雨季のパタヤの夜にやってきたって、問題はない。<br /><br />パタヤはそんなに人気のビーチでもないし、しかも現在はオフシーズンだ。<br />ホテルは見つかるに決まっているからね。<br /><br />問題は、ホテルを念入りに捜す時間の余裕がないってことだけど。<br />一緒の小型バスに乗っている白人の中年男性に、状況を確認する。<br /><br />どうやら、パタヤビーチの北から南へと、ビーチ沿いに南へ走っているようだ。<br />右手に、海岸線があり、左手に建物があるからね。<br /><br />しばらく走ると、ネオンがまぶしい店の連なりが見える。<br />これはこれは、完全なショッピングセンターがあるよ。<br /><br />10年前とは全く違う。<br />でもまあ、ビーチ沿いにちょっと入ったところに、なにか安ホテルはあるだろう。<br /><br />あんまり南へ行き過ぎて、ビーチの端っこへ行っても困る。<br />そこで、ケンタッキーフライドチキンの店が見えたところで、バスを降りました。<br /><br />【旅行哲学】海外旅行は、現地で聞いて自分の頭を使えば、何とかなるもの。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/pataya.htm

ドンムアン空港着が午後2時、北バースターミナルから午後3時半のバスに乗り、パタヤへ午後6時半に到着すると雨だった

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1994/08 - 1994/08

2903位(同エリア2911件中)

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん


午後2時にサイゴン(ホーチミンシティ)からバンコクのドンムアン空港へ到着した。
これからもちろん、バンコクへ行けば簡単だ。

でもそれではちっとも面白くない。
というのは、この「タイ、カンボジア、ベトナム駆け足旅行記(1994)」では、旅行期間がたったの10日しかなかったから。

そのうちの8日で、プノンペン、シェムリアップ(アンコール遺跡群)、サイゴンと移動した。
航空券も、ビザも全部現地で自分で取った。

そうして、次々に旅を続けて、バンコクへ到着したのが8月31日の午後。
空港からバンコクの市内へ行けば、バンコク泊りとなる。

日本へのフライトは9月3日の未明だから、実質的には9月2日の夜だ。
バンコクからどこかへ出かけるにしても、9月1日に移動して2日に戻ってくるなら、ビーチに行く意味がない。

どうしても、8月31日のうちにビーチへ行かなければね。
バンコクから近いビーチといえば、もちろん「パタヤビーチ」だ。

もちろん僕は、正式に離婚する前に、結婚していた女性と行ったことがある。
あれから、10年近くたっている。

パタヤは俗化されたところだが、それでも、10年の変化を感じるなら意味があるかもしれない。
ただ、ドンムアン空港からパタヤビーチへの行き方がわからない。

もちろん、わからなければ聞けばいいだけだ。
日本人旅行者というのは、本当にコミュニケーション能力が欠如している。

海外個人旅行で一番大切なこと、つまり「現地で自分で情報を集めること」が出来ない(涙)。
本を読んだり、ネットで調べたりする前に、海外で自分で聞いてみるのが一番なんだよ(笑)。

僕は、空港の観光案内所へ行って、おねえさんにパタヤへの行き方を聞いてみた。
すると、「North & Northeasternからパタヤ行きのバスがある」とのこと。

空港からないのかと聞くと、「空港からは1日3本あるが、次の出発は午後7時」との返事だ。
午後7時まで空港へ時間をつぶすわけにはいかない。

空港の外で「59番」のバスに乗る。
59番のバスは、カオサンとドンムアン空港を結んでいる。

8月25日には、僕自身カオサンから乗って空港へ来た。
単純にカオサンとドンムアン空港の間に北バスターミナルはあるだろう、と考えたわけだね。

バス停でオーストラリア人のカップルがカオサンへ行くバスを僕に聞いてきた。
それで、一緒に59番に乗った。

そして、大声でカオサンの話をしていた。
料金を払おうとすると、車掌が「このバスはカオサンへ行かない」と言う。

わけがわからないが、途中で降ろしてもらった(バス代は取られなかった)。
降りたバス停でオーストラリア人カップルに「次に来た59番に乗ったらいい」とアドバイスする。

そして、僕はやってきた29番のエアコンバスに乗り込んだ。
29番は、空港とホアランポーン駅を結んでいる。

どちらにしても、北バスターミナルの近くを通るはずだからね。
ところが、この29番は僕が乗ってしばらくしたら、エンストしてしまった(汗)。

おいおい、とことんついてないね(笑)。
こうなったら、タクシーで行くしかない。

通りかかったタクシーを止めて、「ノースバスターミナル!」と言っても、通じない。
結局3台目の運転手が、何とかわかってくれた。

タクシーの運転手が、「チェンマイへ行くのか?」「エアコンか?」など聞いてくる。
「パタヤビーチ!」「エアコン!」と答えていると、タクシーはエアコン車の並ぶターミナルへ着いた。

タクシーはメーターで39Bだったが、40B払ってお釣りはもらわない。
1994年の北バスターミナルは、とにかくだだっ広かった。

しかもタイ文字だらけで、なにがどこにあるのか、さっぱりわけがわからない。
空港でもらったパンフレットにタイ文字で「パタヤ」と書いたものがあった。

それを見せながら、「パタヤ!」「パタヤ!」と聞きまくる。
すると指差された先にただ一つ「PATAYA」という英文字が見えた。

すぐに切符を買って乗り込む。
これはバスの番号が01番、座席が43番、料金が67B、出発時刻は午後3時半。

43番の座席は、一番後ろの右側の席。
つまり、僕が乗り込んだらすぐに出発した。

バンコクからパタヤへの道は、工場と新興住宅プロジェクトと、ごみごみした町並みが続く。
農村風景はほとんど見られなかった。

そのうち雨が降りだした。
8月31日なのだから、雨季の真っ最中だ。

空がどんよりと曇ってきて、あまり心躍る景色ではない。
結局、3時間たって、午後6時半、大きな道からぐるっと右へ入って停まる。

小さなバスターミナル。
これが、パタヤなのだろうか。

全く賑やかさがない。
でもみんなが降りるので、間違いなくパタヤのどこかには着いたようだ。

雨はますます強く降ってくる。
だんだんと暗くなり、本格的に夜が迫ってくる。

はてさて、自分がどこにいるのかわからない。
でもとにかく、他の人のやるとおりに、小型のバスに乗り換える。

雨は土砂降りに変化し、「こりゃ失敗したな(涙)」と思う。
ただそういう追い詰められた時になると、世界旅行者はニヤッと笑う。

「神がまた試練を与えたな」と、思うわけだ。
別に雨季のパタヤの夜にやってきたって、問題はない。

パタヤはそんなに人気のビーチでもないし、しかも現在はオフシーズンだ。
ホテルは見つかるに決まっているからね。

問題は、ホテルを念入りに捜す時間の余裕がないってことだけど。
一緒の小型バスに乗っている白人の中年男性に、状況を確認する。

どうやら、パタヤビーチの北から南へと、ビーチ沿いに南へ走っているようだ。
右手に、海岸線があり、左手に建物があるからね。

しばらく走ると、ネオンがまぶしい店の連なりが見える。
これはこれは、完全なショッピングセンターがあるよ。

10年前とは全く違う。
でもまあ、ビーチ沿いにちょっと入ったところに、なにか安ホテルはあるだろう。

あんまり南へ行き過ぎて、ビーチの端っこへ行っても困る。
そこで、ケンタッキーフライドチキンの店が見えたところで、バスを降りました。

【旅行哲学】海外旅行は、現地で聞いて自分の頭を使えば、何とかなるもの。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/pataya.htm

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