
2008/05/04 - 2008/05/04
54位(同エリア118件中)
ゆんこさん
昨日3日の函館方面「五稜郭・松前城」の桜巡りに続いて、今日は「しずない」の「日本の道100選」「さくら名所100選」などにも選ばれた「二十間道路の桜並木」へ。
距離は、函館よりも短くて片道140kmほどとそうでもないのですが、2日の新聞に「しずない二十間道路の桜、満開」と出てしまったため、一本道の桜並木の混雑は相当なことが予想される。
と言うことで、2日連続の早朝出発!さすがにちょっときついわ〜(泣)
二十間道路は、「馬産地」としても有名な場所にあり、回りには名の知れた名馬も出ている牧場も数多くあるところ。
桜並木の中間くらいには、地元の高校もあり「授業中につきお静かに願います」という、立て札もあるほど!
なので、駐車帯も決められるなど規制もかなり厳しい!
でも、それだけの思いをして見るだけの価値は充分過ぎるくらい、見事としかいいようがないものでした。
子供達が小さいときには、よく「牧場巡り」をしたのでこの辺にも何度も来たことがあるけど、桜の時期には来た事が無い(ちょうど繁殖時期でもあるので見学できないしね)…と言うより、混雑を避けてあえて来なかったとも言える。
それがここ2、3年は、段々と「花巡り」の旅が多くなり…(年のせい?とは言わないで…笑)
昨年は、「チューリップ」「芝桜」「梅」と見てまわったので、今年は「桜巡り」ということでしょうか♪
3日4日と二日間とも、お天気に恵まれまさしく「花見日和」
でも、さすがに韓国旅行から帰ってきてすぐの2日連続早朝出発はきつく、昨日の午後はダウンしてしまいました(泣)
この後、「韓国旅行記」にも取り掛からなければ…
-
昨日に引き続き朝5時半の出発。
午前8時には到着の予定なので、楽勝♪…かと思いきや、思いのほか車が多い!
みんな考えることは同じなのね〜^^;
近づくにつれ、亀の歩みのような流れに…
そのおかげで、両側に現れた桜並木を堪能しながら車は進み…(私だけ♪) -
桜並木の中間くらいに「駐車帯」(それ以外は駐停車禁止ですよ〜)があるけど、既に満車状態!
でも、運よく既に見物を終えたのか(何時に来たんだ?)、出る車があったのでそこへ駐車することが出来ました。 -
【二十間道路の由来】
明治五年、当時の北海道開拓使長官の「黒田清隆」が、静内を訪れた際に、馬が群れを成して生息しているのを見てこの場所が馬の産馬改良に適していると判断したことから、近隣一帯が牧場としてひらけた。
そのときに、皇族の行啓道路として作られたのがこの道路で、幅二十間(36m)延長8キロメートルあることからいつしか「二十間道路」と呼ばれるようになった。
桜は、大正5年から近隣の山の蝦夷山桜を植えたのが始まりといわれている。 -
延長8kmもあるのでどこから眺めても、同じ景色がずっと続く。
車で通り過ぎるだけでも、桜並木の見事さは堪能できるけど、ここはやっぱり歩いてみないと…!
駐車できたところは、これまた運よく、「花のトンネル」のすぐそばだったのでまずはそこへ。
これは、車で来た方向を写しています。 -
さぁ「花のトンネル」が見えてきました♪
でも、二十間道路そのものも大きな花のトンネルなんですよね。 -
圧倒されるくらいの桜のトンネルに、ため息しか出ません。
歩いている人ものんびりとしています。 -
人が歩けるのは途中まで。
途中からは立ち入り禁止になっているので、このような人が写らない写真が撮れます。 -
前の一枚が、夫の撮った写真。
こっちのが私の撮った写真。
どっちがうまいかは、けんかになるので敢えて判定ナシと言うことで…(笑) -
折り返しの場所から撮ってみました。
同じ「花のトンネル」でも雰囲気が違いますね。 -
ちょっと離れた所から見た「花のトンネル」
本当にピンクの道路ですね。 -
さて、3日から始まった桜祭りの期間中、皇族がご使用になられ、国宝級の品々も展示されている「龍雲閣」が一般公開されます。
9時からの公開にあわせ、約2kmの道のりを桜並木の中を歩いて行ってみることにしました。 -
さすがに2kmもあるとなると、歩いている人の数も少なくなり…
(龍雲閣には駐車できないと聞いていたので歩くか、貸し自転車に乗るしかない!)
そのおかげで、充分桜並木を堪能できました♪
天気予報は、曇りで12度前後と肌寒いのを覚悟してきたのに、良い意味で予報がはずれ(笑)、汗ばむほどの気温と日差しでした。(やっぱり私は晴れ女♪) -
「龍雲閣」の向かい側にあった、趣のある家が素敵でした。
当時としては、きっと珍しい洋風建築だったんだろうな、と思ったら…
「旧・御料牧場事務所」
1920年に落成され、1970年まで使用されていました。
大正期の洋風事務所建築として、又、種蓄場の記念建造物として貴重と言われている。 -
「龍雲閣」
明治期の御料牧場時代には、皇族を始め高位高官の方々をお迎えする機会が多いため貴賓の方々の宿泊所として明治42年に竣工。
当時の静内町の年間予算に匹敵するほどの費用を投じて建立された。
9時公開だけど、9時前には既に沢山の人が…
そして、車も停められる…
まぁいいっか! 気持ちよくお散歩できたんだから♪ -
天皇陛下、美智子様もおいでになったようです。
一応写真を撮っていいかどうか、確認してから撮りました。 -
さすが、廊下の明かりも「菊のご紋」です。
-
多分このお部屋に、お泊りになられたのですね。
国宝級の「狩野探幽の屏風」などがあります。
でも、立派なのはこのお部屋くらいで後は、質素な板張りで、冬などはさぞかし寒いだろうなと言う造りでした。 -
先ほどの、天皇陛下のお写真にあった、天皇陛下と美智子様が立たれていた場所です。
中々出来ない経験に、ちょっとドキドキ… -
「龍雲閣」の名付け親と言うべき、国宝級「伊藤博邦公の揮毫額」
-
と、言いつつしっかりと同じ場所で写真を撮ってしまっています^^;
-
「龍雲閣」から、中心部まで戻ることになりますが、さすがにここまで歩いてくる人の姿も見えず…
桜並木だけが続いています。 -
中心部に近づくにつれ、駐車帯に停まろうとする車で渋滞になっていました。
この時午前9時44分。
これを見ると、いい時にギリギリ来たんだな〜、と実感! -
よく見えないかもしれませんが、桜が本当に「舞い散る」瞬間を何度も目にし…
しつこいくらいに「サクラ舞い散る…ヒュルリ〜ラ〜」とついつい口ずさんでしまいます。(笑) -
さぁ、今来た車の渋滞と、これから帰ろうとする車の渋滞で、混沌とした状態になってきました。
満開・行楽日和の今日はかなりの混雑になるんでしょうね。 -
渋滞を覚悟して、車の列の中へ…
どっちにしても、抜けなければ替えることが出来ないものね。
それにしても、車の動きよりも歩いたほうが早い!
と言うことで、私は車を降り、またまた色々写真を撮っていましたが、そのうち渋滞の列の中にいる我が家の車を撮って見る事を思いつきました♪
渋滞の列の中の愛車「プリウス君」です。(笑) -
帰り道、来た道をまっすぐ戻らず、「サラブレット銀座」と呼ばれている、牧場ロードを抜けていくことに。
ここもよく来ました。
ちょうど子馬も生まれて2ヶ月くらいたった頃で、母馬のお乳を飲んだり草の上に寝そべったりと可愛い姿を見せてくれています。
いつ見ても、のどかな風景です。 -
馬達が草を食んでいるはるか向こうに、先ほど通った「二十間道路の桜並木」が見えます。
このあと「オグリキャップ」に会いに行こうと思いましたが、「ナリタブライアン」のお墓があるところに移転してたみたい…
久々に、可愛いお馬さんたちの姿も見ることができ、大満足の今年の「お花見」はとりあえずこれで終了です。
……とりあえず・完……
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
5
27