2008/04/26 - 2008/04/26
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ヴォルさん
彼女が暗殺された時、何故一旦倒れても自力で起き上がり、歩くことができたのか?心臓を一突きされたのに?というのが長年の謎でした。実際にその時に着用していたドレスを見て、納得できました。…とはいうものの、ホントにホント?という疑問もまだあります。だって損傷が小さ過ぎるんですもの!
- 交通手段
- 鉄道
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ハンガリー最大の博物館
1847年完成のネオクラシック様式。8本のコリント様式の柱が特徴
国立オペラ劇場同様、館内での写真撮影は撮影用料金が必要国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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エントランスに入って歴史ある建物、シャンデリア、絵画に圧倒される
広い博物館。迷っている時間はないので、まずインフォメーションに。「シシィが暗殺された時に着ていたドレスが見たい」というと、お兄さんは不思議そうな顔をしつつ、やすりを胸に刺すジェスチャー付(笑)で「エルジェーベト皇后?亡くなった時の?」と確認しながら、丁寧に「15番の部屋。階段上がって右に行って…」と説明してくれました(^^) -
歴史ある建物に入ると何処も美しい天井画でいっぱい。いつも上を向いていて、首が痛くなる(笑)
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ドームから燦々と降り注ぐ日の光。日の光に照らされて映える天井や柱の装飾
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ハンガリーの政治家フェレンツ・デアーク(Frencz Deak)の葬儀(1876/01/31)で棺に花輪を手向けたエルジェーベト
彼はオーストリアからの非暴力的な方法による独立を薦めていたそうです -
1867年、Mihaly Horvath司教より1848年革命(ヨーロッパ各地で起こった革命。2月にフランスで発生し、欧州各地に伝播)の講義を受けるエルジェーベト。二女ギーゼラ、長男ルドルフ皇太子も一緒に受講?
オーストリアの革命の始まりはハンガリーから
エルジェーベトはマジャル語をマスターし、ハンガリーの歴史をよく学んでいた為、国民に愛されたと言うけれど、こういう絵も残っているんですね -
1898年9月10日ジュネーヴのレマン湖ほとりで、イタリア人無政府主義者ルイジ・ルケーニに暗殺された時に着ていたドレス
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身長172cmにして、ウエストが50cmとか52cmと言われるエルジェーベト。4人の子供を産んで、このドレスを着ていた暗殺時61歳までこの体型。体型を維持する為の美容体操器具や体重計も残っているけれど、本当にたいした努力です!天晴☆
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ルケーニはやすりで刺したと言われています。でも刺された時にエルジェーベトは一旦倒れても起き上がり、しばらく自力で歩いたとも。それがずっと不思議だったのだけれど、ドレスを見て納得。なんだ!この損傷の小ささは!!これでは外出血は殆ど目立たず、誰にもわからなかったのも頷けます。ルケーニ、どんだけやすりを研いだんだ!
ガラスケースにへばりつくように見て、ようやくわかった穴です。本当にこの穴なのか?ちょっと小さ過ぎない???
※写真の矢印はブログアップ時に私が加工したものです -
1.凶器は胸部の皮下8.5cmに達していた
2.凶器は肋骨を砕いていた
3.凶器は肺から心臓を貫通
4.しかし、凶器の通った経路が狭いため、出血は少しずつ
5.よって、心臓停止までに時間がかかった
実物を見ると納得できる…とは思ったものの、ホントにあの小さな穴なのか?でも他にドレスに損傷は見られなかったからなぁ -
エルジェーベトが亡くなった時の記念コイン?
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ルドルフ皇太子とフランツ・ヨージェフ皇帝を描いたマグカップ
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失敗…。この写真に写っている人達を覚えてない(^_^;)。フランツ・ヨージェフとエルジェーベトはわかるとして、その他は誰???
ルドルフ一家3人とギーゼラの子供達?でもギーゼラやその子供達とは疎遠だったはず
というわけで、わかりません -
ハンガリー民族衣装風のドレス
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後ろはかなり長いトレーン
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フランツ・ヨージェフ皇帝とエルジェーベト皇后
マーチャーシュ教会での戴冠式の絵? -
衣装もたくさん展示されていて、ゆっくり見たかったけれど時間が…(T_T)
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家具も展示されていたり…
第一次世界大戦、第二次世界大戦…と続くのだけれど、この後は駆け足で見て博物館を後にしました
全体的に英語表記があまりなくて苦労しました。解説はマジャル語とドイツ語が殆ど
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆきさん 2009/05/18 11:56:14
- 写真が上手すぎ!
- こんにちは〜。
奇跡のように、あの黒ドレスがきれいに撮れていますね。
わたしには無理でした。あんなに光がはいって、反射して難しい場所にあるなんて、実際に自分で行ってみなければわかりませんでした。
この写真、本当に貴重な財産ですよ!
ルドルフのこのマグカップ、なんだかおみやげ品みたいだったので、売店でレプリカのひとつも売っていないだろうか、と期待していたのですが、まあ‥‥ハプスブルクのグッズだから、あるわけないか‥‥しかもシシィならまだしも、フランツ・ヨーゼフだし。
ああ、でも、このカップ、ほしい〜。
ほかの部屋の写真も拝見して、懐かしい〜と思いました。シシィドレス部屋の近くですね、
- ヴォルさん からの返信 2009/05/18 23:10:36
- RE: 写真が上手すぎ!
- ゆきさん、いらっしゃいませ(^^)
お褒め頂き、光栄です☆
本当にあの場所、写真を撮るにはサイアクの環境ですよね(;^_^A 光が反射し過ぎて、自分が写り込まないようにするのに四苦八苦。そして被写体がちゃんと見えるようにするのにも四苦八苦。かれこれ20分以上は試行錯誤したと思います(苦笑)
そう言えば、あの博物館ってショップありましたっけ?思いがけず写真で時間を費やしてしまったので、駆け足だったので。
そんなこんなでハプスブルク関連以外の部分は、興味のある民族衣装や家具の所も大急ぎだったので、あまり見れなかったんです(;^_^A
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